7月11日から始まったテレビ東京のドラマ『能面検事』第1話を見てみた、姉です。
第1話は15分拡大スペシャル。
原作は中山七里さんの小説で、「無表情な主人公ゆえに映像化不可能」とまで言われた作品とのこと。
なので一番気になっていたのは、上川隆也さん演じる不破俊太郎の“能面”ぶり。
ずっと無表情の主人公って、ドラマにすると不自然にならないのかなと思っていたけれど、実際に見てみると思った以上に違和感がない。
むしろ上川隆也さんだからこそ、安心して見られる主人公になっていた。
上川隆也さんの「能面検事」が思った以上に自然
不破は大阪地検のエース検事。
誰に対しても忖度せず、ほとんど表情も変えないことから周囲には「能面」と呼ばれている。
この設定だけ聞くと、かなり癖の強い主人公。
でも上川隆也さんが演じると、無理に無表情を作っている感じがあまりない。
声のトーンや目線、間の取り方だけで、不破が何を考えているのかわからない不気味さと、頭の中ではかなり先まで考えていそうな感じが出ている。
表情が少ないぶん、ちょっとした動きや言葉が気になる。
第1話を見た限りでは、この主人公はかなり見やすかった。
惣領との温度差も見やすい
不破と組む新人検察事務官・惣領美晴は、不破とは正反対。
思ったことがすぐ顔に出る。
だから無表情の不破と並ぶと、2人の温度差がわかりやすい。
不破だけがずっと無表情だとドラマ全体まで重くなりそうだけれど、惣領が驚いたり戸惑ったりしてくれるので、見ているこちらも入りやすい。
不破の考えていることがわからない時に、惣領も同じように「何を考えているの?」という反応をしてくれる。
この組み合わせは今後も見やすそう。
大阪が舞台なので関西弁も気になる
舞台は大阪地検。
そのため、ドラマの中では関西弁を話す人物もちらほら出てくる。
私は関西弁を話せないので細かな違いはわからない。
ただ、関西出身の大西流星さんと一緒に話す場面が多かったこともあって、観月ありささんの関西弁が少し気になった。
「これで合っているのかな?」
と思いながら聞いていた。
気のせいかもしれない。
内容とはほとんど関係ないけれど、大阪が舞台のドラマなので、こういうところもつい耳に入ってくる。
初回から重い事件でも、不破は淡々としている
第1話で扱うのは女子高生殺人事件。
かなり重い内容。
被疑者には過去の痴漢事件もあり、証拠だけ見れば犯人と思われてもおかしくない。
それでも不破は、周囲の空気や先入観に流されない。
感情的に被疑者をかばうわけでもなく、警察の捜査を頭から否定するわけでもない。
ただ淡々と、
「本当にこの人が犯人なのか」
を確かめていく。
“忖度しない”という設定が、単なる変人キャラではなく、事件を見る姿勢につながっているのがよかった。
原作未読なので先の展開がまったくわからない
私は中山七里さんの原作『能面検事』を読まずにドラマを見ている。
なので、この先どうなるのかはまったく知らない。
不破が毎回違う事件を解決していくのか。
それとも大阪地検そのものに関わる大きな話が動いていくのか。
今のところ予備知識がないぶん、素直に続きを楽しめそう。
原作を知っている人とはまた違う見方になるのだと思う。
まとめ|“映像化不可能”でも上川隆也さんなら違和感なし
『能面検事』第1話で一番気になっていたのは、無表情の主人公をどう見せるのかということだった。
でも実際に見てみると、上川隆也さん演じる不破には思った以上に違和感がなかった。
むしろ表情を動かさないからこそ、言葉や視線が気になる。
惣領との温度差も見やすく、初回の重い事件も最後まで楽しむことができた。
原作未読でこの先の展開もわからないので、大阪地検の“能面検事”が次はどんな事件に向き合うのか、もう少し見てみようと思う。

