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【コーチ】第6話感想|「被害者遺族の気持ちは被害者遺族にしかわからない」向井の過去が気になる

ドラマ感想(コラム)
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先週に続きテレビ東京のドラマ『コーチ』第6話を見てみた、姉です。

主演は唐沢寿明さん。堂場瞬一さん原作の警察小説をドラマ化した作品で、第6話は前回から続く車両爆破事件の後編。

車を爆破した人物と爆弾を作った人物は別。そして爆弾を作った森田浩介(泉澤祐希さん)には、婚約者をひき逃げした真犯人への復讐という目的があった。

終盤は爆発までのカウントダウンもありハラハラする展開だったけれど、それ以上に印象に残ったのは、いつも冷静な向井光太郎(唐沢寿明さん)が見せた感情的な一面だった。

内容に関してはあまり詳しく書きませんが、少しネタバレを含む感想と気になったことを書いていきます。

勝手に爆弾を持ち出した桜井

桜井龍太(濱正悟さん)は、過去に金谷亮太(田島亮さん)と一緒に車両盗難へ関わっていた。

今では人気動画配信者となっている桜井は、昔の悪事にもう巻き込まれたくない。そこで金谷を脅かすつもりで呼び出し、車を爆破する。

ただし爆弾を作ったのは桜井ではない。同居している高校時代の同級生・森田。

森田が爆弾を作っていると知った桜井は、どう使うのかなどをそれとなく聞き出し、森田が外出している間に勝手に持ち出してしまった。

ところが想像以上の威力で爆発したため、焦って逃走。

あとから考えると、森田は桜井が爆弾の使い方を聞いてくる時点で、

「そのうち持ち出すかもしれない」と気づいていたようにも見える。

ここから先の展開を見ると、むしろそこまで含めて森田の計画だった可能性もありそう。

森田が復讐したかった相手

長峰早紀(森田の婚約者)をひき逃げしたと翌日出頭した丸山は、懲役3年の実刑判決で収監中。

しかし森田が事故現場で見た人物は、丸山とは違う人物。

判決に納得していない森田は、特徴的な帽子をかぶっていた徳永をSNSで発見。警察にそのことを何度も言いに行くも、事件の結着はついたと、取り合ってもらえない。

実際は社長の徳永は、部下の丸山に会社の金を横領していることを目をつむる代わりに、ひき逃げの身代わりをさせていた。

警察が裁いてくれないなら自分で裁くしかないと、徳永を拉致、監禁。

爆弾を設置して全て告白しなければタイマーは止まらない、と登録者20万人を超える桜井のチャンネルで生配信をし、徳永に自分の罪を認め謝罪させることを企てる。

森田は爆弾を複数作っていたと桜井から聞き出した警察は、森田と爆弾の行方を探す。しかし森田は逃げもせずあっさり公園で確保される。

これが森田のイマイチよくわからないところ。

自分が警察に取り合ってもらえなかったことや、これまでの経緯を捕まって話すことで知ってもらいたかったのか?それとも警察を翻弄したかったのか?

森田の復讐は徳永を殺めることではなく、自らの口で罪を認め謝罪することなので、このような方法を取ったのか?

「被害者遺族の気持ちは被害者遺族にしかわかりません」

森田が徳永の自発的な謝罪にこだわるのか、疑問に思う西条に向井は神妙な面持ちで「被害者遺族の気持ちは被害者遺族にしかわかりません」という。

もしかして向井自身が何かの事件の被害者遺族なのかも?もしくは解決できなかった(迷宮入りとなった)八王子の事件の被害者遺族のことも関係あるのかも?と思った。

向井の感情的な一面

動画の生配信が始まり、爆弾のタイマーがカウトダウンをしている中、所と向井は徳永が監禁されている場所(婚約者との思い出の場所)がわかり、所は急いで徳永を助けにいこうとする。

しかし向井は感情的に「まだ罪を告白していません、時間はまだあります!邪魔しないで!!」と所を止める。いつもと明らかに違う向井の様子に所は驚く。

向井は被害者遺族である森田の復讐を、完遂させたかったのかもしれない。

爆発しない爆弾

結局、徳永は生配信で全てを告白。しかし所が徳永を助けた後も、向井は爆弾のそばを離れない。

そしてタイマーがゼロとなっても爆弾は爆発しない。

森田は復讐のためにちゃんと爆発する爆弾を作ることはできるし、タイマーもセットしたが最初から爆発させるつもりはない。

と向井は思っていたようで、時間を過ぎても爆発しないことを確認し「森田、お前の勝ちだ」という。

被害者遺族に関して並々ならぬ思いがあるのか、徳永が告白する前に助け出すことができたにも関わらず、向井はそうしなかった。

第6話を見てみて

今回は向井の教え子たちの活躍もあるけれど、やはり感情的に「邪魔しないで!!」という向井の意外な一面が印象に残る話だった。

「邪魔しないで!!」というのは、「森田の計画(復讐)を邪魔しないで!」ということだと思うし、「被害者遺族の気持ちは、被害者遺族にしかわかりません」という向井の言葉も過去に何があったのか気になるところ。

森田は桜井が爆弾を盗み、車両を爆発させることでその威力を証明。桜井が捕まり復讐のために複数の爆弾を作っていることを、警察が知ることも見越したうえで復讐相手の徳永を拉致監禁。

爆弾に接続されていないタイマーを起動させ生配信の準備をして、隠れもせず警察にあっさりと捕まる。全ては森田の目論見通りだったのかもしれない。

しかし、ひき逃げの真犯人・徳永の告白を生配信するという森田の復讐は、向井が所を制止しなければ完遂することができなかった。向井は「森田、お前の勝ちだ」というけれど、向井は森田を勝たせたかったのだろうと思う。

前回から続いていた爆弾に関する一連の話は今回でおわり、次週からは新たな話が始まる。向井の過去に何があったのかこれからの展開がとても気になる。

あ、前回第5話で益山が「今週は代休でいない」と言っていた四係の係長・三田は、第6話でも出てこない。まだ代休中?いつ登場するのか?なんかずっと出てこないような気もするけれど、こちらも楽しみ。

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