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「コンサルタント」第3話 感想|暗殺小説家の素顔と同級生との再会

ドラマ感想(コラム)
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6月21日に配信開始されたWOWOW 連続ドラマW「コンサルタント―死を執筆する男―」第3話のちょっとネタバレを含む感想や気になることなど書いていきます。

『コンサルタント―死を執筆する男―』はどんなドラマ?

「コンサルタント―死を執筆する男―」 (全6話)は、伊藤健太郎が「暗殺」専門のコンサルタント役でWOWOWドラマ初主演!禁断のテーマを描いたK-文学の衝撃作を実写化したダーク・サスペンス。

どんな感じのドラマなのかもう少し詳しくWOWOWさんのHPから引用させて頂きます。

ミステリー作家志望の冴えない男が、謎の組織“カンパニー”に引きずり込まれ、“完璧な暗殺シナリオ”を執筆する「暗殺」専門のコンサルタントへと転身。だが男は、次第に圧倒的な巨悪に巻き込まれ、逃げ場を失っていく──。死さえも商品となる資本主義社会の闇の中で、試され、裏切られ、翻弄されていく人々を描いたダーク・サスペンス。

原作は、英国推理作家協会(CWA)主催の世界最高峰のミステリー文学賞「ダガー賞」翻訳部門で最終候補作にノミネートされたイム・ソンスンの「暗殺コンサル」。WOWOWでは初のK-文学(韓国文学)作品の映像化となる。監督は、映画「リング」シリーズなどジャパニーズホラーを牽引してきた中田秀夫と「アンフェア」シリーズの小林義則。

そして、平凡な男から「暗殺」専門のコンサルタントへと変貌を遂げる主人公・伊崎耀を演じるのは、「今日から俺は!!」シリーズなどの実力派俳優・伊藤健太郎。さらに伊崎の運命を大きく左右する登場人物として、桜井日奈子、一ノ瀬颯、木村文乃、GACKTら豪華キャストが顔をそろえる。“人の死さえ商品になる”という禁断のテーマを描いたダーク・サスペンスをお見逃しなく!

WOWOW HPより

本編予告はこちら。

第3話のあらすじ

悩んだ末に“暗殺コンサルタント”としてカンパニーで働くことを決意した伊崎。以来、生活は一変し、表向きは外資系企業のエリート社員として振る舞いながら、裏ではマネジャーの水畑早紀(木村文乃)から受け取った資料をもとに、完全犯罪のシナリオを練る日々が続く。一方で伊崎は、意外なきっかけから経理の斎藤良美(桜井日奈子)と交際することに。さらに高校のクラス会に出席した伊崎は、思わぬ人物との再会を果たす。

WOWOW HPより

【キャスト】(敬称略)

伊崎耀→伊藤健太郎
ミステリー小説家志望の冴えない男。謎の組織“カンパニー”に引きずり込まれ、やがて”完璧な暗殺シナリオ”を執筆する「暗殺」専門のコンサルタントへ転身していく…。

黒川秋峰→GACKT
伊崎を“カンパニー”にスカウトする謎の男。伊崎の小説家としての才能を見い出し、カンパニーのために利用する。冷徹で何を考えているか分からない。

水畑早紀→木村文乃
伊崎の監視役として“カンパニー”から派遣されたマネージャー。突如として伊崎の「理想の女性」として伊崎の前に現れる。過去にある秘密を抱えている。

斎藤良美→桜井日奈子
エイドローンリサーチ社・経理担当。地味な性格だが社外ではブランド依存症の一面も。コンサルタントになった伊崎とは社内には内緒で交際中。

菅野正人→一ノ瀬颯
警視庁捜査一課・刑事。伊崎が暗殺コンサルタントとして関わる一連の「自然死」や「自殺」に疑いの目を向け、単独で捜査を続けるキレ者。

徳永貞夫→河相我聞
エイドローンリサーチ社・東京支社社長。本社から移動してきた伊崎の事を良く思っていない。

染谷→芹澤興人
古本業者。伊崎の小説家への夢を応援しながらも芽が出ず、古本屋の店番をしている伊崎を心配している。

山室将成(国会議員A氏)→大河内浩
与党の国会議員。糖尿病を患っているため日々のインスリン投与が日課となっている。

三枝孝之(神父B氏)→東根作寿英
小さな町のカトリック神父。教会に通う年下の女性信者と不倫を重ねている。

加藤篤志(酪農家C氏)→諏訪太朗
田舎に住む酪農家。1日中、大量のタバコを吸う喫煙者。

榎本和昌(総合商社元部長K氏)→阪田マサノブ
総合商社を早期退職させられた元部長。家出した妻に多額の借金が発覚し、家族が崩壊していく。

五條永作(会長と呼ばれる男)→木場勝己
政財界の黒幕的存在で、“最後のフィクサー”と称される人物。ある日突然、伊崎を誘拐し…。

第3話ネタバレ感想

ということで、早速どんな感じなのか見てみた。

内容に関してはあまり詳しく書きませんが、少しネタバレも含む感想と気になったことなど書いていきます。

ここから一部ネタバレを含みます。

舞台は2年後(2028年)へ

前回までは2026年の話で、今回から2年後、つまり2028年の話となる。

伊崎は多分タワマンに住んでいて、身につけるものも高級そう。第1話で出てきた会社に勤めていて、どんな会社でどんな立場のかというと…

職場→外資系企業”エイドロンリサーチUK 東京支社”
主な業務は国内企業向けコンサルティングのために情報収集を行いリポートをイギリスにある本社に上げる。

立場→唯一の本社直属のエリート社員。肩書はコンサルタント。専門はリストラ全般。

しかし、この会社はカンパニーが伊崎の本当の仕事を隠すためにカンパニーが用意した巧妙なフェイク。
イギリス本社→ロンドン郊外に小さなダミー会社があるだけ。

伊崎の本業はあくまでカンパニーから依頼を受け実在する誰かを暗殺するための小説を書くこと。

☑️カンパニーはなぜ伊崎を外資系会社のエリートとしたのか?古本屋で働くよりも都合がよいのか?その理由は今回わからない。

小説『失われた家族の象徴』

カフェで伊崎と彼のマネージャー・水畑早紀が会話しながら小説『失われた家族の象徴』の内容がわかってくる。この小説を読んで早紀がつけた点数は87点。

主人公は総合商社で早期退職という名のリストラで辞めさせられた元部長K。

内容と流れを簡単に…

総合商社の部長だったKはリストラされる

25年連れ添った妻が家出

妻の借金(ホストに貢いだ5000万)が発覚、Kは知らぬ間に連帯保証人になっていた

息子は母親を捜しに繁華街に行き客引きとめもて傷害事件で逮捕

Kは息子の事件で被害者と示談をする(7500万)が詐欺だった

Kは自宅で泥酔して寝ている

カンパニーから送り込まれた面々がKをガレージの愛車に運び入れ排気ガス(一酸化炭素中毒)で自殺を偽装

自殺で処理される

☑️ようは「度重なる不幸が続いて自殺した」という話にしたいのだろうけど、さすがにちょっと無理やり感あり。

キャスティング力が試される

この小説ではカンパニーのやることがいつもにも増して多かった。

早紀曰く、カンパニーも苦労したようで…

●リストラ部長Kの奥さんをたらし込んで離婚届を書かせ、駆け落ちまで段取りしたホスト。
●母親を捜そうとした息子に絡んだ客引きの男。
●被害者の診断書を偽装し多額の慰謝料と治療費を要求した偽弁護士。
●泥酔したKを一切の証拠も残さずに自殺を演出。

一方の伊崎はというと、結構呑気なもので…

●まあ今回はだまし合いのコンゲーム(コンフィデンス・ゲーム、騙し合い)をねらったからね。
●カンパニーのキャスティング力が試される小説だったかも。
●そこまで持っていくには結構手間がかかるからカンパニーも苦労しただろう。

☑️小説の中で出てくるニセ弁護士が第1話で伊崎が缶詰めになったホテルのフロントの人だったりして面白い。よくよく見直したらいろんな人がいろんな小説で重複しているのかもしれない。

☑️カンパニーはこの内容でよくOK出したよなぁ。お金がかかるのは気にしないのかもしれないけど、ホストが奥さんに離婚届を書かせて駆けおちさせるまで時間がかかりそう。連帯保証人になってるから5000万返せっていうのも、Kは自分は知らないし判も押してないのによく払ったよなぁ。

☑️Kを暗殺するために小説によりホストにはめられた母親は多少なりとも楽しい思いもしたのだろうからともかく、息子はホストに狂った母親を捜しに行き傷害事件をでっちあげられて犯罪者、父親は自殺、そのうえ相続する財産もないのだから気の毒。Kだけ暗殺するならもう少し違う話であって欲しかった。

僕は小説家

伊崎は早紀に「そこまでお見通しなら最初から全て書けばよかったのに。そしたら100点あげたわ。」と言われて、

僕は小説家だから書くのは単なる暗殺のマニュアルなんかじゃない。人が死に至るための物語だから「フィクションをファクトにするためのディテールの修正」は、カンパニーに任せるよ。

と、答えるシーンがある。

☑️なぜ小説でなければいけないのか、前回から不思議に思っていた。伊崎はかっこよく「僕は小説家だから」「修正はカンパニーに任せるよ」とか言ってるが、つまり伊崎には専門知識がないから小説は書けてもマニュアルは書けないわけだ。

☑️完璧な暗殺のために修正が必要な小説よりも、専門知識のある人が書いた完璧な暗殺マニュアルの方がカンパニーに重宝されそうだけど。

暗殺動機と報酬

早紀は「うまくいったみたい。」と、「角菱物産元部長、自宅で遺体で発見 ガレージ車内で一酸化中毒か」というニュース記事を伊崎に見せる。

☑️暗殺動機に関しては伊崎が調べたことを早紀に聞いたりしているが、後に捜査一課の刑事・菅野が「武器転用可能なドローンの部品を不正輸出した件で公安が内偵中だったが、その部長が死んだせいで捜査は完全に行き詰まった。」と言っているので、これが暗殺の動機で、だれかが口封じに暗殺を依頼したということなのだろう。

☑️伊崎の原稿料1作1000万、カンパニーに本採用になってから8本。2年で8000万。

☑️小説家が1000万、実行役とか現場に出る人たちは小説家の何倍もリスクが高いからもっと報酬が高いのかな?カンパニーに1人の暗殺を依頼するといくらで受けくれるんだろう?

恋をする?

伊崎は同じ職場にいる経理の斎藤良美と約1年交際中。良美は仕事の時は地味な感じだが、外で伊崎と会う時は全然印象が違う。

良美はブランド好きで依存症気味でも誰かに見せるためではなから会社には着ていかない。サイトウヨシミというありきたりな名前がコンプレックスだったので、「ブランド品は私を他人と区別させるために必要な…よろいみたいなもの。持ってることが大事で人に見せる必要なんてないから。」ということらしい。

良美は伊崎と家で会いたい、料理つくれるから。というが「うんそうだね…」と伊崎は言葉を濁す。約1年の交際で伊崎が良美を自宅へ自宅へ招いたり彼女の家族や友人に会うことは一度もなかった。

「伊崎さんて、ここにいるのにどこか遠くにいるみたい。」という良美の言葉を聞いて、伊崎は「彼女はどこかで気付き始めている。僕の中に誰も超えることの出来ない壁があり、その壁の向こう側にもう1人の僕が存在することを」と、なんとも微妙な関係だ。

☑️暗殺小説書いてる伊崎が、恋した相手と共に幸せになる…なんて無理そう。良美がカンパニーに殺されたり、おかしくなった良美に自分が殺されたりしないよう、なるべく良美を傷つけずに別れる方法を自分用に小説で書いて1人で実行し完遂することをおすすめする。

新たな執筆依頼

早紀がカンパニーからの新しい依頼を持ってきて、「今回の主人公は今までとはちょっと毛並みの違う人物。強いて言うなら…あなたに似てるかも。」と意味深。
伊崎は早紀から封筒を受け取る。

☑️依頼の内容についてはここでは触れられていないが、話が進み「これがあの依頼だったのか?!」と思わせるような広がりのある展開につながるのは面白い。

3年F組クラス会

城東大付属和敬高等学校、3年F組クラス会。伊崎はこのクラス会に参加する。幹事の吉岡は卒票写真をクラス全員のグループアルバムに上げてくれて、「伊崎も映ってるよ。見てみろよ。」といわれ確認する。

☑️写真の伊崎は、茶色い(多分アディダスの)上着を着て振り向いている。この服は2年前、初めて小説を書いたころにも着ていて、当時この服で国会議員の事故現場の地下駐車場に行き、立入禁止で警備員に返されている後ろ姿を菅野に見られていた。

同級生の宮崎は銀行をリストラされたばかりで酒に酔い、伊崎がリストラのコンサルと知るとからんできて殴りかかろうとする。そこに菅野が現れて宮崎の腕を掴み事なきを得る。

☑️警視庁捜査一課の刑事・菅野は伊崎の高校の同級生だった。

殺し屋って実在すると思う?

伊崎と菅野は会場の中にある静かなバーカウンターで話す。

菅野は「ミステリのセミプロに意見を伺いたいんだけど。殺し屋って実在すると思うか?」と伊崎にたずねる。

刑事になって4年。特に2年前くらいから事件とも呼べないありふれた事故なのに、なぜか引っ掛かるヤマが何件もあり、被害者につながりはなく、どれも100%事故として処理された。唯一の共通点は亡くなった人物が別の誰かにとって不都合な存在で、絶妙なタイミングでこの世から消えることで、利益を得るやつがいたこと。

でも確証はないし、刑事の勘…「なんか共通するにおいみたいなのがあるような気がする」という。

☑️菅野が”引っ掛かるヤマ”として上げていたのが、国会議員、神父、酪農家、リストラ部長の4つで、全て伊崎が書いた小説の事故・自殺。これはさすがにちょっと不自然だし、伊崎はこれまで11人の暗殺小説を書いていて残りの7つは気にならないのか?

殺し屋がいるとしたら?

伊崎は「もし仮に今の社会に殺し屋がいるとしたら、いくつかのタイプに分けられると思う。」と話し出す。

①野心に燃える暴力団員
前科を勲章だと思ってる連中。怖いもの知らずだけど、所詮使い捨ての駒のようなタイプ。

②特殊詐欺グループが臨時で雇用するような殺人業界の日雇い労働者
出し子、受け子の延長線で殺してこいとか言われ、金のためなら何でもせざるをえない。前科がなく貧しく追い込まれてる人間。でも殺し屋として長続きはしない。もともとは普通の人間だから殺人なんて過酷な経験をしたら、たちまち心が壊れて最悪…自殺に至る。

③ナチュラルボーンキラー
誰かに頼まれたら喜んで殺人を行なうタイプ。

伊崎が菅野に伝えたのはこの③まで、最後のシーンでもう1つのタイプとして

④暗殺コンサルタント
資本主義の歪みに適応してカンパニーというシステムの一部になった人。

ある青年

伊崎は「ナチュラルボーンキラー」の説明のなかで「ある青年」の例え話をする。

ある青年は特殊詐欺の実行役をしていた

指示役はその青年に「最悪殺しても構わない」という案件を指示する

青年は一切の証拠も残さず完璧に犯行(殺人)をやり遂げた

「次の指示はいつですか。出来れば早くお願いします。次はもっとうまくやります。」と言ってくる青年の本性に気付いた指示役は危険を察知してその青年との連絡を断つ

半年後、ある地方で連続殺人が発生しているという情報が指示役たちの耳に飛び込んでくる

指示役と黒幕は自分たちが青年の中に眠る殺し屋を目覚めさせてしまったことに気づく

話を聞いた菅野に「日本でそんな話リアリティーがなさすぎるだろ。」と言われ、伊崎は「だよなやっぱ駄目か。いや実は今の話、今書いてる小説の話なんだ。」という。

「その小説の結末は?」と聞かれた伊崎は「それは…何を隠そう途中まで書いたけど、これという結末が思いつかなくてな。」と答える。

☑️この「ある青年」の話は、伊崎が話しながら映像が流れる。なので「ある青年」がどんな顔をしているのかまでわかる。

☑️自分の書いた小説の複数の事故などに違和感があり、殺し屋はいると思うか?と聞いてくる同級生の捜査一課の刑事・菅野に、伊崎はペラペラとよくしゃべる。

転落事故

話が終わったタイミングで菅野に八潮から着信。
「転落事故?神宮前の修繕中のビル…俺も近いんですぐ向かいます。」と菅野は現場に向かう。

☑️菅野が電話で話の内容を声を出して復唱してるのがなんとも滑稽。

そして伊崎にも早紀から「あなたが書いた最新の小説。ついさっき無事に遂行されたわ。」と連絡が入る。そして映像が流れ、

「突貫工事の劣悪な現場」、「法令違反を承知で安全ネットも設置されていない足場」、「たまたま緩んでいたクランプ」、「なぜか見当たらない安全帯」…

「さまざまな偶然の不協和音が罪深いその青年の人生の最終楽章に終止符を打った」

転落死した人の顔が映るとさっき菅野と話してた時に映像が流れていた「ある青年」の顔。

早紀はこの小説に92点をつける。伊崎は「依頼人は特殊詐欺グループの黒幕?」と聞くと、「92点のご褒美に教えてあげる。ただのトクリュウグループじゃないわ。背後に政財界とのパイプがあったみたい。」と依頼人について少し教えてもらうことが出来た。

☑️まぁ今までの流れからして伊崎が菅野に話した「ある青年」の話には映像があったので、こうなるんじゃないかな、と思っていたけれど、テンポの良い展開で転落死した人の顔が映った時にはちょっとゾワッとした。

一方、現場に駆けつけた菅野は八潮と合流。

亡くなったのは作業員の山添悠斗さん23歳。修繕用のイントレの手すりが外れて転落。現場監督によると山添は最近この現場に来たばかりで仕事は人並みだが無愛想で、人づきあいはほとんどない。前は山梨の方の現場にいたと言っていた気がする、という。

「安全ネットもないブラックな現場、たまたま無くなった安全帯、緩んで外れたてすり…菅野が好きそうな出来過ぎた事故だな。」と八潮に言われた菅野はもちろん違和感がある。

しかし「状況からみて事故で間違いありませんね。業務上過失致死の線もあるのでうちの署で預からせてもらいます。」と警察は事故として捜査が進むようで…

☑️菅野には違和感のある事故なので、「死んだ派遣の作業員・山添が誰かにとって不都合な存在だったのか?」ということを調べていく展開になるのかな?

小さなきっかけ

転落事故の現場が事故とされ、菅野はクラス会のことを思い出し、クラス全員のグループアルバムの写真を見てみると、伊崎の写真で手がとまる。

写真の伊崎は、茶色い(多分アディダスの)上着を着て振り向いている。この服、この後ろ姿…

2年前、国会議員が亡くなった地下駐車場で警備員に追い返されていた男の服と後ろ姿、それが伊崎だったのではないかとハッとする。


「菅野には言い損ねちゃったけど、殺し屋には4つ目のタイプも存在するんだ。資本主義の歪みに適応してカンパニーというシステムの一部になった…」

僕みたいな暗殺コンサルタントがね。

まとめ|第3話を見てみて

今回は新たな小説『失われた家族の象徴』というリストラ部長Kの話と、最新作のタイトルはわからないが、「ある青年」の転落死の話。その他にも、伊崎は良美と交際していて、菅野とは高校の同級生だったことなど盛りだくさん。

伊崎は話の中でリストラ部長Kの暗殺が遂行されたあと、
「暗殺コンサルタントとして僕は今日まで11人の人間の暗殺を遂行してきた。でも僕が本当に殺したのは、僕自身の良心なのかもしれない。」というのだけれど、リストラ部長の「K」は、アルファベットで11番目。だとすると、ある青年は12人目なので「L」なのか?この先の展開でわかってくるのかもしれない。
アルファベットはA〜Zの26文字。結末までにZまでの話があるのか楽しみだ。

気になったのは伊崎が自分の書いた暗殺小説の過去の事故などに違和感を感じているという同級生で刑事の菅野にペラペラよく話すこと。小説に書いていない話ならまだともかく、これから事故が起きる予定の「ある青年」の話をなんでしたのか全くわからない。自分が関係してると疑われたいのか?

「僕が本当に殺したのは、僕自身の良心なのかもしれない。」という伊崎は、きっぱり暗殺小説を書くことに生きがいを感じて生きていくのか、まだまだどこかで葛藤したりするのか?

とりあえず、次回も見てみようと思う。

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