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【能面検事】第3話感想|事件の真相がわかっても、その後はわからない

ドラマ感想(コラム)
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先週に続き、テレビ東京のドラマ『能面検事』第3話を見てみた、姉です。

今回は「第1章完結」。

認知症を抱える高齢男性が被疑者となった転落死事件と、警察内部の「捜査資料紛失事件」がつながっていく。

最後には事件の真相も明らかになり、不破が大阪府警本部長へ言い放つ言葉もかなり痛快だった。

ただ、見終わって一番気になったのは、

「真相はわかったけれど、この事件って最終的にどうなるんだろう?」

ということ。

第3話まで見てきたけれど、『能面検事』にはまだ法廷が出てこない。

検事ドラマなのに、事件解決後の部分をほとんど描かないところが少し意外だった。

被疑者は認知症だけでなく足も悪い

今回、不破が聴取するのは、転落死事件の被疑者となった吉野康介。

認知症の症状があり、記憶もかなり曖昧。

さらに杖を使い、足を引きずりながら聴取室へ入ってくる。

ここで少し思った。

今回の事件では、「本当にこの人にそんなことができたのか」という部分も重要になる。

なので個人的には、

「認知症ではあるけれど、足腰はしっかりしている」

くらいの設定でもよかったような気がした。

認知症に加えて身体的にも弱っていると、どうしても最初から「この人が本当に犯人なの?」という疑いが強くなってしまう。

もちろん、それ自体も狙いなのかもしれない。

転落死事件と捜査資料紛失事件がつながる

今回のもうひとつの軸が、警察内部で起きていた捜査資料の紛失。

不破の提案をきっかけに警察署を調べたことで、複数の捜査資料がなくなっていたことが判明する。

そして、その中には今回の転落死事件にも関係する証拠資料が含まれていた。

証拠がない。

だから供述を取るしかない。

そこから不破が真相へ近づいていく。

事件そのものだけでなく、証拠を管理する警察側の問題まで絡んでくるので、第1章の締めとしてはかなり大きな話になっていた。

真相はわかっても、その後がわからない

今回いちばん気になったのがここ。

不破によって事件の真相は明らかになる。

でも、その後どうなるのかは描かれない。

起訴されるのか。

裁判ではどう判断されるのか。

どんな判決になるのか。

そこまではわからない。

刑事ドラマなら、犯人を逮捕して事件解決で終わることはよくある。

でも弁護士や検事が主人公のドラマだと、法廷まで描かれる作品も多い。

そのため『能面検事』を見ていると、

「検事なのに法廷には行かないんだ」

というのが少し不思議に感じる。

第3話まで法廷シーンが一度もない

第1話から第3話まで、不破は事件の捜査や被疑者の聴取を中心に動いている。

でも、法廷にはまだ立っていない。

このドラマは「裁判で勝つ検事」を描くのではなく、

「起訴する前に、本当にこの人が犯人なのかを見極める検事」

を描く作品なのかもしれない。

そう考えると、法廷がないのも納得できる。

それでもタイトルが『能面検事』なので、

「一度くらい法廷の不破も見てみたい」

とは思ってしまう。

この先、第2章以降で法廷シーンが出てくるのかも気になるところ。

第2話の銃撃事件はどこへ行った?

そしてもうひとつ。

第2話では、不破が夜の街中で銃撃され、重傷を負った。

かなり大きな事件だったはず。

ところが第3話では、その件についてほとんど触れられない。

犯人はまだ捕まっていない。

しかも町中で銃を発砲して逃走している。

大阪地検刑事部のエース検事が撃たれたとなれば、検察も警察もかなり必死に捜査しそうなもの。

一般市民としても、

「犯人、まだ銃を持っているのでは?」

と思うとかなり怖い。

第2章へ続く伏線なのだろうけれど、第3話でまったく触れられないのは少し気になった。

不破が府警本部長へ言う最後の言葉が痛快

今回、一番気持ちよかったのは終盤。

不破が大阪府警本部長・柳谷へ向けて言葉をぶつける場面。

表情はいつも通りほとんど変わらない。

でも、その一言一言にはかなり重みがある。

大声で怒鳴らなくても、相手が何を間違えたのかを淡々と突きつける。

第1話から見てきて、この“無表情のまま相手を追い詰める”感じが、すっかり不破らしい見せ場になってきた。

まとめ|第1章は終わったけれど、気になることはまだ残る

第3話では、転落死事件と捜査資料紛失事件がつながり、第1章としてひとつの区切りを迎えた。

事件の真相も明らかになり、不破の最後の言葉も痛快。

ただ、裁判ではどうなるのかは描かれず、第3話まで法廷シーンもない。

さらに第2話で不破を撃った犯人も、まだ何もわからないまま。

ひとつの事件は終わったけれど、別の疑問はいくつも残っている。

次回から始まる第2章では、このあたりがどう動いていくのか見てみようと思う。

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