なんだかんだでテレビ朝日の『相棒』は毎週見ちゃう、姉です。
10月15日から始まった『相棒 season24』。初回は拡大スペシャルで、第1話「死して償え」は次週へ続く前後編の前編。
今回は、15年前の強盗殺人事件に冤罪の可能性が浮上し、右京と薫が有名講談師一家へ近づいていく話。内容に関して詳しくは書きませんが、見てみた感想を少し書きます。
右京さんが70代で内弟子になる
最初から気になってしまったのは、右京さん(水谷豊さん)が講談師・瀧澤青竜(片岡鶴太郎さん)の内弟子となって潜入すること。人生100年時代とはいえ、さすがにちょっと…。もちろん、右京さんが内弟子にならないと話が始まらないし進まないのだけれど。
師匠の青竜は白髪の長髪で、いかにも貫禄のある風貌。一方の右京さんは黒髪の短髪。それでも右京さんのほうが年上に見えるので、なんとも不思議。
気になって年齢を見てみると、片岡鶴太郎さんは70歳、水谷豊さんは73歳。そんなに大きな差はないけれど、やはり鶴太郎さんのほうが若い。ちなみに途中で青竜のファンとして登場する石坂浩二さんは84歳。
人生100年時代とはいっても、70~80代で現役の公務員というのは現実ではあまり見かけないので、やっぱりちょっと不思議。政治家ならそこまで違和感がないのだけれど。
オンラインカジノだけ妙に今っぽい
そんな中、青竜の弟子のひとりがスマホでオンラインカジノをしていて捕まる。右京さんが70代で内弟子になっている一方で、オンラインカジノが出てくる。この新旧の混ざり方がなんだか面白かった。
長寿シリーズなので登場人物たちも年齢を重ねているけれど、事件や小道具はしっかり今の時代。こういうところも『相棒』らしいのかもしれない。
お香の香りから白骨死体を見つける右京さん
内弟子として潜入した右京さんは、お香の香りに導かれ、青竜の家の敷地内にある蔵へ。そこでクンクンと鼻を利かせ、床下から白骨化した人骨を見つける。
さすが右京さん。普通に潜入するだけでは終わらない。
15年前の強盗殺人事件を調べていたはずが、いきなり別の白骨死体まで出てくるので、一気に話がややこしくなってきた。
片岡鶴太郎さんが本当にいい味を出している
今回、一番印象に残ったのは片岡鶴太郎さん。演じる瀧澤青竜は、人間国宝の有名講談師。
私は講談について詳しくないけれど、実際に講談をする場面もかなり自然に見えた。さらに、ファンからサインを求められて色紙に文字を書く場面。これがまた味のある字。
鶴太郎さんは本当にいろんなことができるんだなと改めて思った。
少し前にはNHK大河ドラマ『べらぼう』で、喜多川歌麿の師匠・鳥山石燕を演じていた。あの時もかなりお似合いだったけれど、今回の講談師役もまたハマっている。
白髪の長髪に和装というだけでも雰囲気がある。そこへ鶴太郎さん自身の多才さが重なって、かなり説得力のある人物になっていた。
冤罪疑惑なのに上の人たちが騒がしくなる
物語の中心となるのは、約15年前に起きた強盗殺人事件。破門された元弟子が犯人として逮捕され、死刑が確定している。しかし本人は盗みに入ったことは認めても、殺人については否定している。
そこへ冤罪の可能性が浮上し、右京と薫が動き始める。
すると副総監の衣笠(杉本哲太さん)が冤罪発覚を恐れ、検事総長・臥龍岡詩子(余貴美子さん)へ状況を報告。さらに内閣情報調査室の社美彌子(仲間由紀恵さん)まで登場する。
一気に上の人たちが騒がしくなってきた。単純に昔の事件を解決するだけでは終わらなさそう。
「死して償え」は誰のことなのか
今回のタイトルは「死して償え」。このタイトルを考えると、どうしても講談師一家の誰かが真犯人なのでは?と思ってしまう。
相棒の2人が冤罪を疑って捜査を始めて、「やっぱり冤罪ではありませんでした」で終わるとはあまり思えない。
となると、真犯人が見つかって冤罪が明らかになるのか。あるいは真犯人がわかっても、何かの事情で簡単には冤罪を覆せないのか。そのあたりが次週のポイントになりそう。
検事総長の臥龍岡詩子が右京たちの味方なのか、それとも別の思惑があるのかも気になる。
まとめ|片岡鶴太郎さんの存在感と、冤罪事件の続きが気になる
『相棒 season24』第1話「死して償え」は、初回拡大スペシャルらしく登場人物も多く、過去の強盗殺人事件、冤罪疑惑、白骨死体といろいろ詰め込まれていた。
個人的には、右京さんが70代で講談師の内弟子になるという設定にまず驚いたけれど、それ以上に片岡鶴太郎さん演じる瀧澤青竜がいい味を出していた。
講談も、サインを書く場面も、風貌もかなり雰囲気がある。物語はまだ前編なので、事件の真相は次週へ。
死刑が確定している元弟子は本当に冤罪なのか。白骨死体は誰なのか。そして「死して償え」というタイトルが誰を指しているのか。次週の展開が楽しみ。

