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【相棒24】第5話感想|サルウィン関連で亀山が大活躍

ドラマ感想(コラム)
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なんだかんだでテレビ朝日の『相棒』は毎週見ちゃう、姉です。

『相棒 season24』第5話「昭和100年」。

今回は、昭和元年に榮明大学で起きた未解決殺人事件と、昭和100年にあたる現在に起きた事務局長殺害事件がつながっていく話。

結局のところ、大学創設者一族が「大学の名誉を守る」という名目で、不祥事を告発しようとした人物を100年前にも現在にも殺害していた。

事件そのものはそこまでひねりのある内容ではなかったけれど、サルウィンでの資源調査が関わることで、今回は亀山がかなり活躍する回だった。

以下、少しネタバレを含みます。

100年前と現在の殺人事件

昭和元年、榮明大学創設者の秘書が殺害された。

そして現在、同じ大学の事務局長が殺害される。

2つの事件には共通点があり、どちらも大学の不祥事を告発しようとした人物だった。

100年前は大学創設者が秘書を殺害。

現在は前理事長が事務局長を殺害。

世代は変わっても、

「大学の名誉を守る」

という考え方は変わっていなかったということになる。

100年続く伝統というより、100年間続いてしまった隠蔽体質。

なんとも嫌な話。

サルウィンで石油、今度はレアメタル

榮明大学は100年前、サルウィンで石油の発掘調査を行い油脈を発見していた。

そして現在はレアメタルの調査。

サルウィン、ずいぶん資源が豊富な国らしい。

ただ今回、問題になったのはその発掘調査によって起きた出来事を大学側が隠蔽しようとしていたこと。

サルウィンといえば亀山。

ここでようやく亀山の出番がかなり増える。

亀山はサルウィン時代の知人に連絡を取り、榮明大学のレアメタル発掘調査が始まってからヒ素中毒が起きていることを突き止める。

こういう設定なら、右京さんだけでなく亀山だからこそできる捜査になる。

今回はかなり“亀山回”だった。

告発する前に理事長へ話すから…

100年前の秘書も、現在の事務局長も、大学の不祥事を告発しようとしていた。

ただ、どちらもその前に理事長へ話している。

ここが見ていて少し気になった。

大学側が自ら公表する気があるなら、そもそも最初から隠蔽なんてしない。

それなのに、

「考え直してください」

「公表してください」

と説得しに行く。

それで相手が改心するならいいけれど、そうならなかった場合は自分が危険になる。

しかも最終的に、

「公表しないなら告発する」

という流れになる。

それはもう、

「これからあなたにとって困ることをします」

と教えているようなもの。

もちろん本人としては、いきなり外部へ告発するよりまず内部で解決したかったのだと思う。

でも結果だけ見ると、100年前も現在も、それで殺されてしまっている。

理事長の娘の小細工が余計にややこしい

現在の事件では、理事長の娘・令華も少しややこしいことをする。

事務局長へ会いに行ったところ、すでに殺されていた。

そこで父親が犯人だと思い込む。

現場の花束にユリが入っていることに気づき、ユリアレルギーのある父親に反応が出れば警察に疑われると考え、花束からユリを抜く。

少しでも捜査を混乱させ、父親が逮捕される前に自首してくれれば、というつもりだったらしい。

でも父親は犯人ではなかった。

完全な勘違い。

結果的には現場を勝手にいじっただけ。

かなり迷惑。

気持ちはわからなくもないけれど、警察の捜査を余計にややこしくしている。

100年前のサーベルからDNA

100年前の殺人事件では、凶器となったサーベルからDNAが検出される。

そして殺害された秘書の子孫のDNAと照合して一致。

これで100年前の事件の真相が明らかになる。

ただ、ここは少し無理矢理感があった。

100年間、一族の家宝として保管され、しかも手入れされていたサーベル。

そこから100年前のDNAがちゃんと残っている。

さらに殺害された秘書に子孫がいて、そのDNAと比較できる。

条件がかなりきれいにそろっている。

もちろんドラマなので、これくらいはありなのだろうけれど、

「そんなにうまく残っているものなの?」

とは思ってしまった。

“大学の名誉”という名の殺人

今回の事件そのものは、そこまで複雑ではない。

大学の不祥事を告発しようとした人物を、大学創設者一族が殺害する。

100年前も現在も同じ。

舞台が大学だっただけで、これが病院でも会社でも政治家一族でも成立しそうな話。

権力や組織の名誉を守るために、内部告発しようとする人間を排除する。

かなり王道な構図。

第3話、第4話はひねりのある展開が続いていたので、それと比べると今回は少しストレートだった。

昭和100年という題材は面白い

2025年は、昭和がそのまま続いていたとすれば「昭和100年」。

今回のタイトルはそこから取られている。

昭和元年に起きた殺人事件と、昭和100年に起きた殺人事件。

100年前から続く大学創設者一族の隠蔽体質。

題材としては面白い。

ただ事件自体には、そこまで大きなひねりはない。

「昭和100年」という設定をもっと使った話になるのかと思っていたので、その点では少し普通だった。

まとめ|事件より亀山のサルウィン人脈が印象に残った

『相棒 season24』第5話「昭和100年」は、100年前と現在の殺人事件が同じ大学創設者一族によって起こされていたという話だった。

大学の名誉を守るために不祥事を隠蔽し、告発しようとした人物を殺害する。

事件そのものはかなり王道。

理事長の娘の小細工も少しややこしかったし、100年前のサーベルにDNAが残っていたという部分には多少無理矢理感もあった。

そんな中、一番印象に残ったのは亀山の活躍。

サルウィンでの出来事が事件の重要な鍵になることで、現地時代の人脈を使って情報を集める。

こういう時の亀山は強い。

右京さんだけではできない捜査なので、相棒らしい役割分担になっていた。

次週は矢島健一さんがゲスト。

「殺人の痕跡が完全に消去される!?事件師との静かな頭脳戦」ということで、今回よりもトリッキーな話になりそう。

どんな感じになるのか楽しみ。

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