今週もテレビ東京のドラマ『法廷のドラゴン』第7話を楽しく観ることのできた、姉です。
今回は、竜美の将棋時代のライバルであり親友でもある駒木兎羽が、名誉毀損訴訟の弁護を依頼してくる話。
ただし、第7話だけでは事件は解決せず、物語はそのまま最終回へ続く。
今回特に気になったのは、竜美と兎羽の過去に関わる「友達をなくす手」という将棋の指し方。
将棋をまったく知らない私には、ドラマ内の説明だけでは正直よくわからなかった。
それでも、兎羽が涙を流して席を立ったことから、2人の関係を決定的に変えるほど辛い一手だったことだけは伝わってくる。
「ドラ」の由来はやっぱりドラゴンだった
前回、第6話の最後で兎羽が竜美に、
「久しぶり、ドラ」
と声をかけた。
気になっていたこのあだ名は、やはり竜美の「竜」、つまりドラゴンから来ていたようだ。
昔からそう呼ばれていたことがわかるだけでも、兎羽と竜美がかなり近い関係だったことが伝わってくる。
だからこそ、再会した竜美が部屋に籠ってしまうほど動揺したことも気になる。
単なる昔のライバルではなく、今も引っかかっている何かがあるのだろう。
「友達をなくす手」とはどんな手なのか
今回いちばん気になった言葉が、「友達をなくす手」。
将棋を知らない私には、名前のインパクトだけが先に来てしまった。
調べてみると、簡単に言えば、すでに有利な状況でさらに安全な勝ち方を選び、相手の反撃の可能性までほとんど消してしまうような指し方らしい。
勝負としては正しい。
でも、遊びの対局なら、
「そこまでやる?」
と思われてもおかしくない。
だから「友達をなくす手」と呼ばれることがあるようだ。
なるほど、言葉の意味だけなら少しわかった。
ただ、今回大事なのは将棋用語そのものより、なぜ竜美が兎羽にその手を指したのかなのだと思う。
竜美はなぜ兎羽に「友達をなくす手」を指したのか
ドラマでは、竜美がその手を指したことで兎羽が涙をこぼし、その場を離れている。
竜美にとっては勝つための最善手だったのかもしれない。
でも、兎羽にとっては「友達としてそこまでしなくてもよかったのでは」と感じるような一手だったのだろうか。
あるいは、2人がプロ棋士を目指していたからこそ、竜美は友情より勝負を優先したのかもしれない。
今のところ詳しい理由はまだ明かされていない。
だからこそ、その過去が今回の裁判とどうつながるのかが気になる。
兎羽はなぜ竜美を代理人に選んだのか
もうひとつ気になるのが、兎羽がなぜ竜美に弁護を頼んだのか。
過去にわだかまりがあるなら、わざわざ竜美を選ばなくてもよさそうなもの。
しかも、今回の兎羽はスクープについて何かを隠しているようにも見える。
それでも竜美を訪ねてきた。
過去のことを決着させたいのか。
それとも、竜美にしか頼めない理由があるのか。
このあたりも最終回で回収されそう。
今週もあった横溝正史っぽい演出
面白かったのは、虎太郎と利江が徹夜して部屋から出てこない竜美を心配する場面。
恐る恐る扉を開けると、顔にパックをした竜美が振り向く。
その姿と効果音が、先週に続いてどこか横溝正史っぽい。
特に『犬神家の一族』の佐清を思い出した。
第6話の旧家だけの一発ネタかと思っていたので、まさか今週も続くとは思わなかった。
こういう小ネタが続くのも、このドラマらしくて楽しい。
虎太郎、あっさり罠にかかる
そして最後には、虎太郎があっさり罠にはまり逮捕されてしまう。
純粋といえば聞こえはいい。
でも弁護士なのに、ちょっと警戒心が足りない気もする。
もちろん最終回へつなげるための展開なのだろうけれど、
「虎太郎、大丈夫?」
と思わずにはいられなかった。
まとめ|「友達をなくす手」の本当の意味は最終回へ
第7話は事件そのものよりも、竜美と兎羽の過去が少しずつ見えてきた回だった。
「友達をなくす手」という将棋用語の意味は調べればわかる。
でも、本当に気になるのは、なぜ竜美が兎羽にその手を指したのか、そして兎羽がなぜ今になって竜美を代理人に選んだのかということ。
さらに虎太郎まで逮捕され、事件も人間関係もまだ途中。
来週はいよいよ最終回。
竜美と兎羽の過去も含めて、どんな結末になるのか楽しみに観てみようと思う。
