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「LOVED ONE」第2話 感想|事故か事件か?明かされた悲劇の真実

ドラマ感想(コラム)
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2026年4月15日に放送された「LOVED ONE(ラブドワン)」第2話の、ネタバレを含む感想をまとめました。

原作はなく、完全オリジナル…ということなので、楽しみにしていました。

実力派脚本家陣が特別タッグを組んでお届けする本作は、「法医学」という舞台を通して、誰かに愛されていた“生きていた時間”の記憶を紡いでいく。個性豊かなキャラクターや異色のテーマが融合した、静かな余韻を残す一作となっている。

フジテレビHPより

どんな感じのドラマなのかというと…

日本では、年間およそ20万体もの遺体が「死因不明」のまま扱われていると言われている。しかし、法医学者による解剖が行われるのは、そのうちわずか1割程度。海外では一般的とされる死因究明も、日本ではまだ十分に行き届いていないのが現実だ。

今もなお、多くの“死の真相”が闇に葬られている。そんな現状を打破すべく、アメリカの死因究明制度を導入することに。厚生労働省主導で新たに立ち上げられた法医学専門チーム「MEJ(メディカルイグザミナージャパン)」は、警察への調査指示や解剖の決定など、死因究明において捜査権限を持っている。

そして、科学的知識と鋭い推理によって“隠された真実”を解き明かすだけでなく、その先にある“残された人の想い”にも向き合っていく。衝突し、迷いながらも成長していく個性豊かなメンバーたちが、“死因不明社会”と揶揄される日本の常識を、少しずつ覆していく。

フジテレビHPより

キャスト(敬称略)

  • 水沢真澄(ディーン・フジオカ)…メディカルイグザミナー・変わり者の天才法医学者
  • 桐生麻帆(瀧内公美)…真澄とバディを組むMEJのセンター長
  • 本田雅人(八木勇征)…死後画像診断専門の法医学者
  • 高森蓮介(綱 啓永)…臨床法医学専門の法医学者
  • 松原涼音(安斉星来)…法歯学・骨学専門の法医学者
  • 吉本由季子(川床明日香)…検査技官
  • 篠塚拓実(草川拓弥)…麻帆の後輩・パートナー
  • 井川 薫(上川拓郎)…所轄の若手刑事
  • 山崎慎也(小松和重)…桐生麻帆の上司
  • 堂島穂乃果(山口紗弥加)…所轄の敏腕刑事

第2話ゲスト(敬称略)

  • 武村一哉(遠藤雄弥)…事件現場近くのアパートに暮らす住人
  • 今林実里(山田キヌヲ)…医師

あらすじはフジテレビHPで。

【第2話 30秒予告】ドラマ『LOVED ONE』 4月15日(水)よる10時

内容に関してはあまり詳しくは書きませんが、少しネタバレ含む感想と気になったことを書いていきます。

ここから先、ネタバレを含みます。

突然の別れと後悔

今回の話の中心はMEJ(メディカルイグザミナージャパン)のメンバーで法医学者・本田雅人(八木勇征さん)。旧友・広野智樹(東龍之介さん)に久しぶりに会った翌日に広野が異常死と見られる遺体で発見され、MEJで死因を調べることになる。

本田は広野が話し出そうと何度も試みるが、遮って広野に話をさせない。そして広野は連絡を受け「今度ゆっくり話そう」と仕事に戻るといってその場を去る。

「もう会えなくなるなんて思わなかった」と後悔する本田は、自分の出来ることとして広野の勤めていた病院で片っ端から話を聞き、広野の置かれた立場や苦悩を知ることとなる。

八木勇征さん演じる本田は、茶髪で服装も最近の若者っぽくて白衣を着ていないと法医学者なの?という感じ。MEJの仕事に違和感があり冷めたやさぐれた感じや、突然友人を亡くし話を聞けなかった後悔や動揺、真実を見つける執念など心の動きをうまく表現されていて良かった。

真澄は優しい変わり者?

真澄は「死因をもう一度検証してみましょう。皆さんどう思いますか?」と、MEJのメンバーに意見をを聞いたり、広野の職場に話を聞きに行ったり現場に検証しに行くときに「本田先生、行きましょう。」と声をかかける。

MEJの仕事に疑問を抱き、友人の死に悲しみ動揺する本田を彼なりに優しく見守りながら、真相の解明へ本田を導くように促しているように思えた。

「変わり者の天才法医学者」という設定の真澄だが、今回の話ではともに働く仲間(本田)を気遣い、真相を突き止め事件を解決することで無念を晴らすという至って普通の良い人だった。

天才=変わり者、である必要ないと思うので、この先もこのままの感じで無理して変わり者ネタを入れる必要はないのでは?と思う。

堂島刑事の違和感

第1話から気になっていたけれど、所轄の堂島刑事(山口紗弥加さん)は、部下の刑事、真澄、麻帆、今回で言えば怪しいと思い任意で話を聞いた一般人(結局関係なかった)に対してもきつい口調で高圧的なのだろうと不思議。見ていてかなり違和感あり。

警察とMEJがお互い助け合って、死因から事故や事件を解決しているのに難癖ばかりつける。今後そんな堂島刑事が変わっていく姿も見ものという展開なのかもしれないけれど、仕事はできるし、優しい人なのかもしれないけれど、今のところ嫌な感じの刑事という印象。

麻帆の気遣い

友人を亡くし傷ついた本田にお節介だ、放っておいてくれと言われても麻帆なりに話をすると、本田は「もう会えないって…もう会えないなんてわかんなかったんだ…これが最後だってちゃんとわかってたらもっと色々…」と泣き出し、麻帆は涙を浮かべながら「まだ最後じゃないですよ。法医学者なんだから。」と言葉をかけ、それをきっかけに本田は真相解明に自ら動き出すようになる。

事件の真相

取調室で話を聞く。麻帆は別室でそれを見ている。真澄・本田、堂島刑事が連れてきたのは近所に住むアパートの住人・武村。

遺体には上空から落下したような所見が見られたが、実際はそうではなかった。
謎を解く鍵になったのは遺体に残された両腕と両足にやけどのような擦過痕。
考えられるのは身体の動きが制限される狭い場所、事件現場にあったマンホールで手足が壁面にこすられながら落下。
つまり被害者は上空から落下したのではなく、地上から下に落ちて亡くなった。物音を聞いた人がいないのは衝突音はマンホールの中で響き誰にも聞こえなかったから。
遺体からは硫化水素とそれを抑えるために使われる炭酸水素ナトリウムが検出され、それらは下水道内部のものと合致。

武村は下水作業員で自宅にある作業車は令状をとって押収。明確な物証となるのも時間の問題…そして武村は話し出す。

殺害動機の告白

武村の唯一の家族、1人娘のユミが夜間救急に運び込まれた。最初に診察したのは当時研修医の広野だった。3日後ユミの容態が急変し死亡。

何度も病院を訪れ誤診があったと広野に言い続けていた。ある日広野から会って話がしたいと連絡があり、ユミを殺したのはあいつなのにいい医者のフリして自分は幸せそうな姿を見て…だからあの夜、広野を公園に呼び出し、マンホールのフタをあらかじめ開けておき、広野を落とした。

その後残された広野のカバンに内部告発状があるのを見つける。あわててロープで広野を引き上げるが、呼びかけても反応無し。そして、まるで蘇ったみたいににらんできて(死後変化の特別な場合、腐敗ガスや硬直で一時的に体が動く現象)それで、そのまま…遺体を置いて逃げた。

奇跡的な死後変化

事件の手がかりをくれたのは広野さんだったとも言える。殺害した際の血痕を拭き取り広野さんのスマホを処分し、あとは遺体を隠せば終わるはずだった。

奇跡的なことです。もし遺体が処理されてたら真相は分からなかったかもしれません。

「異常死」の真相を解明する話なので、いくつもの偶然が重なったり、奇跡的なことだったりが出てくるのはわかるけれど、今後もこんな感じの謎の解明になっていくのかな?

医療ミスの公表

広野の告発しようとしていた医療事故は麻帆が厚労省で掛け合ったことで、公表されることになった。

刑事でもなく、医者でもない麻帆は厚労省の官僚でMEJの責任者。彼女だから出来ることで亡くなった広野の思いをなかったことにしなかった麻帆はカッコいい。

第2話を見てみて

今回は、事故・自殺・他殺ともわからない遺体が、殺人事件だったという話。

娘を医療ミスで失った父親が、それを告発しようとしていた医師・広野を殺してしまい、そのあとに告発状を見つけるも時すでに遅し…

亡くなった友人・広野の話を聞くことのできなかった本田の後悔や無念さ、動揺が全体を通してうまく演出されていて、事件は解決するも切ない話だった。麻帆の尽力で医療ミスを公表されるようになったことが唯一の救い。

第2話まで見てみて、今のところ事故でも、事件でも真相は解明されるけれど内容はヘビーな印象。

そして「異常死」の遺体の発見にメディカルイグザミナーが謎を解明する話なので、「度重なる偶然」とか「奇跡的なことです」とかになるのはわかるけれど、まず謎ありきで、ちょっといろいろ後付け感は否めない。

最後は真澄が同一犯と思われる殺人事件のネット記事を読み、机からH23.05〜「白峯女子連続殺害事件 捜査資料」というファイルを取り出す…というシーンで終わるので、今後この事件にMEJがどのように関わっていき、どんな展開になるのか楽しみ。

「FODでは今から第3話を放送に先駆けて最速配信!今すぐ続きをお楽しみいただけます。」となっている。

FODには加入していないので来週の放送をのんびり待つことにする。

【第3話 30秒予告】ドラマ『LOVED ONE』 4月22日(水)よる10時

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