7月19日に配信開始されたWOWOW オリジナルドラマ「ALIUS -特定事象捜査ファイル-」の第1話を見てみた。思っていたよりも楽しめたのでちょっとネタバレ含む感想、気になることなど書いていきます。
「ALIUS -特定事象捜査ファイル-」 (全6話)は、主演・佐々木蔵之介。科学では説明がつかない連続猟奇殺人を食い止めるために事件を追う現代を舞台に繰り広げられるクライムサスペンス!
『ALIUS -特定事象捜査ファイル-』はどんなドラマ?
どんな感じのドラマなのかWOWOWさんのHPから引用させて頂きます。
地下駐車場で発見された凄惨な他殺体を皮切りに幕を開けた連続殺人事件。やがて浮かび上がる「ALIUS」と呼ばれる謎の存在を巡り、科学では説明不能な連続殺人に挑む、完全オリジナル脚本のクライムサスペンス。
深い心の傷を抱えながら、不可解な連続殺人事件と向き合うことになる警視庁捜査一課のベテラン刑事・佐野省吾を演じるのは、WOWOWオリジナルドラマへの出演は約24年ぶりにして、初主演となる佐々木蔵之介。事件の捜査に加わる、科警研から捜査一課に出向中の研究員・神崎透流役には中川大志。佐野の優秀なバディである女性刑事・羽住杏奈役には恒松祐里、突然理由も告げず佐野のもとを去った元妻・辰巳薫役には坂井真紀という実力派キャストが競演。連続殺人事件の行方をスリリングに描くエンターテインメントであると同時に、“高度な社会”のもろさや矛盾にも鋭く切り込む社会派ドラマとしての側面も併せ持つ。
さらに今回、楽天グループ株式会社とのタッグにより、ドラマと世界観を共有する縦スクロール型デジタルコミックとの連動プロジェクトも始動。2作品を行き来しながら考察を深めていく楽しみも大きな見どころの一つとなる。
WOWOW HPより
第1話のあらすじ
警視庁捜査一課の佐野省吾(佐々木蔵之介)は、捜査のためなら手段を選ばない刑事。ある日、地下駐車場で、喉に4本のナイフが刺さった脳神経外科医の変死体が発見される。
佐野はバディの羽住杏奈(恒松祐里)、そして科警研から出向中の研究者・神崎透流(中川大志)とともに捜査に乗り出す。
しかし、第2の犠牲者が出たことで事態は急転。被害者の周辺や現場の痕跡をたどる中で、捜査線上に謎の研究所の存在が浮かび上がる。
WOWOW HPより
【キャスト】(敬称略)
佐野省吾→佐々木蔵之介
警視庁捜査一課の刑事。洞察力が鋭い優秀な刑事である一方で、3年前に元妻から突然別れを告げられ、心に深い傷を抱えている。
神崎透流→中川大志
科警研から捜査一課へと出向し、佐野たちの捜査に加わる研究者。純粋すぎる好奇心と研ぎ澄まされた頭脳の持ち主。
羽住杏奈→恒松祐里
冷静沈着な捜査一課の刑事。孤立しがちな佐野の理解者であり、バディを組んでいる。佐野・神崎とともに連続殺人事件を追う。
辰巳薫→坂井真紀
野の元妻。かつては警視庁生活安全課所属の警察官であったが、3年前に理由も告げず佐野のもとを去り、行方知れずとなった。
第1話ネタバレ感想
ということで、早速どんな感じなのか見てみた。
内容に関してはあまり詳しく書きませんが、少しネタバレも含む感想と気になったことなど書いていきます。
ここから一部ネタバレを含みます。
意味深なナレーション
初回の冒頭のナレーションはどんな物語が始まるのか重要な部分。
現在、地球上に存在する人類は、我々ホモ・サピエンスのみだとされている。高度な言語能力を授かったサピエンスはそれを武器に他の人類を絶滅に追い込み、繁栄を謳歌してきた。
では、サピエンスを凌駕し脅威となる別の人類が現れた場合、私たちは彼らとどう向き合うべきなのか。
受け入れて共存を目指すのか、それとも脅威に抗い排除するのか。その問いが今まさに突きつけられようとしている。
☑️これを聞いて、ホモ・サピエンス以外の人類が出てくる話なのだろうな、と思っていたが…
初回では別の人類が存在することに話は及ばず、唯一これから出てくるんだろうなと感じがしたのは、2人目の遺体が発見されたときに、遺体が「THEY CONTTOL HOMO SAPIENS」という紙を握っていたことくらいだった。
猟奇的な殺人事件①
1件目の事件の被害者は、地下駐車場で発見された北条武彦、60歳。慶名大付属病院の教授で専門は脳神経外科。同病院に勤務する傍ら全国脳神経外科医学会の常務理事も務めていた。
首には索条痕があり、その上からナイフが4本突き刺さっていた。犯人は被害者を絞め殺したのち、この駐車場に遺棄してナイフを刺したと推測される。
喉に突き刺さったナイフは「4本」、遺体が置かれた駐車スペースの番号も「4番」ということに佐野は「犯人は何らかの意味を込めた。」と考える。
そして、北条教授の職場で「20時 ALIUS LAB」と書かれた形跡を見つけたり、北条は酔ったときに「あと少しで世界がひっくり返る」と口にしていたことがわかる。
☑️地下駐車場で犯人が北条の遺体を下ろすときに、隣にもう1つの血のついた白いソックスとカジュアルな感じの靴(スニーカー?)をはいた動かない足(遺体?)が映る。これはだれかの遺体なのか?この遺体は車から降ろさずにいたので、この時点ですでに北条以外の誰かが殺されていたということなのだと思う。
☑️脳科学の発展に欠かせない存在だったという北条が独自に進めていた「あと少しで世界がひっくり返る」という研究が何なのか。それは今回では分からなかった。
猟奇的な殺人事件②
またしても駐車場で遺体が発見される。規制線の外から中をじっと見るマスクをした中年男性がいる。その男はその場を早足に立ち去るときに現場に駆けつけた佐野とぶつかり、男は何も言わずに歩き去る。佐野は相手の顔を見るも、「佐野さん、こちらです。」と羽住に声をかけられ現場へ行く。
被害者は大迫大輔、35歳。AIフロンティアという人工知能を開発するテック企業の開発者兼社長。被害者の喉には「3本」のナイフが突き刺さっていて、駐車場の番号は「3」。
最初の被害者・北条武彦とのつながりはまだ確認できていないが、おそらく同一犯との見立て。
神崎は遺体を確認していると、被害者が手に何かを握っていることを見つける。握られていたのは、
3枚のテープ状の黒い紙(?)。
「THEY」
「CONTROL」
「HOMO SAPIENS」
神埼はその紙を見て「THEY CONTROL HOMO SAPIENS…彼らは人類を操る」と言う。
☑️事件現場近くで佐野にぶつかり、立ち去った男性はあきらかに怪しいので今後、また登場するのかなと思う。それが新たな被害者としてなのか、既に亡くなった2人の関係者としてなのかはわからない。
☑️このシーンで佐野と羽住は上から駐車場を見下ろしているのだけれど、上から遺体をみると、仰向けで「A」の形を連想できるような…「ALIUS」の「A」?わざとそのように犯人がしたのかはわからないが、意味がありそうに感じた。
☑️遺体が握っていた3枚の黒い紙?はよく見えない部分もあったが、神崎が言う通りなら、「THEY」「 CONTROL」「HOMO SAPIENS」(彼らは人類を操る)。気になったのは「THEY」(彼ら)だということ。「WE」(我々)ではないので、コントロールしている側からのメッセージではなさそう。
☑️神崎は「科警研から捜査一課へと出向し、佐野たちの捜査に加わる研究者。」なのに、猟奇的な遺体を見ても全く驚きもしないし、遺体をよく観察し鑑識が見つけていなかった被害者が握っていた紙を見つけるなど大活躍。
元妻の死
佐野は3年前に元妻・辰巳薫から突然別れを告げられていた。北条の遺体が発見される前日、非通知で着信があり、留守番電話には薫の声でメッセージが録音されていた。
留守電「突然電話してごめんなさい。あのね、婚約指輪を入れた箱どこか覚えてる?」。
佐野は電話帳にある薫の番号に電話するも「おかけになった番号は電波が届かない場所か電源が入っていないためかかりません…」と、つながらない。
後日、佐野は自宅で箱に入った婚約指輪を見つける。そして薫に電話してもつながらない。
そして、大迫の遺体発見現場にいる時に連絡を受け、警察に駆けつけ遺体を確認すると、それは薫だった。
刑事は「今朝管理人が首を吊っているのを発見しました。検死の結果、他殺の疑いはないそうです。」薫は自殺したと判断される。
☑️3年前、離婚届を書き、別れを告げて出ていった薫が「突然電話してごめんなさい。あのね、婚約指輪を入れた箱どこか覚えてる?」と、非通知で留守番電話にメッセージを残し、まもなく自殺し、遺体で発見される…これは佐野じゃなくても、何かおかしいと思うだろう。
犯人は薫?
刑事は薫と連絡を取っていたのか、最後に会ったのはいつか、離婚の理由は何なのか、と矢継ぎ早に質問し、佐野は一体何が起こっているのか説明を求める。
刑事は佐野にタブレットを渡し、地下駐車場で車から遺体をおろしているを見せる。そして「例の脳外科医が殺された事件、犯人は…辰巳薫です。」と告げる。
薄暗い映像には黒いフードを被った犯人の顔が一瞬映る、それは薫だった。それを見た佐野は少し動揺し、何も言えない。
☑️映像で薫はフードはかぶっていたが、マスクなどで顔を隠していないのに違和感あり。
☑️最初の被害者、北条を殺害した犯人が薫だとしたら、警察は同一犯という見立てをしているので、2人目の被害者、大迫を殺害したのも薫、となるのか?
☑️このまま薫が犯人だとは思えないような話の流れなので、次回以降どんな展開になるのか?いろいろ他にも証拠がでてきたりするのだろうか?
まとめ|第1話を見てみて
どんなドラマも初回は情報量が多い、ましてや第1話は26分。いろんなことが詰め込まれていた。事件の猟奇性や犯人が誰なのかということよりも。冒頭のナレーションにあった「サピエンスを凌駕し脅威となる別の人類」ということが気になってしまった。
そんな中でも「ALIUS LAB」「THEY CONTROL HOMO SAPIENS」というキーワードや、殺害されたのは「脳科学の発展に欠かせない存在だった北条」、「人工知能を開発するテック企業の開発者兼社長・大迫」という2人の職業も意味深だ。
北条の遺体を運んできたワゴン車の中には、少なくとももう一体、遺体があった。これは誰だったのか?
大迫の遺体発見現場から怪しげに立ち去った男性、発見された遺体の「4」と「3」の意味、ところどころ佐野たちを映すカメラの映像は誰が見ているのか、薫の残したメッセージ「婚約指輪を入れた箱」に何かが隠されているのか…謎は多い。
初回はドライブレコーダーの映像で、地下の駐車場に北条の遺体を運んだ犯人の顔が薫だったという場面で終わったが、黒いフードで顔を見えにくくしていたとはいえ、マスクもせずに薫の顔がはっきりカメラに映っているのがなにしろ不自然だ。まるで「私です」と言ってるようなので、何か意味があるはずだと思う。
今後どんな展開になっていくのか、第2話も見てみようと思う。
