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【ALIUS】第5話感想|マリオネット計画の内容と薫が残したもの

ドラマ感想(コラム)
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『ALIUS -特定事象捜査ファイル-』第5話では、神崎本人も知らなかった衝撃の事実が明らかになる。

さらに、薫が公安を辞めた理由やアリウスを支援していた過去、つくばの「ALIUS LAB」で行われていた研究の目的も判明。そして、薫が追っていたアリウス・榊颯真の正体が分かった。

今回は、神崎の正体や北条元也とマリオネット計画の関係、気になった点などをネタバレありの感想としてまとめる。

前回の第4話では、神崎の異変や薫が残したUSBなど、今回につながる重要な謎が浮上した。

【ALIUS】第4話感想はこちら

第5話3行まとめ

  • 神崎が自分でも知らなかった事実を知り、佐野はそれでも行動をともにする
  • 薫が公安を辞めた理由と、アリウスを支援していた過去が明らかになる
  • 薫が追っていたアリウスの正体と、マリオネット計画に関わる新たな人物が浮かび上がる

第5話あらすじ

神崎本人さえ知らなかった衝撃の事実が明らかになった。それでも神崎を信じ、引き続き行動をともにすることを決意した佐野は、薫が残したメッセージに従って、とある施設へ。

そこで待っていた間宮(山中崇)や芦田(花王おさむ)の証言から、「ALIUS LAB」の真の目的や、薫が佐野の元を去った理由が明らかになる。

やがて犯人の正体にたどり着いた佐野と神崎。しかし犯人の銃口は、すでにターゲットの背後に迫っていた。

神崎はなぜ自分がアリウスだと知らなかったのか

神崎の父が残した言葉

冒頭、17年前の神崎と父との会話で始まる。

神崎の父親は…
「他人は変えられない。思いどおりにならない。自分を変えろ。自分だけは思いどおりになる。絶対に忘れるな、他人に期待してもしょうがない」と息子(神崎)に言っていた。

そして神崎が11歳の時に両親は交通事故で亡くっている。

父親が「他人は変えられない、思いどおりにならない」だから、「自分を変えろ」というのは、自分と同じアリウスである息子が、人間を操る(他人を変える)能力を使わせないために言い聞かせていたような気がする。

両親の事故死と公安への疑い

佐野は神崎の襟元をつかみグイグイ問い詰める。神崎は自分がアリウスだとは知らなかったようで、襲ってきた男2人を夢中で止めようとしたら止まった、ということだ。

神崎がアリウスで、父親もアリウスなのか?佐野は神崎の両親の死は、交通事故ではなく公安によって殺されたのではないかと推測。神崎は自分も殺されるのではと怯えて取り乱す。

佐野は神崎にアリウスなのか?と襟元を掴んでグイグイ問い詰めるのだけど、あんまり追い込むと能力使われてヤバいと思わないのか?神崎は味方だから大丈夫ということなのか。

もし公安が神崎の両親を殺害していたのだとしたら、公安は神崎の父親がアリウスだと、なぜわかったのか?そしてアリウスの血を引く当時11歳だった息子(神崎)を、なぜ殺さなかったのか?子どもがいることぐらい公安は知っていただろうに。

薫はなぜアリウスを支援していたのか

薫を知るアリウスたち

薫が佐野に残した封筒にはUSBとメモが入っていて、メモには『もし私に何かあったら、このデータを芦田一暁という人に渡してください』と山梨県の住所が書いてある。

USBの中身は暗号化されていて見ることができない、佐野は襲ってきた男から念のため拝借した拳銃を取り出し、弾をチェック。神崎と共にその住所に車で向かい「社会福祉法人 山風の郷」で、芦田一暁と間宮に会う。

芦田と間宮はアリウス。薫との関係や薫のことについて話してくれる。

公安の捜査員だった薫の任務は、アリウスの保護。しかし実際には、監禁された末に殺害されることがほとんどだった。ある時、保護しようとした1人のアリウスが連行を拒み逃げ出し、薫の目の前で射殺された。その時初めて保護してきたアリウスが殺されていたことを知り、警察組織に絶望し退職

アリウスを支援する活動を始めた。そして同様の活動をしていた芦田と協力して、逃亡中のアリウスをひそかにかくまったりしていた。

佐野が拳銃を持っているのがなんとも意味ありげ。最終回で悪者アリウスとか公安に遭遇し、持っててよかったって事になりそう。

薫にとっての贖罪と「共存」

薫にとってアリウスの支援活動は「贖罪」で、公安に『アリウスというだけで殺させない。必ずいつか共存できるはずだ』と言っていた。佐野と離婚したのはその活動に巻き込みたくなかったから。

間宮も薫に助けられた1人で、薫はアリウスたちの恩人だった。そんな薫が殺人などするはずがなく、誰か(アリウス)に操られていたのだろう、という。

警察を辞め、離婚をしアリウスを知っている薫は生涯公安の監視対象。3年もの間、公安がなぜ薫を見つけることができないでいたのか本当に不思議。アリウスの保護を任務としている公安なら、アリウスを公安から救う活動をしている薫のことぐらいサクッと見つけられそうだけど。

薫が贖罪でアリウスを救う活動を始め、共存を夢見るのはわからないでもないが、現時点では公安にアリウスだとバレてしまったら、死ぬまで公安から逃げ続けることになるのでは?そもそも公安がアリウスをどうやって見つけているのかが気になる。

アリウス・榊颯真とは何者なのか

芦田は「あの男ならやりかねない」と、事件の直前に薫が調査していたアリウス・榊颯真の名前をあげる。薫によると、榊は無認可で行われていたアリウス研究(つくばのALIUS LAB)に巻き込まれていたらしい。

研究の内容は「アリウスの力の再現」。アリウスの音声データをAIに学習させ、人を操る声の生成を試みていた。

薫は榊がアリウス研究に「巻き込まれた」と言っている。「協力」ではなく、「巻き込まれた」とはどういうことなのか気になる。

「アリウスの音声データをAIに学習させ、人を操る声の生成」ということは、声が聞こえなければ操られることはないのか?

薫が残したUSBの中身

薫が芦田に託したUSBの暗号を間宮が解読すると、支援対象のアリウスのリスト(顔写真付き)があり、その中の1つ、榊颯真のデータの顔写真は、殺された脳神経外科医・北条武彦の息子である北条元也だった。

佐野と神崎は山梨から北条元也を捜しに向かうため、車に乗り込む。すると神崎は榊のデータのメモ欄に『研究関係者』として、カブラギ、北条、大迫、渡部、日高と書いてあることに気付く。

榊颯真が北条元也。名字も名前も違うのは養子なのか?父親のアリウス研究に巻き込まれた?もしかして父親はアリウスということを知って養子にし、研究に利用しようとしたのかも?

そういえば前回、次のターゲットだと思われた日高は公安に連れて行かれてその後どうなったのだろう?

日本独立党・鏑木真司とマリオネット計画

研究関係者をつないでいたイデオロギー

榊がカブラギをターゲットとしていたのなら、それは誰なのか?佐野はネットで調べている時に1枚の写真の男が胸に付けているバッジが目にとまり、そのバッジを北条武彦と大迫も持っていたことに気付く。

写真の男は日本独立党の鏑木真司。HPには、「国際的に自立した真の覇権国へ」「本物の安全保障を実現させる」「日本が世界をひっくり返す」などの文言。

佐野は北条武彦が「あと少しで世界がひっくり返る」と言っていたという話を思い出し、マリオネット計画の4人をつなぎ留めていたのはイデオロギーだったのだと分かる。

アリウスの力を軍事利用しようとしていたのではないか?元也の最後の標的は恐らくこの鏑木真司。

神崎は薫のメモ欄にある「カブラギ」を見つけ、佐野はネットで見つけた写真の鏑木真司が付けていたバッジからマリオネット計画の4人のイデオロギーでのつながりを見つけ、鏑木が元也の最後のターゲットだと導き出す。公安もびっくりな切れ者コンビだ。

仕掛けられた盗聴器

元也が狙っているのが鏑木真司だとわかった直後、車の後部座席からプププとなにか音がする。座席においてある神崎のバッグを調べると茶封筒がみつかるが心当たりがない。中には盗聴器が入っていた。

佐野は神崎に鏑木真司の居場所を調べさせ、品川で講演会をしている鏑木のもとへ急いで向かう。

一方、北条元也は警察官を操り、サイレン、赤色灯をつけて走行する車の中で、左手でスマホの家族写真を愛おしそうに見る。そして右手には拳銃…。

盗聴器を仕込んだのは誰なのか、現時点ではわかっていないが、間宮だったのではないかと思う。間宮は「私も薫さんに命を救ってもらった1人です。彼女は私たちアリウスの恩人でした」と言っていた。

そんな薫を操り殺人事件を起こさせ、自殺させた榊颯真(北条元也)、アリウスを悪用しようとするカブラギ(鏑木真司)らに復讐を考えていて、彼らが誰でどこにいるのか知るために盗聴したのではないか?

北条元也はアリウスの能力を使い、警察官を操っていた。どこにいるのかまではわからないが、多分向かっているのは品川で行われている鏑木真司の講演会。佐野たちは山梨から向かっているので、サイレン鳴らして走っている元也の方が先に着きそう。

元也は自分で鏑木を撃ち殺したいのか?今まで人を操り、殺させてきたのになぜ今回は銃を持っているのか?アリウスの能力を使えば鏑木を自殺させることも可能だろうに…。

まとめ|アリウス研究の目的と最後の標的が見えてきた第5話

今回はラス前ということもあってか怒涛の展開だった。

一番印象に残ったのはつくばのALIUS LABで研究していた内容「アリウスの力の再現」。アリウスの音声データをAIに学習させ、人を操る声の生成を試みていた、ということ。

「人を操る声の生成」ということは、アリウスの声が聞こえなければ、人は操られないということなのか?

今回登場したアリウスは、神崎、芦田、間宮そして榊颯真(北条元也)。それでもアリウスの能力についてはまだよくわからない。アリウスの能力に個人差はあるのか?例えば両親がアリウスの場合と片親がアリウスの場合、両親ともにアリウスの方が能力が強いとか。

佐野と神崎の会話を盗聴していたのが間宮だとすれば、同じ場所に間宮、榊(元也)、神崎が遭遇してアリウス同士が能力を使うことになったらどうなるんだろう。その場所に佐野がいても大丈夫なのか。

公安は鏑木の情報を日高から入手しているのか?

公安が出てきて話がゴチャゴチャしても、猟奇的な連続殺人の犯人が普通のホモサピエンスならまだ話はわかる。しかし今回は別の人類・アリウスが関係している事件。

人を操れる能力で殺人をさせた罪ということでアリウス・榊を法で裁くことができるのか?法では裁けないから榊は抹殺、犯人は薫とするのか。

話が大きくなりすぎて、正直なんでもありな結末になってもおかしくない。

次回は最終回。なるべくきれいに伏線回収してもらえることに期待したい。

第4話では、神崎の異変や薫が残したUSBなど、第5話へ続く重要な出来事が描かれている。

【ALIUS】第4話感想はこちら

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