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ALIUS -特定事象捜査ファイル- 第3話 感想|血液サンプルと実験映像が示すもの

ドラマ感想(コラム)
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8月2日に配信開始されたWOWOW オリジナルドラマ「ALIUS -特定事象捜査ファイル-」第3話のちょっとネタバレ含む感想、気になることなど書いていきます。

『ALIUS -特定事象捜査ファイル-』はどんなドラマ?

「ALIUS -特定事象捜査ファイル-」 (全6話)は、主演・佐々木蔵之介。科学では説明がつかない連続猟奇殺人を食い止めるために事件を追う現代を舞台に繰り広げられるクライムサスペンス!

どんな感じのドラマなのかWOWOWさんのHPから引用させて頂きます。

地下駐車場で発見された凄惨な他殺体を皮切りに幕を開けた連続殺人事件。やがて浮かび上がる「ALIUS」と呼ばれる謎の存在を巡り、科学では説明不能な連続殺人に挑む、完全オリジナル脚本のクライムサスペンス。

深い心の傷を抱えながら、不可解な連続殺人事件と向き合うことになる警視庁捜査一課のベテラン刑事・佐野省吾を演じるのは、WOWOWオリジナルドラマへの出演は約24年ぶりにして、初主演となる佐々木蔵之介。事件の捜査に加わる、科警研から捜査一課に出向中の研究員・神崎透流役には中川大志。佐野の優秀なバディである女性刑事・羽住杏奈役には恒松祐里、突然理由も告げず佐野のもとを去った元妻・辰巳薫役には坂井真紀という実力派キャストが競演。連続殺人事件の行方をスリリングに描くエンターテインメントであると同時に、“高度な社会”のもろさや矛盾にも鋭く切り込む社会派ドラマとしての側面も併せ持つ。

さらに今回、楽天グループ株式会社とのタッグにより、ドラマと世界観を共有する縦スクロール型デジタルコミックとの連動プロジェクトも始動。2作品を行き来しながら考察を深めていく楽しみも大きな見どころの一つとなる。

WOWOW HPより

あらすじ

神崎が「ALIUS」に関する思いがけない仮説にたどり着いた一方、第3の殺人事件が起きる。被害者は投資ファンドの社長で、喉に2本のナイフを刺されていた。「犯行時の記憶がない」と語る容疑者。さらに事実と異なる不自然な報道や警察上層部の不可解な動きに、佐野は疑念を深める。

佐野と神崎たちは被害者3人の接点である研究所に向かうが……。行き詰まる捜査の突破口となったのは、佐野が手に入れた動画ファイルだった。

WOWOW HPより

【キャスト】(敬称略)

佐野省吾→佐々木蔵之介
警視庁捜査一課の刑事。洞察力が鋭い優秀な刑事である一方で、3年前に元妻から突然別れを告げられ、心に深い傷を抱えている。

神崎透流→中川大志
科警研から捜査一課へと出向し、佐野たちの捜査に加わる研究者。純粋すぎる好奇心と研ぎ澄まされた頭脳の持ち主。

羽住杏奈→恒松祐里
冷静沈着な捜査一課の刑事。孤立しがちな佐野の理解者であり、バディを組んでいる。佐野・神崎とともに連続殺人事件を追う。

辰巳薫→坂井真紀
野の元妻。かつては警視庁生活安全課所属の警察官であったが、3年前に理由も告げず佐野のもとを去り、行方知れずとなった。

第3話ネタバレ感想

ということで、早速どんな感じなのか見てみた。

内容に関してはあまり詳しく書きませんが、少しネタバレも含む感想と気になったことなど書いていきます。

ここから一部ネタバレを含みます。

簡単に

簡単にまとめると、3人目の被害者・渡部は投資ファンド会社社長で喉に2本のナイフが突き刺さっていた。アリウスラボの場所を提供したり資金提供していたと思われる。殺害した秘書は犯行時や自分で首を吊ろうとした時の記憶は全くのゼロだという。警察は渡部の死因などを隠し、報道は規制されている。

今までの被害者は北条「4」→迫田「3」→渡部「2」とカウントダウンしているかのよう。では「1」は誰か?

迫田の車の中に落ちていたSDカードの映像から、迫田の遺体発見場所から立ち去った元警察官僚の日高が次の被害者「1」になるのではと佐野・羽住・神崎は話を聞きに行こうとすると、目の前で公安が日高を連行していく。佐野は車の前に立ちはだかり車内の男に話を聞くが、”特別背任罪、令状もある”と車で走り去る。そして佐野は羽住に「お前、公安だろ?」と詰め寄る…といった感じ。

今回興味深いのは、血液サンプルの解析結果とSDカードにあった実験映像だと思う。

美容師はどこいった?

3人めの被害者・渡部の殺害現場は休みのところを無理言って開けてもらったいつも行く美容院。なので美容師も顔見知り。美容師が今から髭を剃ろうとシェービングクリームを泡立てて準備していてちょっとその場を離れた隙に、髭剃り用のカミソリで秘書が渡部を殺害し、遺体発見現場の駐車場まで運ぶ。

美容師は常連のお客が今からヒゲを剃ろうという時に殺害されたのだから、店内にいただろうし何が起きたのかすぐにわかったはず。しかし店内のカメラにも映っていないし、どこいっちゃったんだろう?美容師は血だらけの店内を見て、遺体が駐車場に運ばれる前に警察に通報しなかったのか?ドラマの中では美容師が一切出てこないのが違和感あり。

渡部を殺した彼の秘書だけでなく、美容師もアリウスにコントロールされてたのか?

そもそも前回、渡部が定休日の美容院を開けてもらってまで髪を切りにいった理由を美容師に「何かお急ぎですか?」と聞かれて「まぁ…そんなところかな。」と答えている。どうしても今日、髪を切りたくなるようにアリウスが渡部をコントロールした?う〜ん…。

アリウスの血液?

神埼はつくばの研究所にあった血液サンプルを勝手に持ち出し、一つだけ解析してみたという。その結果は「機能未解明の遺伝子領域にホモ・サピエンスと明らかに異なる配列があるそうです。これは日本人のルーツとされる北東アジア系ゲノムの一部で発生した変異とみられるようです。」。つまり、「アリウスの遺伝子配列が我々サピエンスとは違うってこと」らしい。

目を輝かせて説明する神崎に佐野は「目的を履き違えんなよ。重要なのはこの3人が誰になぜ殺されたかだ。この作為的な殺し方、秘書の不可解な供述、報道規制。解明すべきことは山ほどある。研究の内容はその一部にすぎない。」と釘を差す。

しかし、神崎は「アリウスの人を操る能力が本当なら、人類にとっては数人の死よりもはるかに重大です。そんな重要な発見から目をそらすべきではないと僕は…思いますが。」と言う。

☑️血液サンプルに「アリウス」と書いてあったのか?その血液は本当に「アリウス」のものなのか?神崎は解析をどこかに頼んでいたので、その解析をしたした人に「アリウス」だとはわからなくても、「遺伝子配列がホモ・サピエンスとはことなる何か」がいるということがバレてしまったのでは?

☑️神崎は何者なのか?勝手に持ち出した血液サンプルを勝手に誰かに解析してもらうって…「科警研から捜査一課へと出向し、佐野たちの捜査に加わる研究者。」ということだが、何か別の目的があって捜査一課にいるのか?

☑️「アリウス」には血液があるのか?アンドロイドとかではなく血の流れている人類なのか?

SDカードの映像

佐野は2人目の被害者、迫田の運転手に話を聞きに行き、車の中を調べる。フロアマットを剥がすとマイクロSDカード(32GM)を見つける。

佐野はカードを持ち帰り、羽住と神崎といっしょにカードの中の映像を確認する。

動画を再生すると「2024年11月30日 実施」と始まる。

男・女・男?3人の被験者?と、北条、迫田、渡部がいて、迫田は三人にヘッドホン?ヘッドギアのようなものを付けている。部屋の中には3つのトルソーが置いてあり、3つの首吊り用のような輪っかのあるロープが天井から吊り下げられている。

準備が整い、部屋には被験者3人。何かの合図なのか、3人はうつむきながら同じように動き始め、テーブルにあるナイフを手に取り、それぞれのトルソーにナイフを突き刺しはじめ、何度も何度も繰り返す。
次に横たわったトルソーを用意された棒で何度も繰り返し叩く。そしてある時、棒を離しピタッと動きが止まる。ゆっくりと立ち上がり、用意された踏み台の上にのぼり、眼の前にぶら下がるロープの輪っかの中に自分の頭を入れようとする。

そして3人はハッと我に返り慌てて踏み台を降りて、驚いたように首を吊ろうとしていたロープを見上げていると、北条・迫田が部屋に入ってくる。被験者は怯えた様子だが、彼らをなだめながら頭につけていたものを外す。

神崎は「これ誰かに操られてるように見えません?カメラの後ろにアリウスがいるんですよきっと。アリウスは本当に人を操れるんだ。」といい、佐野は薫が首を吊って亡くなったことを思い出す。

映像の最後に窓から部屋の中を覗き込む男が映っていて、それが迫田の遺体発見現場ですれ違いざまにぶつかった男だと佐野は気付く。

画像検索すると、元警察官僚の日高明文であることがわかり、次に殺されるのはこの日高の可能性が高いので、身柄を押さえて研究所のこと洗いざらい吐かせようと。急いで日高の元に向かう。

☑️神崎はSDカードの映像を見て、被験者を操っているのは「アリウス」だというが、本当にそうなのか?確かに被験者は何かに操られているような映像だったが、それが我々とは別の人類「アリウス」によってだったのかどうかはまだわからない。

☑️この実験を受けた被験者たちにどのような実験だったのか、頭につけていたものは何だったのか、など話を聞ければなにか情報が得られるのでは?

羽住は公安?

佐野・羽住・神崎は日高の元へ向かう。地下駐車場から部屋に向かう途中、エレベーターから降りてくる男たち3人に遭遇し、その中の1人が日高だった。そして日高は車の後部座席に乗り込み、車は動き出す。佐野は走り出し、先回りして、車の前に立ちはだかる。車に近づき車の助手席の窓を叩き、中の男と話をする。

その男は佐野が薫の遺体確認の時にすれ違った2人の男のうちの1人(花菱)だった。所属を聞いても答えず、日高を引っ張るのは「特別背任罪」だという。佐野は何もできず、日高を乗せた車は走り去る。

神崎は「日高が連行されたってことは留置所に入りますよね。そこでじっくり聞けるんじゃないんですか?アリウスについても。」と前向きだが、羽住は「それは無理。今の感じだとうちらが日高に接触しようとしても公安が阻止するに決まってる。」という。

車に戻ろうとする3人。佐野はふいに後ろから羽住の腕を取り押さえつけ「羽住…お前公安だろ。答えろ羽住。」と問い詰める。

☑️羽住は神崎に「公安が阻止するに決まってる。」といったのが、佐野が羽住を公安だと思った決定打だったのか?確かに、見ていても花菱は所属を言わない。しかし羽住は「公安」と言った。

もちろん、それまでの間、佐野は情報が外部に漏れているんじゃないかと疑っているシーンはあったので、うすうすおかしいと思いながらもやっぱり羽住が公安なんだと確信したのだと思う。

☑️今回では羽住が公安であると認めるシーンはないが、問い詰められて動揺する様子が何も言わなくても、YESといっているようだった。

まとめ|第3話を見てみて

今回の話ではやはり血液サンプルの解析結果と、実験の映像が印象に残る。ただ、アリウスがどんな存在なのかはいまだ分からず。

考えても見れば、佐野たちは捜査本部が解散した事件を勝手に捜査しているけれど、大丈夫なのか?こっそり捜査してるからバレてないのか?いやいや、公安が佐野をずっと監視してるんだから…

そう、公安が出てくると話がややこしくなる。

公安の花菱は初回、佐野が薫の遺体確認に呼ばれた時に廊下ですれ違っている。つまり、最初から公安は動いていたし、佐野を監視していた。

だとしたら、最初につくばの研究所に羽住と神崎が入った時に、資料や血液サンプルなどがそのままだったのはなぜ?今回、佐野も一緒に行った時にはもぬけの殻になっていたのは公安が片付けたから?入口の電子キーはそのまま、部屋の電気も普通についたりなんだか不思議。

公安が「アリウス」についてどこまでわかっているのかわからないが、3人目の被害者となる渡部の身柄をなぜ先回りして確保できなかったのか?さらに、迫田の車にSDカードが落ちているのを佐野が見つけてしまうのも違和感あり。フロアシートまで公安は剥がさなかったから?それとも佐野に見つけてほしかったのか?なぜ羽住を潜入させる必要があるのか?神崎もどこかからの潜入なのか?

佐野に捜査をしてほしくないから、公安の案件だから手を出すなと指示すればよい。もちろんそれでも佐野は捜査を続けるのかもしれないが。

もし「アリウス」が頭が良くてどんな人でもコントロールできるのだとしたら、なぜ元警察官の薫を北条と迫田を殺害する人物として選んだ?元夫が捜査一課の手強い刑事・佐野だと知らなかったのか?

そしてわざわざ遺体に4、3、2と数字を残したのはなぜ?もっと自然に自殺に見せかけてとか、事故に見せかけてとかこっそりひっそり殺害することもできただろうに。アリウスが国家とか誰かに警告するために見せしめのようにわざとそうしたのか?

日高が公安に連れて行かれたので、「1」の殺人は実行されないのか?

アリウスよ、多分、一番の脅威でコントロールしなきゃいけないのは佐野だぞ。

少しずつ話は進んでも、まだまだわからないことが多い。アリウスの存在が何なのかによって話がとてつもなく壮大になるのか、はたまた…

全6話なので、次回は折り返しの第4話。今後どんな展開になっていくのか気になる。

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