子供の頃、『仮面ライダー』はライダーよりも、やっつけられる怪人のほうが面白くて名前を覚えていた、姉です。
大人になってから仮面ライダーを毎週欠かさず見ることはほとんどなくなった。
最後に比較的よく見ていたのは2017年の『仮面ライダービルド』。
その時は、変身したあと戦っている途中でさらに姿が変わったりして、
「今の仮面ライダーってこんな感じなんだ」
と驚いた記憶がある。
そんな私が、2025年9月から始まった『仮面ライダーゼッツ』を現在第3話まで見ている。
最初に気になったのは、ゼッツがちゃんとバイクに乗っていること。
昭和の仮面ライダーを見ていた私にとって、
「仮面ライダー=バイク」
というイメージはやっぱり強い。
そして第3話まで見てみると、バイクだけではなく、スパイ映画のような世界観もかなり好みだった。
ゼッツがちゃんとバイクに乗っている
最近の仮面ライダー事情には詳しくないけれど、
「ライダーなのに、そんなにバイクに乗らないんだな」
と思う作品もあった。
だから『ゼッツ』で主人公がバイクに乗っているのを見ると、それだけで少し嬉しい。
しかも、そのバイク自体にも仕掛けがある。
物語の中心となる組織「CODE」の司令官ゼロ。
演じるのは川平慈英さん。
このゼロが、人型からゼッツの乗るバイクへトランスフォームする。
「司令官がバイクになるの?」
と驚いたけれど、こういう設定も特撮らしくて面白い。
ところどころ英語なのも独特
『ゼッツ』は、ところどころ英語が入る。
変身する時も、
「I’m on it」
と言ってから、
「変身!」
となる。
司令官ゼロが川平慈英さんなので、英語が混ざっても妙にしっくりくる。
スペシャル動画やショート映像も、英語のナレーションに日本語字幕という作りで、かなりスタイリッシュ。
子供向け特撮というより、一瞬海外ドラマや映画の予告を見ているような雰囲気さえある。
この英語を取り入れた演出も『ゼッツ』独特の世界観につながっていると思う。
『007』や『ミッション:インポッシブル』っぽい
主人公・万津莫は、普段は普通の青年。
ところが眠ると、明晰夢の力によって夢の中でエージェント「コードセブン」として活動する。
そこで悪夢から現れる怪人「ナイトメア」と戦う。
CODEの作戦室は、なんとなく『ジョン・ウィック』シリーズを思い出す雰囲気。
主人公がエージェントとして活動するところは『007』。
そして「ミッション」という言葉や任務の雰囲気は『ミッション:インポッシブル』。
もちろん、そのままというわけではない。
でも、
「スパイ映画の要素を仮面ライダーに持ってきたのかな」
と思わせるところがいくつもある。
個人的にはこの感じが結構好き。
夢なのか現実なのかわからなくなる
一方で、物語は少し複雑。
主人公は夢の中で怪人と戦っているはずなのに、途中から現実世界の出来事になっているように見えることもある。
ちゃんと見ていても、
「今は夢?」
「それとも現実?」
となることがある。
夢と現実が入り混じること自体が作品の特徴なのだと思う。
ただ、
「子供たちは混乱しないのかな」
とは少し思った。
でも逆に、夢の中だから何が起きてもおかしくない。
この設定なら今後かなり自由な展開ができそう。
ゼッツの見た目がシンプルでカッコいい
これは完全に好みの話だけれど、変身後のゼッツのデザインは好き。
自分の中にある「仮面ライダー」のイメージにかなり近い。
シンプル。
シュッとしている。
余計なものがゴチャゴチャついていない。
見た瞬間に、
「仮面ライダーっぽい」
と思えるデザイン。
今のところかなりカッコいいと思う。
第1話でライダーキックが見られたのが嬉しい
第1話では、最後に見事な“キック”で怪人を倒した。
昭和ライダーを見ていた身としては、
「そう、それ!」
となった。
仮面ライダーといえばライダーキック。
もちろん時代とともに戦い方が変わるのは当たり前。
でも、やっぱりキックで怪人を倒すところを見ると嬉しい。
ところが第2話からは普通に武器が登場。
「もう武器出るんだ」
と少し残念だった。
個人的には、もう少し素手とキック中心で戦ってくれてもいい。
これは完全に昔の仮面ライダーを見ていた人間の好みだと思う。
CGはもう少し控えめでもいいかも
戦闘場面ではCGもかなり使われる。
映像として派手だし、今の特撮はこういうものなのだろうと思う。
ただ個人的には、もう少しCGが控えめでもいい。
スーツを着たヒーローと怪人が実際に動いて戦っている部分を、もっとじっくり見たい。
とはいえ、今の子供たちにとってはこちらのほうが普通なのかもしれない。
ここは昭和の特撮を見ていた側との感覚の違いなのだと思う。
宮川一朗太さんまで出てきた
第3話では、警視庁公安部長役で宮川一朗太さんが登場。
これはちょっと驚いた。
しかもボムナイトメアによって警視庁の建物の一部が爆破される。
かなり大変なことになっていた。
おそらく宮川一朗太さん演じる公安部長は生きていると思うので、今後も登場するのではないかと期待している。
CODEだけではなく警察まで物語へ絡んでくると、現実側の話もさらに広がっていきそう。
今のところ妹と一緒に楽しんでいる
毎週日曜日の朝9時にリアルタイムで忘れず見る自信はない。
なので録画して、好きな時間に見ている。
今のところ妹も一緒に視聴中。
昭和の仮面ライダーを知っている私でも、
「ちゃんとバイクに乗る」
「ライダーキックがある」
という懐かしい部分がある。
その一方で、
スパイ映画風の設定。
英語。
夢と現実が入り混じる世界。
CGを使った派手な戦闘。
という今っぽさもある。
新旧いろいろ混ざっているのが面白い。
まとめ|昔のライダーっぽさと今っぽさが混ざっていて面白い
『仮面ライダーゼッツ』を第3話まで見てみた。
ちゃんとバイクに乗る。
第1話ではキックで怪人を倒す。
変身後のデザインもシンプルでカッコいい。
このあたりは、自分が子供の頃に見ていた仮面ライダーのイメージに近い。
一方で、スパイ映画を思わせる世界観や英語を使った演出、夢と現実が入り混じる物語はかなり独特。
少し複雑だけれど、今のところ結構面白い。
夢の話なので、今後何が起きてもおかしくない。
そして最後の最後に、
「全部夢でした」
なんて終わり方もあり得るのだろうか。
そこまで含めて、しばらく見続けてみようと思う。
