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BLOOD & SWEAT 第3話 感想|神鹿祭とフィンランド…謎は深まる

ドラマ感想(コラム)
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4月19日に配信開始されたWOWOW 連続ドラマW「BLOOD & SWEAT」の第3話(Episode 3)を見てみた。少しずつわかってくることはあっても謎はさらに深まる…ちょっとネタバレ含む感想、気になることや考察など書いていきます。

「BLOOD & SWEAT」 (全8話)は、WOWOWが送る国際共同製作プロジェクト!日本とフィンランドを舞台に、2人の刑事が国を越えて連続猟奇殺人事件の真相に迫る衝撃のクライムサスペンス。

どんな感じのドラマなのかWOWOWさんのHPから引用させて頂きます。

全身の血を抜かれ奇妙な焼き印を押された死体が、日本とフィンランドで発見された。連続猟奇殺人事件の真相を追い、2人の刑事がバディとなり事件解決へ向けて奔走する。

日本の警視庁捜査一課の刑事・涼宮亜希を演じるのは、老若男女問わず圧倒的支持を受ける俳優、杏。フィンランド国家捜査局FNBIの刑事ヨン・ライネを演じるのは、フィンランドの国民的俳優ヤスペル・ペーコネン。

さらに、濱田岳、高杉真宙、時任勇気、早乙女太一、國村隼ら実力派俳優が共演。日本とフィンランド、およそ7800kmもの距離を越えて2人の刑事がたどり着く想像を絶する真実。人間という弱くもろい魔物が繰り広げる美しいほど残酷な事件の結末を、ぜひその目で確かめていただきたい。

WOWOW HPより

【キャスト】(敬称略)

涼宮亜希→杏
警視庁捜査一課の刑事。事件現場での嗅覚と執着心は人一倍で、数々の難事件を解決してきた優秀な人物。父親は公安の元トップだが、決してその影響力にすがろうとはしない。

ヨン・ライネ→ヤスペル・ペーコネン
フィンランド国家捜査局の刑事。犯罪者の心理を細部まで理解しようとする熱心で優秀な刑事だが、ある出来事をきっかけに心に傷を抱えている。亜希とバディを組み、捜査に当たる。

高木啓介→濱田岳
捜査一課の刑事。明るく情に厚い高木は、破天荒な亜希に軽口をたたきながらも寄り添い、根気強く支えるよき相棒。フィンランドで捜査に当たる亜希を日本からバックアップする。

涼宮龍二→高杉真宙
亜希の弟で優秀な刑事。組織を重んじる自分と違い、なりふり構わず突き進んでいく亜希をどこか羨み、コンプレックスを抱いてもいる。父の意向で捜査一課に配属されることに。

田中博文→早乙女太一
亜希のためにフィンランド国家捜査局が手配した日本人通訳。包み込むような優しさで、日本を離れて暮らす亜希をバックアップしていく。

涼宮徳朗→國村隼
元公安のトップで、現在も警察上層部に多大な影響力を持つ。厳格な人物で涼宮家の伝統を重んじる。涼宮家の人間として自分の意のままに動かない亜希の前にたびたび立ちはだかる。

正忠→時任勇気
陸軍少佐。第二次世界大戦時にソ連軍への諜報活動のためフィンランドへ派遣された。物語が進むにつれ徐々に正体が明らかになっていく。

ヴェリ→エリアス・サロネン
正忠と同じ世界線に生きるフィンランド兵。

ルーカス→マーリン・ローズ
正忠と同じ世界線に生きるドイツ兵。

ニコ・サロネン→ミッコ・ノウシアイネン
フィンランド国家捜査局の主任警部。フィンランドでの捜査を指揮する。

カトリーナ・サルミ→アリナ・トムニコフ
ヨンの長年の相棒で刑事。亜希、ヨンとともにフィンランドでの捜査に当たる。

ゼター→ゼファン・スミス=グナイスト
ヨンの捜査に協力するドイツ人の天才ハッカー。

ヴィルヤミ・クロゲル→アンティ・レイニ
フィンランド国家捜査局の支局長で、ニコとともにフィンランドでの捜査を指揮する。

北島→古舘寛治
日本のとある田舎町にある警察署の副所長。

ゲン→吹越満
児童養護施設の校務員。

涼宮誠一→福士誠治
元警備局外事担当で11年前に他界した亜希の兄。

広沢隆→岩谷健司
捜査一課長で亜希の上司。

【あらすじ】

亜希はヨンの知人でドイツ人天才ハッカー・ゼター(ゼファン・スミス=グナイスト)の助けを借り、紋様が日本の祭りのものと酷似していることを突き止める。亜希はヨンとともに捜査のために日本に戻ると、鹿山警察署副所長・北島(古舘寛治)の案内で祭りの行なわれる神社を訪れるが、そこで、ついにフィンランドとのつながりを発見する。また、一見無関係に思われた被害者にも重要な共通点があることに気づくのだが……。

WOWOW HPより

ということで、早速どんな感じなのか見てみた。

内容に関してはあまり詳しく書きませんが、少しネタバレも含む感想と気になったことなど書いていきます。

ここから一部ネタバレを含みます。

戦時中のエピソードの続き

前回同様、冒頭は1941年11月、第二次世界大戦当時のフィンランドで出会った3人の話。

フィンランド兵・ヴェリ、ドイツ兵・ルーカス、日本の陸軍少佐で諜報員・正忠 が戦場で出会い、ソ連軍の兵士たちに捕まり、3人はフィンランドのソ連の占領地にある捕虜収容所へ。
「捕虜を全員処刑し東へ退去せよ」と伝令がくるが、将校は弾が不足していることから、捕虜に使うのは惜しいので「いい考えがある」と、ヴェリ、ルーカス、正忠にそれぞれ3つの道具を渡し、捕虜のいる小屋へ入れる…前回はここまで。

第3話では、

3人は武器を持たされ、捕虜のいる小屋に入れられる。ソ連兵たちは外から見物、とまどう3人に銃で早くやれと急かされ、
正忠は「許してくれ」と初めて日本語で言い(普段は英語)、捕虜を刀で刺す、それに続きヴェリも何かで叩いて殺しに参加。ルーカスはハンス(けが人の捕虜)が泣いて命乞いするも「許してくれ」と言って殺す。

翌朝ヴェリとハンスは木に結いつけられ、将校は正忠は「諜報部の元に連れて行く」となり、「解放する約束だろ!」というヴェリに「我々は名誉を重んじ約束は守る。縄が解けたら自由の身だ」と言う。

正忠は連れて行かれる途中に、隙を見て将校の刀を取り、将校とソ連兵の2人を殺害。ヴェリとルーカスの縄を切り3人で逃げる…と今回はここまで。

☑️第1話でこの当時の話を正忠が振り返るナレーションで始まっていたので、3人は生き残り、その時の絆的なつながりが現在起きている事件と関係があるのだろうとは思っていた。

3人は助かるために自分と同じ立場である捕虜たち全員を殺害…究極の選択だったのだろうけど、この時の体験が彼らの後の人生に大きな影を落としそう。

日本へ行く亜希&ヨン

亜希・ヨン・ゼターは焼き印を組み合わせることで鹿の角のようなモチーフが浮かび上がる。

亜希は焼き印の模様は「神鹿祭」(しんかさい)のものとよく似ていること、鹿山(かやま)という町の神社で毎年開かれるお祭りで、今年の開催は3日後ということ。

さらに4人の被害者全員が日本の六曜暦で「赤口」と呼ばれる日に殺害されていて、今ある焼き印だけでは模様は完成していない、つまりさらに被害者が出る可能性があり、次の赤口は4日後ということなどを説明し、亜希とヨンは日本へ。

鹿山へ行くと、鹿山署 副署長の北島が自ら2人の案内役となる。

そして「涼宮家はこの辺りでは由緒ある名家として知られている」こと、「亜希の家族はもともと鹿山の出身」であること、しかし自分は東京で育ったので鹿山をよく知らない。「父は8年前に鹿山に戻ってきた」ということなどがわかる。

☑️これはなんとなく後出しっぽい…亜希の父は初回から登場していていて、父親の家に行ったりもしていたけれど、それが「鹿山」だということは今回初めてわかった。

鹿山署 副署長の北島は、他の誰でもない副署長自ら亜希とヨンを案内するあたり、当然、亜希の父親が関係しているのだろう。

祭りの儀式

北島の説明によると、

この町では神鹿様と呼ばれる鹿の神を信仰してます。神鹿様は自らを犠牲にすることで私達の魂を清めてくださると信じられてます。その恩恵を受けるため昔は生きた鹿を生贄にささげる儀式が行われてたんです。

そして亜希とヨンは祭りの儀式(現在は舞)を見て、舞のあとは「おしるし」をいただくのがこの祭りの伝統ということで、清められた証しである赤いお印(食紅で鹿の血に見立てたもの)をもらう。

☑️儀式の舞は白い鹿の首を斬るようなところがあったりしていかにも意味ありげ。

亜希は神社で昔の記憶を思い出しそうになるが、はっきりとは思い出せない。

見たもの聞いたもの全てを覚えている能力の持ち主・亜希が思い出せない…子供の頃に何かショックな体験をしたことが思い出せない理由なのかも?

自転車が見つかる

相棒・高木は亜希に頼まれていた日本の被害者・本橋の自転車(自転車愛好家でとても特徴のある自転車)を、同じタイプの自転車の購入希望とフリマサイトに投稿したことで、そこに連絡が入り最後に自転車があった場所を突き止める。

これで多分、自転車のあった場所が本橋が犯人に車で拉致された場所と特定し付近の捜査を始める。

☑️高木は亜希のアドバイスで自転車を探し、見つけることで捜査の進展となるが、亜希の弟・龍二は自転車を探すことなど無駄だと言っていたし、今のところ活躍できていないので、心中穏やかでないだろう。

祭りの起源

鹿山郷土資料館へ行き、神鹿祭の歴史は古くおよそ1000年前で、神鹿祭の起源となった伝説の詳細が描かれてる絵巻物を見せてもらう。

昔々村の狩人が謎の病にかかると、他の村人たちの間でも病が広がっていきました。村人たちは彼は呪われていると村から追放し、行く当てのない狩人は病気で弱りながら森の奥へと入っていきました。

しかし森をさまよう中で崖から滑り落ちてしまい、動けなくなった狩人が絶望の中で助けを祈っていると、突然美しい白鹿が現れ狩人のそばに座り優しく傷をなめてくれました。白鹿の温かさに慰められ穏やかな眠りに落ちていった狩人が目を覚ますと、傍らで白鹿は死んでおり、代わりに彼の病もけがも癒やされていました。

鹿が自分の命を犠牲にして救ってくれたと気付いた狩人は、その鹿の体を村まで持ち帰り他の村人たちと共に感謝をもってその肉を頂きました。聖なる鹿の肉は病に侵されていた他の村人たちの病も癒やしてくれました。

そんな鹿の体を余すことなく使おうと狩人は清められた証として村人の体に鹿の血のおしるしを授けました。そして彼らを清めてくれた白鹿は神々の国に昇られ神として村人たちを見守る存在となりました。

そして、亜希とヨンは今では舞として儀式が継承されているが、江戸時代初期までは生きた鹿が生贄にされていた。当時の生贄の儀式では鹿の首を切って血を集め、おしるしに使っていたと記録が残っていることを知る。

それぞれの過去

亜希
小さい頃家族と離れて育ち、弟・龍二とは母親が違う。自分にとって唯一家族と言えるのは兄・誠一だけだったが11年前に自殺で亡くなった。
自殺とされているが、誠一は部屋に花を飾るような人じゃないのに死んだ後、部屋に入ったら机の上にケマンソウが飾られていた(ちゃんと花瓶に入っている)。亡くなる前日、大事な話があるから会って話したいと電話があったが、大事な話を聞くことはできなかった。結局自殺として片づけられた。

ヨン
7ヵ月前に愛する妻をがんで亡くした。この世界を生きるには善良すぎた。

亜希は「この世界を生きるには善良すぎる…」というヨンの言葉を聞いて、時間の被害者はみんな「いい人」だと気がつく。儀式は穢れを祓うために清いものを生贄にするので、犯人は善人だけを狙ってた。

セッポ→人権派弁護士
ヒナ→環境活動家
本橋→コラムニストで慈善活動をしていた
リサ→作家で動物愛護家

☑️亜希は被害者4人を「みんな社会のために役立とうとしてた。これが共通点かもしれない。」というけれど、なんだかちょっとピンとこない。だとすれば極端な話、いい人なら誰でもいいのか?

フィンランドでは…

日本では「赤口」の日に事件は起きなかったが、フィンランドでは遺体が発見される。そして亜希とヨンはフィンランドに緊急で戻るよう連絡が入る。飛行機に乗るまでの限られた時間で2人は神社の宮司に話を聞きに行く。

☑️神鹿祭の起源や儀式を知った後に、フィンランドで新たに事件を起こした犯人は、キャンドルをたくさん灯し、被害者に焼印を押し、逆さ吊りにして…その血を器に入れていたりするシーンが、元々は生きた鹿で行われていた神鹿祭の儀式を彷彿とさせてちょっと怖い。

フィンランドとのつながり

神鹿祭のことは少しずつ分かってきたが、フィンランドとのつながりは謎。祭りを行う神社の宮司に話を聞きに行くと、

2年前の台風でご神域の神木が1本倒れてしまい、とある海外の慈善活動家からその神木をどうしても譲ってほしいと連絡があり、慈善活動に使われるのならばと譲った。すると1億円の寄付があった。

神木の送り先はデンマーク、寄付主の名前は「エサカスキネン」。ヨンが「エサ・カスキネン。フィンランド人の名前だ。」と、初めてフィンランドとのつながりが見えた。

☑️神木を譲ってもらったことで1億円の寄付をするエサ・カスキネン。本名だとは思えないし、一体どんな人物なのか?まだ出てきていない人なのか?すでに出ている誰かなのか?

空港で待つ父親

成田空港に到着したヨンと亜希。そこで待っていたスーツを着た父親を亜希は見つける。ヨンはそれに気づかず歩いていってしまう。

 今からでも遅くない、この事件から外れろ。お前のために言ってる。お前は何も分かってない。
亜希 いいかげんにしてよ、何もわかってないのはお父さんのほう。やっと捜査が動き出したの。これ以上邪魔しないで。
父 お前に見えてるものが正しいとは限らん。あの男のことも見えてないんだがらな。
亜希 何の話?
 ヨン・ライネは人殺しだ。
亜希 そんなこと信じるわけないでしょ。
 あの男は7か月前、妻を殺してる。

☑️元公安トップだった亜希の父。ヨンが妻を殺した…どこから得た情報なのか?何を知っているのか?そして空港で2人を待っていたということは、北島から情報を得ていたのか?謎は深まる。

第3話を見てみて

今回はいろんなことが分かってきたけれど、まだまだ謎は多い。

前回までで気になっていたことを整理すると…

●被害者たちの接点はなく、共通点も今のところわからない。→犯人は善人だけを狙ってた?

●無差別殺人なのか、ゲームをしているつもりなのか?→多分、善人を選んでいた。目的はわからない。

●今後の事件はフィンランドだけでおきるのか?日本でもおきるのか?→5つ目の事件はフィンランドだったが、今後はわからない。

●発見された遺体以外にも見つかっていない遺体がどこかにあるのか?→わからない。

●今後も赤口に事件が起きるのか?→5つ目の事件は赤口に起きた。

●兄の死の真相→わからない。

そして今回新たに…

  • 亜希の思い出せない神社での過去の出来事はなんだったのか?
  • 亜希の父は起きている事件について何を知っているのか?誰から情報を得ているのか?
  • ヨンは妻を殺したのか?

謎は深まるばかりだけど、ヨンが日本に来て日本的な体験をしていたのがちょっとほっこりした。

旅館、露天風呂、ゆかた、神社の祭り、部屋に布団を敷きに来てくれること、布団は床に敷くこと、部屋には豪華な夕食がセッティングされていて、手を合わせて日本語で「いただきます」と言ったり、などなど。

せっかくの夕食が、亜希とヨンの愛する人を亡くした悲しい話になっちゃって食事を楽しんでいるシーンはなかった。ヨンはお箸で食べたのかな?ちょっと見てみたかった。

次回は亜希とヨンはフィンランドへ。

今後の展開が楽しみ。

第4話・次回予告👇️

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