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【1972 渚の螢火】第2話感想|“清明祭”のタケ坊は宮里?残り13日のカウントダウンも気になる

ドラマ感想(コラム)
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先週に続き、WOWOW 連続ドラマW『1972 渚の螢火』第2話を見てみた、姉です。

原作は坂上泉さんの同名小説。1972年、本土復帰目前の沖縄で起きた100万ドル強奪事件を追うクライムサスペンス。

第2話では、行方不明だった銀行員・西銘が解放され、犯人たちに脅されて現金輸送のルートを教えていたことが明らかになる。

さらに犯行に米軍の銃が使われていたことが判明し、CID(アメリカ陸軍犯罪捜査局)のイケザワ大尉(城田優さん)も動き始める。

原作小説は未読なので、少しネタバレを含む感想と気になったことを書いていきます。

銀行員・西銘も事件に関わっていた

襲われた現金輸送車に同乗し、その後行方不明になっていた銀行員・西銘が犯人たちから解放される。

ところが事情を聞いていくと、西銘は偶然巻き込まれた被害者ではなかった。

美人局のような形で弱みを握られ、犯人グループへ現金輸送のルートを教えていたことが判明する。

さらに犯行に使われた銃が米軍のものだったこともわかる。

しかし琉球警察内部に内通者でもいるのか、米軍側は早くもその動きを察知。

CIDのイケザワ大尉が真栄田を呼び出す。

一度は捜査を止められるのかと思ったけれど、イケザワはひとまず真栄田のお手並み拝見という感じで、捜査継続を認める。

そして真栄田は警視庁時代の友人から、犯人グループのリーダー・宮里武男が以前関西へ逃げていたものの、沖縄の誰かに呼び戻され、しかもアメリカの軍艦で沖縄へ戻ってきたらしいという情報を得る。

ここまでくると、宮里たちだけで計画した強盗ではなさそう。

「清明祭」のタケ坊は宮里武男?

第2話はタイトルにもなっている「清明祭」の場面から始まる。

清明祭は「シーミー」と読むようで、祖先を供養する沖縄の行事。

劇中では、ご先祖様があの世でお金に困らないように「うちかび」という紙のお金を燃やして届けるという説明がある。

紙に火をつけ、舞い上がる火の粉を見た少年・タケ坊が、

「蛍みたい」

と言う。

この少年、今まで出てきた人物で考えると、宮里ギャングのリーダー・宮里武男なのかな?

名前も「タケ坊」だし。

もしそうなら、今回わざわざ幼い頃の清明祭の記憶を冒頭に入れたことにも意味がありそう。

「蛍」という言葉もタイトルの『渚の螢火』につながってくるのだろうか。

沖縄の言葉はもう“なんとなく”で見る

前回に続き、沖縄の言葉がかなり出てくる。

私は日本のドラマでも字幕を出して見るのだけれど、カタカナで表示されても意味がわからない言葉が結構ある。

「これはどういう意味?」

「今の解釈で合ってる?」

と、いちいち調べていたらキリがない。

しかも言葉が気になると、そちらに意識を持っていかれてストーリーに集中できない。

このドラマはきっと最後までこの調子だと思うので、もう、

「多分こういう意味なんだろう」

くらいでやり過ごすことになりそう。

城田優さんの日本語が今回も気になる

米軍で刑事事件の捜査を担当するCIDの憲兵大尉、ジャック・シンスケ・イケザワを演じる城田優さん。

日系二世という設定なので、日本語は少したどたどしい。

前回から、真栄田と本格的に日本語で話す場面ではどんな感じになるのか気になっていた。

今回も期待を裏切らず、ちゃんと少したどたどしい日本語。

なんだか安心した。

英語を話す場面より、むしろ今後もイケザワの日本語が気になってしまいそう。

100万ドル強奪犯の目的はまだわからない

第2話でも、宮里たちがなぜ100万ドルを奪ったのかは明らかにならない。

ただ、宮里は自分の意思だけで関西から沖縄へ戻ったわけではなさそう。

沖縄の誰かに呼び戻された。

しかもアメリカの軍艦を使って戻ってきた。

となると、背後にはかなり大きな力を持った人物がいる。

前回から単なる金銭目的ではなさそうだと思っていたけれど、ますます強盗そのものより「誰が宮里を動かしているのか」が重要になってきた。

立場のある人たちだけが利用する会員制高級サロン「サザンクロス」も出てきたので、沖縄の政財界ともつながっていそう。

また娼婦の殺人事件が起きる

一方で、100万ドル強奪事件とは別に、前回と同じ人物の犯行と思われる娼婦殺人事件がまた起きる。

刑事部長の喜屋武は現場へ出向き、状況を確認すると捜査を止める。

前回の娼婦殺人事件も途中で捜査中止になっていた。

ここまで露骨に止めるとなると、やっぱりアメリカ側が関係している事件なのでは?と思ってしまう。

前回、イケザワが電話で「あの男が沖縄に?」というような話をしていた。

その「あの男」が娼婦殺人事件の犯人だったりするのか。

100万ドル強奪事件とは別々に見えるけれど、最終的にはこちらもつながるのかもしれない。

1972年の沖縄の雰囲気がいい

物語の舞台が1972年ということで、車や服装、街の雰囲気などを見るだけでも面白い。

タバコを吸っている場面もかなり多くて、

「ああ、昔だな」

という感じがする。

特に新里愛子(清島千楓さん)が運転している水色の車が可愛らしくて印象に残った。

前回は右側通行や米ドルが使われていることが気になったけれど、今回はこうした細かい小道具や風景にも目がいく。

真栄田が怒るとかなり怖い

高橋一生さん演じる真栄田は、普段はかなり冷静。

でも怒るとびっくりするくらい激しい。

そのギャップが結構すごい。

一方、新里は真栄田が激怒しても、そこまでビクビクすることなく話を聞いている。

まだ事務員という印象もある新里だけれど、結構肝が据わっている。

この5人の特別対策室も、少しずつそれぞれの人物像が見えてきた。

残り13日で急に『24』っぽくなる

各話の最後に表示される、本土復帰までの残り日数。

第1話では、

「沖縄本土復帰まであと17日」

だった。

第2話では、

「あと13日」

になった。

ここで、

「そうだ、この事件には時間がないんだった」

と思い出す。

犯人を捕まえるだけではなく、100万ドルそのものを取り戻さなければならない。

しかも本土復帰までに。

このカウントダウンを見ると、アメリカドラマ『24 -TWENTY FOUR-』のようなタイムリミットもののハラハラ感が出てくる。

全5話なので、この残り日数もどんどん減っていくはず。

まとめ|黒幕と娼婦殺人事件が気になってきた

『1972 渚の螢火』第2話では、銀行員・西銘が現金輸送ルートを漏らしていたことや、犯行に米軍の銃が使われていたことがわかった。

さらに宮里は、沖縄の誰かに呼び戻され、アメリカの軍艦で沖縄へ戻ってきたらしい。

となると100万ドル強奪事件には黒幕がいる。

会員制高級サロン「サザンクロス」に出入りするような、立場のある人物が関係していそう。

もうひとつ気になるのが、捜査を途中で止められてしまう娼婦殺人事件。

こちらは米軍関係者が犯人なのか。

イケザワ大尉と、真栄田率いる琉球警察・本土復帰特別対策室が、最終的には協力して事件を追うことになるのかもしれない。

そして本土復帰まで残り13日。

100万ドルを奪った本当の目的は何なのか。

誰が裏で糸を引いているのか。

娼婦殺人犯は誰なのか。

まだわからないことがかなり多いので、次週も楽しみ。

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