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BLOOD & SWEAT 第5話 感想|深まる疑惑と揺れる信頼

ドラマ感想(コラム)
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5月3日に配信開始されたWOWOW 連続ドラマW「BLOOD & SWEAT」の第5話(Episode 5)を見てみた。少しずつわかってくることはあっても謎はさらに深まる…ちょっとネタバレ含む感想、気になることや考察など書いていきます。

「BLOOD & SWEAT」 (全8話)は、WOWOWが送る国際共同製作プロジェクト!日本とフィンランドを舞台に、2人の刑事が国を越えて連続猟奇殺人事件の真相に迫る衝撃のクライムサスペンス。

どんな感じのドラマなのかWOWOWさんのHPから引用させて頂きます。

全身の血を抜かれ奇妙な焼き印を押された死体が、日本とフィンランドで発見された。連続猟奇殺人事件の真相を追い、2人の刑事がバディとなり事件解決へ向けて奔走する。

日本の警視庁捜査一課の刑事・涼宮亜希を演じるのは、老若男女問わず圧倒的支持を受ける俳優、杏。フィンランド国家捜査局FNBIの刑事ヨン・ライネを演じるのは、フィンランドの国民的俳優ヤスペル・ペーコネン。

さらに、濱田岳、高杉真宙、時任勇気、早乙女太一、國村隼ら実力派俳優が共演。日本とフィンランド、およそ7800kmもの距離を越えて2人の刑事がたどり着く想像を絶する真実。人間という弱くもろい魔物が繰り広げる美しいほど残酷な事件の結末を、ぜひその目で確かめていただきたい。

WOWOW HPより

【キャスト】(敬称略)

涼宮亜希→杏
警視庁捜査一課の刑事。事件現場での嗅覚と執着心は人一倍で、数々の難事件を解決してきた優秀な人物。父親は公安の元トップだが、決してその影響力にすがろうとはしない。

ヨン・ライネ→ヤスペル・ペーコネン
フィンランド国家捜査局の刑事。犯罪者の心理を細部まで理解しようとする熱心で優秀な刑事だが、ある出来事をきっかけに心に傷を抱えている。亜希とバディを組み、捜査に当たる。

高木啓介→濱田岳
捜査一課の刑事。明るく情に厚い高木は、破天荒な亜希に軽口をたたきながらも寄り添い、根気強く支えるよき相棒。フィンランドで捜査に当たる亜希を日本からバックアップする。

涼宮龍二→高杉真宙
亜希の弟で優秀な刑事。組織を重んじる自分と違い、なりふり構わず突き進んでいく亜希をどこか羨み、コンプレックスを抱いてもいる。父の意向で捜査一課に配属されることに。

田中博文→早乙女太一
亜希のためにフィンランド国家捜査局が手配した日本人通訳。包み込むような優しさで、日本を離れて暮らす亜希をバックアップしていく。

涼宮徳朗→國村隼
元公安のトップで、現在も警察上層部に多大な影響力を持つ。厳格な人物で涼宮家の伝統を重んじる。涼宮家の人間として自分の意のままに動かない亜希の前にたびたび立ちはだかる。

正忠→時任勇気
陸軍少佐。第二次世界大戦時にソ連軍への諜報活動のためフィンランドへ派遣された。物語が進むにつれ徐々に正体が明らかになっていく。

ヴェリ→エリアス・サロネン
正忠と同じ世界線に生きるフィンランド兵。

ルーカス→マーリン・ローズ
正忠と同じ世界線に生きるドイツ兵。

ニコ・サロネン→ミッコ・ノウシアイネン
フィンランド国家捜査局の主任警部。フィンランドでの捜査を指揮する。

カトリーナ・サルミ→アリナ・トムニコフ
ヨンの長年の相棒で刑事。亜希、ヨンとともにフィンランドでの捜査に当たる。

ゼター→ゼファン・スミス=グナイスト
ヨンの捜査に協力するドイツ人の天才ハッカー。

ヴィルヤミ・クロゲル→アンティ・レイニ
フィンランド国家捜査局の支局長で、ニコとともにフィンランドでの捜査を指揮する。

北島→古舘寛治
日本のとある田舎町にある警察署の副所長。

ゲン→吹越満
児童養護施設の校務員。

涼宮誠一→福士誠治
元警備局外事担当で11年前に他界した亜希の兄。

広沢隆→岩谷健司
捜査一課長で亜希の上司。

【あらすじ】

カトリーナと一緒にいたヨンは事情聴取を受け、事件の担当から外れることに。一方、カトリーナの自宅で見つかったUSBデータの解析を頼まれた亜希はゼターに相談する。解析の結果、本鹿山神社の神木が保管されている場所が分かる。単身その倉庫に捜査のために向かった亜希は、意外な人物が自分を待ち伏せしていることを知る。

WOWOW HPより

ということで、早速どんな感じなのか見てみた。

内容に関してはあまり詳しく書きませんが、少しネタバレも含む感想と気になったことなど書いていきます。

ここから一部ネタバレを含みます。

戦時中のエピソードの続き

前回同様、冒頭は1941年11月、第二次世界大戦当時のフィンランドで出会った3人の話。

フィンランド兵・ヴェリ、ドイツ兵・ルーカス、日本の陸軍少佐で諜報員・正忠 が戦場で出会い、ソ連軍の兵士たちに捕まり、3人はフィンランドのソ連の占領地にある捕虜収容所へ。
「捕虜を全員処刑し東へ退去せよ」と伝令がくるが、将校は弾が不足していることから、捕虜に使うのは惜しいので「いい考えがある」と、ヴェリ、ルーカス、正忠にそれぞれ3つの道具を渡し、捕虜のいる小屋へ入れ、3人は命乞いする捕虜仲間を殺害する。

将校は殺害すれば解放すると約束するがそれを反故にしようとする。正忠は隙を見て将校の刀を取り、将校とソ連兵の2人を殺害。ヴェリとルーカスの縄を切り3人で逃げる。

そこに白い鹿が現れ、ルーカスは2人の肩を借りながら森の中を鹿について歩いていくと、そこには家があり、「シャーマンの儀式で使われて、ほんの少量を摂取するだけでも心が解放されて至福の感覚を得られるらしい。」という瓶に入った「乾燥ベニテングダケ」を見つける。

効果はわからないが、限界が来てるルーカスに乾燥ベニテングダケをサウナで試そう、と言っていると、ソ連兵が激しくドアを叩き、「中にいるんだろ、出てこい!」…と前回はここまで。

第5話では、

家に隠れていた3人はロシア兵(2人)に見つかってしまう。
そこに白い鹿が現れ、ロシア兵は鹿を撃つ。

それを見た正忠は剣を抜きロシア兵に襲いかかり、ヴェリとルーカスはもう1人のロシア兵の銃を奪いロシア兵を撃ち3人は助かる。

3人は撃たれた鹿の元へ、鹿はまだ息がある。
正忠 俺の故郷、鹿山では鹿の神様の言い伝えがある「神鹿様」だ。鹿は生贄に捧げられ神々の国に帰る。鹿の体は神聖で儀式で摂取した者を清め力を与える。
ヴェリ 血も神聖なのか?
正忠 そうだ。お告げに違いない。自らを清め生きる力を取り戻そう。祈りは覚えている。
うなずく2人。
上を見上げると空にはオーロラ。正忠は刀を抜いて、日本語で「どうぞ神々の国へお帰りください」といい、鹿の喉を切る。

隠れていた家の中のサウナで、正忠は儀式をする簡単な祭壇のようなものを作り、正座をして頭を下げ、何か(多分鹿の内蔵?心臓?)を潰してそれをルーカスの体に塗り、ヴェリは乾燥ベニテングダケ?(多分)を火に?くべ、鹿の血を水に混ぜた液体をサウナの石の上にかける(蒸発する)。

正忠は日本語で「鹿山に神留坐す神鹿の尊神に申さく 阿南妙なる哉 たくづのの白き御姿 その神力で我らの罪を許したまえ 清めたまえと申す」と唱える。
3人は代わる代わる鹿の血を親指で相手の額に塗る。そして3人は血の入った水を石にかけ、捕虜を殺害したことを思い出しながらサウナをする。
外の空には神秘的なオーロラ。

翌朝、鹿を埋めて墓のように板を立てた前で、
正忠 神鹿様は我々の命と魂を救うために現れた。
ヴェリ 先祖と同じ様に祈りを捧げたい。
ルーカス なぜ俺たちを?
正忠 答えは自分たちで見つけるしかない。これから先何が起きようと我々3人は兄弟だ。奇跡の血で結ばれた。
3人はその場をあとにする。
鹿を埋めた場所に立てた板には、例のシンボルマークが描いてある…と今回はここまで。

☑️3人の前に現れた「白い鹿」。1回目は捕虜となる前に、2回目は捕虜を殺害した後にソ連兵から逃げている時に、そして3回目は逃げこんだ家がソ連兵に見つかり万事休すと思われた時に。同じ鹿かはわからないけれど、3回目の登場でソ連兵が鹿を撃つことで、3人は命が救われたと思ったようで、正忠は儀式めいたことをした。

そして今回、新たにわかったことは、

白い鹿に助けられた3人。正忠は鹿山出身で、2人を誘って神鹿様(祭)の儀式をする。奇跡の血で結ばれた兄弟となる。

この儀式が行われた時、(多分)隠れた家の中で見つけた「乾燥ベニテングダケ」を使用したり、鹿の血を使ったり、空にはオーロラがあったり、鹿を埋めた場所に立てた板に鹿の角のような例のシンボルマークを描いていたりしているので、現在起きている事件に関係があるような展開になってきた。

鹿山と言えば「涼宮家」。正忠は涼宮家の人間なのか?

ちょっと気になったのは、ルーカスが「白い鹿」のことを多分「HE」と言っていたのでオスだったのかな?と思った。

ヨンは人殺しなのか?

前回ヨンとカトリーナが乗った車内で銃声が聞こえてどうなったのかわからない終わり方だったけれど、やっぱり死んだのはカトリーナ。ヨンはカトリーナが自分で頭を撃ち自殺した、というが、車内には2人しかいなかったので真相はわからない。そのためヨンは事情聴取を受け、数日間休みを取ることになる。

☑️物語の中でヨンは「7カ月前に奥さんを殺した」とか、2人きりの時に「カトリーナが自殺した」とか疑惑の人物のようで思わせぶりだけれど…

それは仕組まれたもので、実はヨンは「なんでもなかった」という展開になるんじゃないかな?と思った。ヨンが警察の仲間2人をさらに殺してしまうことについては後ほど。

田中博文の正体

田中博文になりすましていた男の写真はあっても、顔認証システムはまだ捜査じゃ使えないから人物の特定にはつながらない、という高木に亜希が田中がパスポートを申請した時の書類に田中の指紋があるのでは?とアドバイス。そして指紋は出るが警察のデータベースに該当者はなく、自衛隊で照合したところ、元自衛官の「真島康貴」であることが判明。しかしその人物の情報はアクセス制限されていて詳細は確認できない。

そこで龍二は父親の名を使い、公安に調べてもらう。
真島康貴、元自衛官で特殊作戦部隊に所属。エリート自衛官だったが、どういうわけかその後ロシアで傭兵になった。極めて冷徹な殺戮者で今や公安もマークするほどの危険人物。ということがわかる。

☑️遺体発見現場や自宅にも指紋を残さない田中博文こと真島康貴。パスポートの申請書にまでは気が回らなかったということか?

☑️前回、「田中は一体誰なんだ?」という話だったが、筆者は日本語字幕を出して見ていて、田中の「しーっ」というシーンで「(真島)Shhhhh…」と字幕に出ていたことが気になっていたと書いた。それが今回「田中」が「真島」だったことが判明してスッキリした。

宗教学・教授の話

フィンランドで単独で捜査する亜希は以前に話を聞き、隠し事をしていると思った教授にもう一度話を聞きに行く。この紋様については?と紙を見せると、

教授 このカルトに関する情報はそれほどないの。うまく隠れて活動してる。あなたの言うとおり「無垢な血」による魂の浄化を信じているみたい。オーロラが多く発生する太陽活動期のピークも恐らく関係している。でもなぜフィンランドのカルト宗教が日本の祭りに影響を受けたのか見当もつかない。
亜希 カルトの名前は?
教授 調べても出てこない。彼らが強く信仰してるのは「鹿の神」と「聖なる乙女」とその血統。ケマンソウは特別な意味があるみたい。
亜希 なぜ最初から話してくれなかったんですか?
教授 1年ほど前、これまで知られていなかったカルトの噂を聞いた。指導者が変わって活動が盛んになったみたい。研究しようと思い調べ始めた矢先にこれが。ケマンソウの押し花を押したノートを見せる
亜希 どこに?
教授 うちの玄関よ。
亜希 賢明な判断ですね。
教授 あなたも気をつけて。カルト信者は1人で行動しない。1人信者がいればもっと潜んでる。

☑️教授の話の中には、このカルトのキーワードがいくつか出てくる。
・「無垢な血」による魂の浄化
・オーロラが多く発生する太陽活動期のピーク
・「鹿の神」と「聖なる乙女」とその血統
・ケマンソウは特別な意味がある

この中で特に気になるのは「聖なる乙女」とその血統。これに亜希が該当するのでは?詳しくはわまだわからないが、真島はきっと亜希を死んだ状態ではなく、生きた状態で拉致したいのではないか?と思う。

USBが発見?

フィンランド警察の刑事・レポラは、亡くなったカトリーナの部屋に隠されていたUSBがみつかるも、中を確認できないのでゼターに頼んでみてくれと亜希に依頼。

ゼターは早速作業にとりかかると、デンマークからの木材の出荷情報の書類を見つける。それはたぶん「神木」を送った書類で、届け先の住所はフィンランドの木材倉庫。さっそく亜希はそこへ行って確認しに行こうとするが、危険なのでだれかと一緒に行ってくれというゼターの言葉に、今はだれを信じていいのかわからないと1人で倉庫へ。

☑️仲間だと思っていた通訳の田中博文(真島)が逃亡、そしてヨンの相棒のカトリーナが田中(真島)と関わりがあったこと、カトリーナの死、奥さんの死にヨンが関わっていたのではないか?という中で、亜希が疑心暗鬼になるのは当然と言えば当然。それでもゼターのことは頼っても大丈夫だと思っていたようで。後に、このUSBはレポラが真島の指示で亜希に渡したことが判明する。

以降、田中博文は「真島」とします。

襲われるゼター

亜希がどうしても倉庫に1人で行くというので、自分が一緒に行くというゼター。亜希に「ありがとう、あなたはここにいて木材倉庫について調査をお願い。」と頼まれ、USBの中のファイルを調べていると新たに「届け先:ラウハ・リゾート」だと突き止める。しかし真島がゼターの家に侵入。ゼターはそれを察し、慌ててハードドライブを壊し、漫画に何かを書き、ゴミ箱に隠す。

侵入してきた真島になにか被せて逃げようとするも捕まえられて…

☑️捕まったあと、ゼターの叫び声が何度かするが、映らないのでゼターがどうなったのかわからない。真島に殺されてしまったのか?たぶん、ゼターを人質にして亜希をおびき出したいので、ゼターは殺されていないような気がする。

木材倉庫で起きたこと

亜希は1人で木材倉庫に。明かりのついた倉庫の裏に回り中へ入ると、誰かが電話でたどたどしい日本語で「マジマ様」、そして英語で「彼女はまだ来てません。計画どおり彼女にUSBを渡しました。はい、必ず捕まえます「真天女に栄光あれ」。←「」だけ英語じゃないかも…と話して電話を切る。

男は2人でフィンランド警察の刑事モリンとレポラだった。

亜希は倉庫を出て、倉庫の入口を隠れて見ていると、ヨンが来て倉庫の中へ。それを見た亜希は自分の車に戻る。

倉庫の中では…
モリンとレポラは田中に関する情報が入り確認しに来たという。ヨンはゼターから連絡を受け倉庫に来た。そしてモリンとレポラはヨンを銃で撃ちヨンは腹部を撃たれてしまう。

彼らは「アキをここに呼べば見逃してやる。さもなければ殺す。」という。ヨンは降参したふりをして機転を利かせ2人を返り討ちして、息のあるレポラに「一体どういうことだ?」と聞くと、レポラは「見える…白天界(びゃくてんかい)の門が…」と言い残し笑みを浮かべながら息絶える… 今回はここまで。

☑️ゼターは倉庫に1人で行く亜希のことを心配し、信じられるヨンに連絡を入れていた。そして見ているこちらからすれば当然の対応だが、ヨンは目撃者がいない状態で仲間2人を殺してしまった。カトリーナの自殺に関しても事情聴取をされていて、休んでいるはずなのにこの状況。

亜希はゼターがヨンに連絡したことを知らないので、他の刑事と一緒に倉庫にいるヨンを見てますます信じられなくなってしまったのではないかと思う。

第5話を見てみて

今回は犯人田中博文は「真島康貴」で、田中と同じ児童養護施設にいたことがわかったり、犯人について少しずつわかってきた。

そして内通者?というかカルトの信者?はカトリーナだけではなく、モリンとレポラもだったことが判明。ただ他にも警察内にいるのかも?

ヨンに関しては今のところ、怪しむように描かれているけれど、誰かがその様に仕組んでいるように思う。

気になるのはゼター。真島に襲われて叫び声は聞こえてたけれど、映像はないのできっと生きているのだと思いたい。

冒頭の第二次世界大戦中の話も正忠が鹿山出身ということがわかったり、鹿の儀式を3人でおこなったり、だいぶ確信にせまってきた。

国際的な犯罪、謎の多い犯人・真島、カルト、仲間の裏切り、ヨンの疑惑、頼れる人が誰なのかわからない亜希…真島は亜希を生け捕りにしたそうだし、先はまだまだわからないことが多い。

全8話なので、あと3話で話の収拾がつくのかちょっと心配になってきたけど…

今後の展開が楽しみ。

第6話・次回予告👇️

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