久しぶりに映画館で映画を見た、姉です。
最近は映画が公開されても、それほど時間がたたないうちに配信される作品が増えた。
そのため、
「なるべく早く見たい」
とか、
「これは映画館の大きなスクリーンと大音量で見たい」
という作品でもないと、以前ほど映画館へ行かなくなっている。
そんな中、妹から、
「タローマンを見に行くよ」
と言われた。
タローマン?
まったくわからない。
どんな作品なのか聞いたところ、
「特撮だよ」
とのこと。
それだけ聞いて、勝手にウルトラマンのようなものを想像しながら、ほぼ何の予備知識もない状態でTOHOシネマズ新宿へ行ってみた。

見るのは「大長編タローマン 万博大爆発」。タローマンのタローって岡本太郎さんなのか!

上映前からグッズがほとんど売り切れ
上映前にグッズの販売コーナーをチェックすると、

いろいろあったようだけれど、ほとんどが「SOLD OUT」で、

販売されているのはパンフレットとこれだけ。

さらに公開初日から1週間限定で配布されていた入場者プレゼント「劇場限定タローマンカード」も、私たちが見に行った時にはすでに終了。

公開からまだ5日ほど。
それなのにグッズは売り切れ、入場特典もなくなっている。
この時点で、
「そんなに人気のある作品だったの?」
と少し驚いた。
平日の昼間なのにほぼ満席
上映されたスクリーンは70席ほどで、それほど大きくはない。
とはいえ平日の昼間。
そこまで混んでいないだろうと思っていた。
ところが、ほぼ満席。
映画が始まる前になって、
「タローマンってかなり人気なんだな」
とようやく実感した。
私は存在すらほとんど知らない状態で来ているので、この盛況ぶりとの温度差がすごい。
周りはきっと、ずっとタローマンを見てきた人たちなのだろう。
何も知らずに見てもタローマンはお茶目だった
内容について詳しくは書かないけれど、特撮と聞いていたので、映像にはどこか懐かしさがある。
物語は、昭和100年となる2025年に現れた奇獣へ対抗するため、タイムマシンで1970年へ向かい、タローマンを連れてこようとするところから始まる。
ただ、そのタローマン。
思っていたヒーローとはかなり違う。
なんというか、力が抜けている。
自由。
そして妙にお茶目。
正義のヒーローがビシッと登場して敵を倒す、という私が勝手に想像していた特撮とはずいぶん違った。
でも、そこが面白い。
岡本太郎さんの世界がそのまま特撮になっている
キャラクターデザインもかなり独創的。
予備知識なしで見ているので、
「なんだこれは?」
と思うものが次々に出てくる。
そして映画のところどころに岡本太郎さんの言葉が登場する。
それが単なる名言紹介ではなく、物語やタローマンの行動と妙にかみ合っている。
映画を見ながら、
「こういう作品だったのか」
と少しずつ理解していく感じが楽しかった。
岡本太郎さんを知っている人なら、私よりもっと拾えるものが多いのだと思う。
映画の2025年はちゃんと“昔の未来”
面白かったのが、映画の中で描かれる2025年。
車は空を飛ぶ。
タイムマシンもある。
実際の2025年とは全然違う。
でも考えてみれば、昔の人が想像した「未来の2025年」なら、こういう世界になっていてもおかしくない。
現在から見た未来ではなく、昔から見た未来。
だから現実とはかけ離れているのに、作品の中ではむしろしっくりくる。
この少しズレた未来感も、タローマンの世界には合っていた。
映画を見終わってもガチャは全部売り切れ
映画を見終えて、妹はパンフレットを購入して、

タローマンのガチャガチャをやろうとしたら、

SOLD OUT。

もう1つのガチャガチャも、

SOLD OUT。

改めて人気のすごさを感じた。
何も知らずについてきた私は、
「そんなにみんなタローマン好きなの?」
という状態だったけれど、映画を見終えたあとなら少しわかる気がする。
パンフレットは読み物としても面白い
妹が購入したパンフレットも、かなりよくできていた。
キャラクターや登場人物の紹介だけではなく、物語の設定や世界観、撮影に関する話なども載っている。
映画を見たあとに読むと、
「ここはこういう意味だったのか」
とわかるところもある。
デザインも作品の世界観に合っていて、普通の映画パンフレットとは少し違った雰囲気。

裏側には、
「(広告)※現在は販売しておりません。」
と書かれた広告まである。
こういう細かいところまで含めてタローマンなのだと思う。

何も知らずに行ったからこそ面白かったのかもしれない
今回、私はタローマンについてほぼ何も知らずに映画館へ行った。
岡本太郎さんが関係していることすら、タイトルを見てようやく気づいたくらい。
だからこそ、
「これは何?」
「どういう世界なの?」
と思いながら見ることができた。
予備知識がない状態で、作品のルールを少しずつ知っていく。
そういう映画の見方もたまには面白い。
自分ひとりなら、おそらく存在を知ることもなかったし、映画館まで見に行くこともなかったと思う。
まとめ|久しぶりに映画館で見る楽しさまで思い出した
何も知らずに見に行った『大長編タローマン 万博大爆発』。
独創的なキャラクターと不思議な世界観、岡本太郎さんの言葉、ちょっと懐かしい特撮の雰囲気。
思っていた以上に楽しむことができた。
そして公開から数日でグッズはほとんど売り切れ。
ガチャガチャも売り切れ。
平日の昼間でも約70席の劇場はほぼ満席。
見終わってみると、その人気にも少し納得した。
家で気軽に見る映画もいい。
でも、大きなスクリーンで知らない作品に出会うのもやっぱり楽しい。
久しぶりに、
「映画館で映画を見るのもいいな」
と思わせてくれた作品だった。
自分ではまず選ばなかった映画に連れて行ってくれた妹には感謝。

