新しく始まったWOWOWオリジナルドラマ『I,KILL(アイキル)』第1話を見てみた、姉です。
舞台は関ヶ原の戦いから35年後なので、1635年頃の徳川家光の時代。
そこへ現れるのが、“群凶(ぐんきょう)”と呼ばれる人を喰らう生きた屍。
つまり、江戸時代にゾンビ?
過去にもゾンビやヴァンパイア、鬼など、人ならざるものと戦う作品はたくさん見てきたので、設定だけならどこかで見たことがあるような気もする。
ただ、WOWOWと松竹・松竹京都撮影所が組んで作る時代劇×サバイバルスリラー。
第1話を見たところでは、群凶そのものより「この設定を時代劇の中でどう見せていくのか」が気になった。
舞台は徳川家光の時代
主人公のお凛は、忍びだった過去を隠し、医師・源三郎の助手として、血のつながらない娘・トキと暮らしている。
そんな日常の中に突然現れるのが群凶。
舞台は1635年頃。
当然、現代のような銃火器や通信手段はない。
そんな時代に大量の群凶が現れたら、どうやって逃げ、どうやって戦うのか。
ゾンビもの自体は珍しくなくても、江戸時代というだけでかなり状況は変わる。
個人的には、怪物そのものより、この時代設定をどう生かすのかに興味がある。
“群凶”は昼間でも普通に動く
第1話でまず気になったのが、最初の群凶が昼間に登場したこと。
こういう化け物というと、夜になると活発になったり、太陽の光を嫌ったりするイメージがある。
ところが『I,KILL』の群凶は、明るいうちからかなりアグレッシブ。
どうやら夜行性というわけではなさそう。
さらに、群凶に噛まれた人間も群凶になってしまう。
このあたりは、かなり王道のゾンビ設定。
今後、この作品ならではの特徴がどこまで出てくるのかが気になる。
どこかで見たことがある設定だからこそ、その先が気になる
人を喰らう怪物が現れ、それに噛まれた人も怪物になる。
主人公には何やら過去がある。
こう並べると、
「どこかで見たことがあるような……」
という感じはどうしてもする。
ゾンビものでも、ヴァンパイアものでも、鬼退治ものでも、似た要素を持つ作品はいくらでもある。
でも、制作側もそんなことは当然わかったうえで作っているはず。
ならば、そこから何を変えてくるのか。
群凶とはそもそも何なのか。
なぜこの時代に現れたのか。
そして物語が最後にどこへ着地するのか。
全6話ということもあり、あまり寄り道せず進みそうなので、そのあたりに期待したい。
WOWOW×松竹京都撮影所の時代劇部分にも期待
今回の作品で楽しみなのが、時代劇としての部分。
WOWOWと松竹、松竹京都撮影所が組んで制作しているので、江戸時代の町並みや衣装、殺陣なども見どころになりそう。
単に「時代劇の格好をしたゾンビもの」になるのか、それとも時代劇としての世界観に群凶がきちんと溶け込むのか。
第1話を見た時点では、まだ判断するには早い。
ただ、時代劇とサバイバルスリラーという組み合わせには、もう少し付き合ってみたいと思った。
高橋克実さんを今期いろいろなドラマで見る
そういえば、医師・源三郎を演じる高橋克実さん。
この『I,KILL』だけでなく、現在見ている『失踪人捜索班 消えた真実』では捜査一課長・奥澤、『べらぼう』では駿河屋を演じている。
現代劇の刑事から江戸時代の人物まで、今期はやたら高橋克実さんを見る。
日曜日は『べらぼう』を見たあとに『I,KILL』を見ることになるので、どちらも江戸時代なのがちょっと面白い。
同じ俳優さんでも役が違えば当然別人なのだけれど、
「また高橋克実さんだ」
と思ってしまう。
まとめ|既視感はある。でも江戸時代でどう料理するのか見てみたい
『I,KILL』第1話は、江戸時代を舞台にしたゾンビもの、と言ってしまえばかなりわかりやすい。
群凶に噛まれれば群凶になるなど、設定には王道の部分も多く、
「どこかで見たことがあるような」
という感覚も少しあった。
ただ、その設定を江戸時代に持ち込み、WOWOWと松竹京都撮影所がどう料理するのかは気になる。
群凶の正体や物語の行き先もまだほとんどわからない。
全6話なので、とりあえず次回も見てみようと思う。
