『記憶捜査』は、これまでのシリーズもスペシャルも今のところ全部見ている、姉です。
3月10日に放送された『記憶捜査スペシャル3 新宿東署事件ファイル』。
今回は、7年前に起きた傷害致死事件が冤罪だった可能性が浮上し、鬼塚たちが過去の捜査をもう一度たどっていく話だった。
途中で「もしかしてこの人が真犯人?」と思いながら見ていたけれど、終盤にはもう一捻り。
最後まで飽きずに見ることができた。
そしてやっぱり『記憶捜査』を見ると、新宿という街そのものもこのドラマの登場人物のひとりなのだなと思う。
7年前の事件は本当に冤罪だったのか
今回の始まりは、7年前に鬼塚たちが捜査した傷害致死事件。
当時逮捕された人物はすでに服役していたが、新たに発生した事件をきっかけに、7年前の捜査そのものが間違っていた可能性が出てくる。
もし冤罪だったなら、鬼塚自身もその捜査に関わっていたことになる。
昔の事件をもう一度たどり直し、「当時は正しいと思っていたこと」が本当に正しかったのかを確かめていく展開は、『記憶捜査』らしかった。
話の途中である程度犯人の予想はついたものの、そのまま単純には終わらず、最後にもう一段ひっくり返してくれたのもよかった。
なぜ真相確認を屋上でするのだろう
ちょっと不思議だったのは、真相を容疑者に確認する場面。
なぜか屋上に集まって話をする。
ドラマとしては景色もよく、開放感のある場所なので画になるのだと思う。
でも見ているこちらとしては、
「どうして部屋の中じゃないんだろう?」
と少し気になった。
万が一、追い詰められた相手が飛び降りようとしたら大変ではないのか。
刑事ドラマでは屋上で重要な話をする場面を時々見るけれど、こういう時だけは普通の会議室のほうが安心して見ていられる。
新宿が舞台だからつい見てしまう
『記憶捜査』シリーズを放送するたびに見てしまう理由のひとつが、舞台が新宿だから。
新宿の街並みや道路、店など、どこか見覚えのある風景が次々と出てくる。
事件そのものとは関係なくても、
「ここ知っている」
と思える場所が登場すると、それだけで少し親近感が湧く。
刑事ドラマの舞台はどこでも成立するのかもしれない。
でも『記憶捜査』の場合は、新宿という土地と鬼塚の記憶が結びついているところが、このシリーズならではなのだと思う。
鬼塚が記憶をたどるお決まりの場面が好き
毎回楽しみにしているのが、鬼塚が事件の真相に気づいた時の場面。
昭和から現在までの新宿の写真が映し出され、鬼塚が事件解決につながるポイントをひとつずつ頭の中で整理していく。
このシリーズではお決まりになっている演出だけれど、私は結構好きだ。
鬼塚本人が記憶をたどっているだけでなく、見ているこちらも、
「あの場面がここにつながるのか」
と一緒に伏線を確認できる。
ミステリーで最後に謎が解ける時の気持ちよさを、視聴者にもわかりやすく見せてくれる場面になっている。
新宿の昔の写真を見るのも楽しみ
この記憶をたどる演出では、昔の新宿の写真がいろいろ登場する。
現在の街並みと見比べると、
「ここは昔こんな感じだったのか」
と思うこともある。
事件解決のための演出なのだけれど、新宿という街の変化を一緒に見られるのも『記憶捜査』の面白いところ。
長く続いているシリーズだからこそ、この街の記憶と鬼塚の記憶が重なって見えるのかもしれない。
まとめ|また放送されたらきっと見てしまう
『記憶捜査スペシャル3』は、7年前の事件が本当に冤罪だったのかを追い直し、最後にはもう一捻りある展開で楽しめた。
少し気になったのは、重要な真相確認をなぜ屋上でするのかということくらい。
それでも、新宿の見覚えのある風景や、鬼塚が過去の記憶をひとつずつたどって真相へ近づいていくお決まりの演出を見ると、
「やっぱり『記憶捜査』だな」
と思う。
シリーズがまた放送されたら、たぶん次もつい見てしまうのだろう。

