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【元科捜研の主婦】最終回 第9話感想|消えた鑑定書と警察の闇

ドラマ感想(コラム)
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2026年3月13日に放送された「元科捜研の主婦」最終回 第9話のネタバレを含む感想をまとめました。

キャスト

  • 専業主婦・元科捜研法医係・吉岡詩織(松本まりかさん)
  • 夫・捜査一課刑事・吉岡道彦(横山裕さん)
  • 長男・幼稚園の年中組・吉岡亮介(佐藤大空さん)
  • 刑事出身・科捜研所長・小沢新作(遠藤憲一さん)
  • 科捜研・化学係・詩織の同期・北村さくら(島袋寛子さん)
  • 科捜研・若手研究員・倉田歩人(大内リオンさん)
  • 科捜研副所長・加藤浩紀(小手伸也さん)
  • 神奈川県警捜査一課・道彦のバディ・太田洋平(八嶋智人さん)
  • 神奈川県警捜査一課・岡部一郎(入江甚儀さん)
  • 神奈川県警捜査一課課長・金田誠也(渡辺いっけいさん)
  • 元神奈川県警捜査一課刑事・道彦の兄・吉岡修一(戸次重幸さん)

第9話ゲスト

  • 松井直也の妻・松井美里(紺野まひるさん)
  • 厚木・窒素ガス殺人事件の容疑者・松井直也(笠原秀幸さん)
  • マイクロバイオ研究所 研究員・手塚達郎(尾上寛之さん)
  • 刑務官・永田裕二(金田哲さん)

第9話のあらすじは→テレビ東京HP

【予告】ドラマ9「元科捜研の主婦」第9話 | テレビ東京

内容に関してはあまり詳しくは書きませんが、少しネタバレ含む感想と気になったことを書いていきます。

ここから先、ネタバレを含みます。

最終回は内容が盛り沢山、ちょっと駆け足感はあるけれど伏線回収されてほぼ想像通りの大団円。

小沢所長の告白

冒頭、小沢所長は吉岡家で詩織と道彦を前に隠していたことを告白。修一は松井は犯人じゃないと確信、独自に捜査を続けておそらく真犯人にたどりついた。そして事故に見せかけて殺害された。

7年前、世間を騒がせた厚木・窒素ガス殺人事件を警察は一刻も早く解決しようと躍起になっていた。
松井の犯行を裏付ける証拠は2つ→「防犯カメラ映像」「松井の皮手袋に残された毛髪」
調べたら松井のDNA型鑑定のデータが消えていたので、科捜研内部に敵がいるかもしれない。

前回思わせぶりだったけれど結局、小沢所長は悪い人ではなかった。

鑑定書の捏造

詩織は所長と科捜研へ。

副所長が詩織を避けていた理由→厚木・窒素ガス殺人事件の鑑定を担当した副所長は吉岡修一に関することを探られたくなかった

詩織は松井の奥さんから夫が生前使っていたヘアブラシを入手し、松井の毛髪のDNA型を抽出して手袋に付着していた毛髪のDNA型と一致するかどうかを改めて調べると、不一致。

副所長は警察の威信に関わる問題だと阻止を試みるも、小沢所長は「全責任は私が取ります。もし内部に真実をねじ曲げた人間がいるなら、それを正すのが私の役目です。では師匠(詩織)よろしく頼みます。」とカッコいい。

副所長・加藤は犯行を認めない松井の容疑を固めるために行ったDNA型鑑定のはずだった…と当時の状況を回想。

加藤 課長大変です。例の手袋の毛髪は松井のものじゃありませんでした。松井はシロです!
金田 馬鹿な!
加藤 科学が証明してくれました。
金田 このこと他には誰が知ってる?
加藤 他にはまだ誰にも…。
金田 犯人は松井だ。
加藤 どういう意味ですか?
金田 手袋の毛髪が松井のものと一致したと結果を書き換えるだけでいい。
加藤 鑑定結果を捏造しろというんですか?無理です。私にはできません。お断りします!
金田 松井はさっき死んだんだ。拘置所内で首をつったそうだ。手遅れなんだよ。

指示したのは金田課長だが、副所長は結局…
冤罪で捕まった犯人が拘置所で首をつったなんてことが世間に知られたら、警察の信用は地に落ちる。科捜研だってどうなるかわからない。松井が罪をかぶって死んだことをいいことに金田課長の提案を受け入れた。

想像通り、悪かったのはこの2人。金田課長の指示で副所長は鑑定結果を捏造。

副所長と金田課長は…

詩織は副所長の告白を聞き、思いを告げる。

手袋に付着した毛髪のDNA型データを破棄しなかったのはなぜですか?あのデータさえ捨てていれば再鑑定はできず真実を隠せたのに…。それは副所長の正義ですよね?科学者としての。
けど、7年前に真犯人が別にいるとわかっていれば、義兄は死ななかったかもしれません。悔しいです!

終盤の記者会見で小沢所長が副所長の処遇について発表する。

科捜研の当該職員に関しては証拠隠滅の疑いで近く送致される予定です。
誠に申し訳ございませんでした。

金田捜査一課長が連行される時の所長・小沢がこれまたカッコいい。

金田 やってくれたな科捜研ごときが。
小沢 まぁしかたないっすね。科学が答えをくれちゃったんで。
金田 ふざけるな。(小沢に向かっていくも制止される)
小沢 (つかつかと金田の近づき怖い顔で)ふざけてるのはどっちだよ?あんたのせいで死ななくてもいい人間が死んだんだぞ。

真犯人にたどりつくまで

修一の事故は「横浜・瀬谷区倉庫爆発事件」として捜査が始まることとなる。

●6年前に爆発のあった瀬谷の倉庫を所有していた会社に聞き込み→マイクロバイオ研究所の研究員・手塚が学生時代にその倉庫でバイトしていて当時鍵の管理も任されていたことが判明。

●瀬谷区で活動する動画配信者セイヤーズの動画をチェックすると、事故当日、現場近くで撮影していた映像に台車で液体窒素のボンベを運ぶ手塚の姿が映り込んでいた。

●松井がいた拘置所で刑務官から話を聞き、松井が自殺した当日に手塚が面会に来ていたことがわかる。

●松井の皮手袋に付着していた毛髪も手塚のもの。

●防犯カメラの映像を調べると、防犯カメラの死角を通って移動できる唯一の部屋が手塚の部屋であることがわかる。

手塚の自供

道彦と詩織は手塚勤める研究所へいき、捜査で得た証拠を手塚に話すと観念して話し出す。

修一や同僚3人を殺した動機。

不当な評価ですよ。松井とはずっと同期で比べられて評価されるのはいつもあいつばかり。一度辞めたくせに子供ができたから戻りたいって、ムカついたんですよ〜!松井に罪を着せてしまえば一挙両得でしょ?

松井に面会した時に何を言った?なぜ松井は死んだ?

言ったでしょ?弱いやつだって。美里ちゃん(松井の妻)が犯人だって言ったら信じたんです。奥さん救いたかったら墓場まで持っていくしかないよねって言ったら、ホントにすぐ死んじゃったんですよ。ハハハ。


研究所の入口には道彦の同僚3人が待っていて連行され、詩織は「お疲れ様」と道彦に声をかけると、こらえきれず道彦は詩織に抱きつき、泣く。

尾上寛之さん演じる真犯人の手塚達郎がもうホントに嫌な感じでとても良かった。

詩織の科捜研復帰

「県警と科捜研が謝罪、鑑定不正と誤認逮捕」という記者会見で小沢所長は、記者からの質問に答える。

記者 7年も前の事件の真相が暴かれたきっかけは何だったんですか?
小沢 それはですね、元科捜研の主婦(しゅふ)です。
記者 元科捜研職員が関わっているということですか?
小沢 はい、6年前に退職した優秀な女性です。

吉岡家では会見をテレビで見ながら、亮介は「お母さん(詩織)は大事件を解決したんだ」と道彦から教えられすごい、と誇らしげ。

道彦は詩織と亮介を前に、「ひとつ、大事な話があります。どうしても実証したい仮説があるんだ。」と話し出す。それは「お母さんが科捜研に復帰しても家族みんなが幸せでいられるという仮説。」

このあとの道彦の詩織に対する言葉が自然でとても素敵。

道彦 さくらさんも言ってたでしょ、これがラストチャンスだって。それ考えたら科捜研で頑張る詩織の姿を見れないのはなんか寂しいなって。その才能を発揮してほしいし、科捜研で生き生きと仕事してる詩織も好きだし、もっと見たいんだ詩織の活躍してるところ。
亮介 僕も見たい!
道彦 あっでも、もちろん詩織次第なんだけど…。どうかな?
詩織 私は家庭に入ってからず〜っと幸せでした。でもやっぱり科捜研の仕事も大好き。だからどちらも選んでそれでも幸せになれるっていう仮説を証明してみたい。この証明は簡単じゃないかも知れないけど、家族一緒なら答えが出せる気がする。
道彦 やろう一緒に。
詩織 うん。
亮介 僕もやってみる!
詩織 亮介お残りさん増えるよ?朝の準備も少しスピードアップだよ?
亮介 僕ならできるよ!だってもう年長さんだもん。
道彦 偉いぞ亮介。お迎えもちゃんと手分けしてしよう。家事も詩織だけには任せない。
詩織 でももし失敗してもまた考えよう。

そして詩織は科捜研へ復職する。

詩織は亮介をお迎えにいくと、自分の番だと思っていた道彦もそこに。亮介と家族3人で家に帰る。最後に詩織の声でナレーション。

科学はいつだって私の味方だ。でも今は科学だけじゃない。家族と仲間が最強の味方だ。

こんな家庭ある?というくらい出来すぎた吉岡家だけど、見ていてほのぼのできて良かった。

第9話(最終回)を見てみて

最終話はちょっと駆け足感があったけれど、7年前の事件そして6年前の事故が捜査を始めたらけっこう簡単に真犯人が見つかり、あれよあれよと解決していくのでテンポよく見ることができた。

ところどころ、松井は研究所を辞めているのに松井のフルネームの書いてある皮手袋をなんで手塚が持っていたのか疑問に思ったり、

松井が手塚に「奥さんが犯人だ」と言われて信じちゃうっていうのもなんだか…身重でそんなことするかね?すべてを自分が被ってという覚悟なら最後に奥さんに本当なのか確かめたりしないものなのかな?とか思ったり、

詩織の言う通り、副所長が手袋に付着していた毛髪のデータを破棄していれば再鑑定はできなかったわけで、副所長の科学者としての正義だったのかもしれないけれど、課長がそのデータも含めて破棄を指示しなかったのは間抜けすぎて、そんなことある?って思ったり…まぁそれはそれで。

前回ちょっと所長が実は悪かったりするの?と思わせるようなところがあったけど、このドラマの感じだとそれはないかな…と思いながら、やはり副所長と捜査一課長が悪者で、真犯人は手塚というのは想像通り。

ドラマに出てくる捜査一課や科捜研などは、子供がいても融通がききにくいような職場のイメージがあるけど、このドラマの中ではとても協力的。最近はこんな感じ?どうなんだろう…

やはり印象に残ったのは詩織の科捜研への復職を後押しする道彦と亮介の会話を始めとする家族円満な吉岡家。こんな家庭あるのかな?と思うくらい理想的。

全話を見てみて「元科捜研の主婦」は、吉岡家をはじめキャストの皆さんが良く、ほのぼのしていて家族円満、その家族が協力して科学の力で事件を解決するドラマと言う感じで、あまり深く考えずに楽しむことができた。

続編は作られるのかな?ただ、ドラマのタイトルが「元」なので、その時は名前も変わる??

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