日本版『怪物』第1・2話を見てから、韓国のオリジナル版『怪物』第1・2話も見てみた、姉です。
WOWOWの連続ドラマW『怪物』は、2021年に韓国で放送された同名ドラマを日本でリメイクした作品。
25年前に妹が失踪し、その事件で容疑者にもなった警察官・富樫浩之と、東京から異動してきたキャリア警察官・八代真人が、現在起きた事件を追っていくサスペンスだ。
日本版を2話まで見て、今のところ一番好印象なのはキャスト。
こういう「誰が犯人なのか」を追うドラマでは、出演者を見た瞬間に犯人の予想がついてしまうと少し興ざめする。
その点、日本版『怪物』は誰が犯人でもおかしくなさそうな俳優さんがそろっていて、今のところかなり楽しめそう。
誰が犯人でもおかしくなさそうなキャストがいい
日本版で富樫を演じるのは安田顕さん。
そして、富樫を疑いながら事件を追う八代を水上恒司さんが演じる。
ほかにも剛力彩芽さん、小手伸也さん、橋本じゅんさん、光石研さん、高畑淳子さん、渡部篤郎さんなど、見覚えのある俳優さんがずらり。
この顔ぶれを見ると、
「この人が怪しい」
と思える人が何人もいる。
サスペンスでは、これくらい誰を疑っても成立しそうなキャストのほうが楽しい。
有名俳優がひとりだけ妙に怪しい役で出てくると、それだけで予想が絞れてしまうこともある。
今回はその心配はなさそう。
第2話まででは当然まだ誰が犯人かわからない
日本版は全10話。
第1話・第2話の段階では、誰が犯人なのかはもちろんまだわからない。
登場人物それぞれに何かありそうだし、富樫にも八代にも隠していることがある。
過去の事件と現在の事件がどうつながるのかも、まだほとんど見えてこない。
この段階では、
「この人も怪しいし、あの人も怪しい」
くらいで見るのがちょうどいい。
ただ、日本版は韓国ドラマのリメイク。
もし結末まで大きく変えていないなら、オリジナルを見ている人にはかなり早い段階で先が読めるのかもしれない。
韓国版は俳優を知らないぶん先入観なく見られる
そこで気になって、WOWOWで配信されている韓国版『怪物』も第1話・第2話まで見てみた。
私は韓国ドラマを普段そこまで多く見るわけではない。
そのため、出演している俳優さんを見ても、
「この人は有名だから重要人物だろう」
「この俳優さんなら犯人役かもしれない」
といった予想がまったくできない。
これはサスペンスを見るうえでは意外と大きい。
全員をほぼフラットな状態で疑える。
「誰が犯人なのか」を楽しむ『怪物』のような作品については、この点だけなら韓国版のほうが自分には向いているのかもしれない。
全10話の日本版と全16話の韓国版
まだ両方とも2話までしか見ていないので、どちらがいいとは言えない。
ただ、ひとつ違いを感じたのが話数。
日本版は全10話なのに対し、韓国版は全16話。
そのためか、韓国版のほうが人物や場面をひとつひとつ細かく描いている印象がある。
日本版は同じ物語を10話にまとめる必要があるので、今後どこを削り、どこを残すのかも気になる。
単純に短くするだけなのか。
日本版独自の展開を入れてくるのか。
両方見れば、その違いも楽しめそう。
韓国版を先に最後まで見てしまいそう
問題は、日本版の続きが気になること。
韓国版はすでに全16話を見ることができる。
一方、日本版は毎週放送。
先が気になるタイプのサスペンスなので、
「韓国版を先に最後まで見てしまおうかな」
という気持ちになる。
そうすると当然、日本版を見る時には犯人や結末を知った状態になる可能性がある。
純粋に「犯人は誰だろう」と楽しむことはできなくなるけれど、その代わり、
「日本版ではここをどう変えたのか」
「この人物を日本版ではこう演じるのか」
というリメイクならではの比較ができる。
これはこれで面白そう。
まとめ|日本版はキャスト、韓国版は先入観なしで見られる面白さ
日本版『怪物』を第2話まで見た時点では、かなり好印象。
特に、誰が犯人でもおかしくなさそうなキャストがそろっているところが、この手のサスペンスには合っている。
一方、韓国版は出演者についてほとんど知らないため、誰にも先入観を持たずに見られるのが面白い。
日本版は全10話、韓国版は全16話。
まだ2話ずつしか見ていないので優劣をつける段階ではないけれど、同じ物語をそれぞれどう描くのか見比べる楽しみができた。
ただ、先が気になるので韓国版を先に全部見てしまいそうな気はしている。
