はい、今でもたまに放送される2時間スペシャルドラマが好きな妹です。
2025年7月当時、YouTubeの「スキドラ」で配信されていた『崖』というドラマを見た。
タイトル通り、2時間ドラマでお馴染みだった「犯人が最後に崖へ追い詰められ、犯行を自供する場面」を中心にした作品。
令和に作られたドラマなのに、服装やメイク、演技、表情、音楽まで昭和から平成の2時間ドラマっぽい。
リアルタイムであの頃のドラマを見ていた世代としては、
「そうそう、こんな感じだった」
と思うところが多く、かなり楽しかった。
※この記事は2025年7月にYouTubeで配信されていた『崖』を視聴した際の感想です。現在は当時の記事内で紹介していた動画の配信が終了しています。
2時間ドラマといえば、なぜか最後は崖
昔の2時間ドラマを思い出すと、犯人が最後に崖へ追い詰められるイメージがある。
そこで主人公を前に、
「そうよ、私がやったのよ」
と犯行を認め、なぜ事件を起こしたのかを延々と語り始める。
『崖』は、そんなお決まりの部分だけを取り出してドラマにしてしまったような作品だった。
崖で犯人が自供すると、その時の事件が回想として再現される。
真面目に昔のドラマっぽく作っているからこそ、余計におかしい。
服装も音楽も「昔の2時間ドラマ」っぽい
面白いのは話だけではない。
出演者の服装やメイク、少し大げさな表情や芝居も、当時のドラマを思わせる。
さらに音楽まで、
「こういう曲、流れていたな」
と思う雰囲気。
今のドラマとして普通に撮って、崖だけパロディにするのではなく、映像全体を昔の2時間ドラマらしく作っているところが楽しい。
リアルタイムで見ていた側としては、内容より先に細かいところが気になってしまう。
犯行理由まで妙にくだらない
当時公開されていたものの1つはダジャレを言いまくる小手伸也さんが妻役の星野真里さんに殺害されるもの。
もう1つは前原瑞樹さんが、シェフがにくくて殺すという話。ただし名前がわからないものについて、毎回友近さんが突っ込み入れながら話す。
どちらも見ていて思わず笑ってしまう内容だ。友近さんは以前から2時間ドラマっぽいものをやっていて、中でもモグライダー芝さんとのコンビでやったドラマが面白かった。
今見ると新鮮なのか、それとも懐かしいのか
私は昔の2時間ドラマをリアルタイムで見ていたので、『崖』を見るとまず懐かしさが来る。
でも、当時のドラマを知らない世代が見たらどう感じるのだろう。
「昔のテレビドラマって本当にこんな感じだったの?」
と、逆に新鮮に見えるのかもしれない。
サスペンスドラマなのに最後はなぜか崖。
追い詰められた犯人が長々と事情を説明する。
今考えると不思議なお決まりだけれど、それも含めてひとつのテレビドラマ文化だったのだと思う。
まとめ|2時間ドラマを知っているほど笑える『崖』
『崖』は、昭和から平成にかけてよく見た2時間ドラマのお決まりを、かなり真面目に再現した作品だった。
崖での自供、昔っぽい服装やメイク、音楽、演技。
そこへ友近さんのツッコミが入ることで、懐かしさと笑いがうまく混ざっている。
2時間ドラマをリアルタイムで見ていた世代のひとりとしては、
「こんな感じだったな」
と思いながら楽しむことができた。
こういう昔のテレビドラマらしさを再現した作品は、また見てみたい。

