先週に続きテレビ東京のドラマ『コーチ』第5話を見てみた、姉です。
主演は唐沢寿明さん。堂場瞬一さん原作の警察小説をドラマ化した作品で、第5話からは第2章。
向井の指導を受けた4人が警視庁捜査一課・四係へ配属され、今度はチームとして事件を追うことになる。
そして今回、シリーズが始まって初めて1話完結ではなく次週へ続く話となった。
内容に関してはあまり詳しく書きませんが、少しネタバレを含む感想と気になったことを書いていきます。
四係の係長・三田はどこにいる?
多摩西署の管轄内で車が爆発し、被害者は重体。
事件には警視庁から特殊犯捜査第三係と捜査一課・四係が派遣される。
ところが、新しくできた四係の係長・三田は今週は代休中。
そのため主任の益山瞳(倉科カナさん)が中心となり、特殊犯係長・高嶋克也(田辺誠一さん)と折り合いをつけながら捜査を進める。
そういえば、第1~4話で4人が四係へ集まるところまでは描かれていたけれど、係長が誰なのかという話は一度も出てこなかった。
今回初めて「三田係長」という名前が出る。
でも本人はいない。
4人が配属されて最初の事件なのに係長が代休ってあるのか?と思ってしまった。
このままずっと出てこなかったりして。
向井は“捜査一課をはじき出された人間”?
特殊犯係長の高嶋は、四係のメンバーを見るなりかなり感じが悪い。
向井の秘蔵っ子だと聞き、どうせろくなことを教わっていないだろうと嫌味を言う。
さらに、向井が人事二課にいる理由についても話し始める。
高嶋によると、向井は捜査一課時代に一人で勝手に動き、捜査をかき回したことで事件を迷宮入りさせ、その結果捜査一課からはじき出されたという。
ここで感情のコントロールが苦手な正木敏志(阿久津仁愛さん)が怒る。
向井を侮辱するなと高嶋へ食ってかかり、相手の部下ともみ合いになりそうになる。
前回、向井から「感情をなくす必要はない」と言われたとはいえ、さっそく全開。
大丈夫なのか正木。
本当に向井のせいで迷宮入りした?
高嶋だけでなく、捜査一課長・相良(古田新太さん)も向井に対して何か恨みを持っている。
第4話では、向井が「未解決・八王子市 マンション内 女性殺人事件」の資料を見ていた。
となると、この未解決事件が向井を捜査一課から追い出すきっかけになった事件なのでは?と思ってしまう。
ただ、本当に向井が勝手な捜査をして事件を迷宮入りさせたのか。
これまでの向井を見ていると、あまりそうは思えない。
むしろ何か別の事情があり、結果だけ見れば「向井のせい」にされているのではないか。
完全に勝手な想像だけれど、今後その真相が明らかになっていきそう。
四係は向井に素直にアドバイスを求める
今回面白かったのは、西条猛樹(関口メンディーさん)が向井へかなり素直に、
「事件についてアドバイスがほしい」
と頼むところ。
もう教え子たちは向井を完全に信頼している。
向井もいくつかヒントを出し、四係はそこから考えて捜査を進める。
第1~4話では、向井が相手に気づかれないようにヒントを与えることも多かった。
でも今回は、もうみんな向井がコーチだとわかっている。
第2章になって、向井と教え子たちの関係も少し変わってきた。
“素敵な情報”が効果抜群
今回一番面白かったのが、向井の「素敵な情報」。
爆破事件で重体となった金谷亮太(田島亮さん)が車両盗難に関係している可能性が浮上。
そこで四係は、捜査三課の五十嵐係長(平山祐介さん)に、1年前の連続車両盗難事件の捜査資料を見せてもらおうとする。
益山は、
「こちらの事件が解決したら、つかんだ情報を全部渡す」
と取引を持ちかける。
でも五十嵐はあっさり拒否。
そこで益山が、向井から教えられた“素敵な情報”を伝える。
すると五十嵐は、
「それ最初に言えよ」
という感じで、すぐ資料を見せてくれる。
その“素敵な情報”とは、
五十嵐が特殊犯係長・高嶋を大嫌い。
これだけ。
でも効果抜群。
向井は捜査能力だけでなく、人間関係までよく知っている。
こういう情報の使い方も上手い。
正木の柔道がついに見られた
感情のコントロールが苦手な正木は、柔道でインターハイに出場し、それをきっかけに警視庁へスカウトされた人物。
第4話で初登場した時には、その柔道の腕前を見ることはなかった。
でも今回は、逃走する桜井龍太(濱正悟さん)を見事な投げ技で確保。
これがかっこよかった。
逃げてくる桜井の前へ正木がスッと現れる。
顔色ひとつ変えず、あっという間に投げる。
西条や所と比べると割と小柄に見えるのに、実際には柔道の実力者。
前回は泣いたり怒ったりしている印象が強かったので、この落ち着いた確保シーンとのギャップもよかった。
正木、かなり頼もしく見えた。
第2章はチームで捜査する話に
第1~4話では、向井が毎回ひとりの刑事を指導し、その人物が成長して事件を解決するという形だった。
でも第5話からは違う。
益山。
所。
西条。
正木。
4人が同じ四係に集まり、チームとして捜査する。
向井は直接捜査を仕切るわけではなく、必要なところでヒントを与える。
今までの「個人を育てるコーチ」から、「チームを支えるコーチ」へ少し役割が変わった感じ。
それぞれの得意分野も今後もっと出てきそう。
今回の事件はまだ本質が見えない
第5話は次週へ続くため、今回だけでは事件の全体像はわからない。
車の爆破。
被害者・金谷。
車両盗難。
人気動画配信者・桜井。
その同居人・森田。
いろいろな人物が出てくるものの、まだ事件の本質は見えない。
最後には、向井が桜井の家の窓から外をのぞく男を発見する。
ここも気になる。
向井は、教え子たちが無事に桜井を確保できるか見守るために近くにいたのか。
それとも最初から、
「桜井の家には何かある」
と思って見張っていたのか。
向井なら後者もありそう。
多摩の事件と八王子の未解決事件は関係ある?
そして、また勝手な想像。
今回の爆破事件が起きたのは多摩西署の管轄。
一方、第4話で向井が見ていた未解決事件の資料は、
「八王子市 マンション内 女性殺人事件」。
多摩と八王子。
近いといえば近い。
しかも今回、高嶋から向井が捜査をかき回したせいで事件が迷宮入りしたという話まで出てきた。
となると、今回の爆破事件と向井の過去の未解決事件が、どこかでつながってくるのでは?
単なる偶然かもしれない。
でも第2章の最初にわざわざ向井の過去へ触れたので、少し怪しい。
まとめ|四係始動とともに向井の過去も動き出した
『コーチ』第5話は、第2章のスタート。
向井が育てた4人が捜査一課・四係として初めて本格的に事件へ挑む。
向井はこれまでのように一人を付きっきりで指導するのではなく、四係全体へヒントを与える立場になった。
その中でも、“素敵な情報”として高嶋と五十嵐の人間関係を利用する場面は面白かった。
一方、事件そのものはまだ途中。
爆破事件と車両盗難がどうつながるのか。
桜井の家から外を見ていた男は誰なのか。
そして今回かなり踏み込んできた、向井が捜査一課を追われた過去。
第4話で見ていた「八王子市 マンション内 女性殺人事件」が、その迷宮入り事件なのか。
今回の事件とも関係するのか。
次週はいろいろ明らかになりそう。
そしてもうひとつ。
代休中の四係・三田係長はいつ出てくるのか。
なんとなく、このままずっと姿を見せない気もするけれど。
こちらも地味に気になる。

