2026年3月6日に放送された「元科捜研の主婦」第8話のネタバレを含む感想をまとめました。
「テレビ東京と講談社が共同で原作を開発したオリジナルストーリー」ということなので、今回はどんな話なのか楽しみにしていました。
キャスト
- 専業主婦・元科捜研法医係・吉岡詩織(松本まりかさん)
- 夫・捜査一課刑事・吉岡道彦(横山裕さん)
- 長男・幼稚園の年中組・吉岡亮介(佐藤大空さん)
- 刑事出身・科捜研所長・小沢新作(遠藤憲一さん)
- 科捜研・化学係・詩織の同期・北村さくら(島袋寛子さん)
- 科捜研・若手研究員・倉田歩人(大内リオンさん)
- 科捜研副所長・加藤浩紀(小手伸也さん)
- 神奈川県警捜査一課・道彦のバディ・太田洋平(八嶋智人さん)
- 神奈川県警捜査一課・岡部一郎(入江甚儀さん)
- 神奈川県警捜査一課課長・金田誠也(渡辺いっけいさん)
- 元神奈川県警捜査一課刑事・道彦の兄・吉岡修一(戸次重幸さん)
第7話ゲスト
- 松井直也の妻・松井美里(紺野まひるさん)
- 厚木・窒素ガス殺人事件の容疑者・松井直也(笠原秀幸さん)
- マイクロバイオ研究所 研究員・手塚達郎(尾上寛之さん)
第7話のあらすじは→テレビ東京HP。
【予告】ドラマ9「元科捜研の主婦」第8話 | テレビ東京
内容に関してはあまり詳しくは書きませんが、少しネタバレ含む感想と気になったことを書いていきます。
ここから先、ネタバレを含みます。
今回は事件の解決はしないけれど、結構内容が盛りだくさんで楽しく見ることができました。
厚木・窒素ガス殺人事件
マイクロバイオ研究所で部屋に液体窒素がまかれて研究員3人が窒息死した事件。
容疑者→研究所の元研究員・松井直也。
松井は事件の少し前から復職を希望して、京急所の元上司・三沢と連絡を取り合っていた。
松井の証言では事件当日、三沢に呼ばれて14時に研究所を訪れ30分ほど研究室の隣りにある研究準備室に滞在して帰った。(防犯カメラ映像あり)
夕方5時の退社時刻を過ぎても誰も出てこないのを不審に思った警備員が三沢を含む3人が倒れていることに気づいた。3人はすでに死亡していた。
現場の隣の準備室にもともとあった液体窒素用の50リットルボンベが空になっていたこと。瞬間的に研究室の温度が下がった形跡が見つかったことから、死因は液体窒素をまかれたことによる窒息死と判断された。
その後の捜査で3人の死亡推定時刻は14時から15時だとわかった。その時間に研究準備室に出入りしたのは松井だけ。更に研究所のゴミ箱から液体窒素をまく際に使ったと見られる松井の革手袋(松井直也とペンで書いてある)が見つかり松井が逮捕された。
当初松井は容疑を否認していた。しかし厳しい取り調べの末ついに犯行を認め自供した。(取調べしてるシーンで松井を調べていた人物の顔は映らない)
犯行の動機は復職を断られたことの逆恨み。
そして自供した日の夜、松井は拘置所で自殺した。松井の手袋から見つかった毛髪のDNA型鑑定結果も松井のものと一致した。事件は被疑者死亡のまま解決。
気になるのは松井が取調べで自供した時の刑事の顔が絶妙に映らないこと。背格好考えると捜査一課長・金田なのかな?一課長は直接取り調べなんて通常しない?小沢所長が捜査一課から科捜研に移動したのはいつなのか?刑事時代の小沢ってこともあるのか?
あともう1つ、犯人が松井なら自分の名前の書いてある革手袋を研究所のゴミ箱に捨てるか?そしてその手袋から都合よく松井の髪の毛が見つかる?
松井はなぜ拘置所で自殺したのか?無実なら出産を控えていた奥さんがいるのになぜ?殺害された?
怪しすぎる手塚
厚木・窒素ガス殺人事件の資料を持ち出し調べ始める道彦。防犯カメラの記録データ、DNA型鑑定書、革手袋、捜査資料、そして証拠保管ボックスの底にSDカードが隠してあった。
このSDカードの中には修一がまとめた事件の記録が入っていた。この情報と、修一の手帳を元に道彦と詩織は協力して調べていく。
道彦は7年前の事件現場であるマイクロバイオ研究所へ当時捜査に協力してくれた研究員・手塚達郎に会いに行く。
そこで手塚と松井、松井の妻・美里は同期。松井はプロジェクトリーダーだったときに体を壊して研究所を辞め、美里も辞めた。今は手塚がプロジェクトリーダーをしていることなどがわかる。
この手塚は道彦に液体窒素を使った殺人方法について、
特殊と思われるかもしれませんが、あれほど確実な方法はありませんよ。部屋に大量の液体窒素をまかれたら気づいたときには手遅れです。反撃もされないから自分に危険が及ぶ心配もない。
さらに何か思い出すことがあれば…と、渡した道彦の名刺をみて、
手塚 吉岡さんって刑事さん前にもいらっしゃいましたよね。たしか事故で亡くなった…。
道彦 ええ、兄です。
手塚 そうですか弟さん…(ちょっと口角が上がる)
道彦 では失礼します。
今回初登場の手塚はかなり怪しげな演出。7年前の事件の刑事の苗字を覚えてる?そしてその刑事が事故で亡くなったことまで知ってる?
修一が大事なSDカードを証拠保管ボックスの底に隠してたのは警察内部の誰かを警戒していたから?だとしたらもっと安全な所に保管してくれないと、弟が見つけたから良かったものの…
実在した証言を裏付けるメール
松井は事件のあった日、元上司の三沢さんから話があるとメールをもらって研究所に行ったと証言したが、警察はそれを松井のウソだと判断した。松井のスマホにそんなメールはなかった。
SDカードにより修一は松井のスマホを民間の科学総合鑑定所にスマホのデータ復元を依頼していた。そして復元されたデータにはメールがあった。
三沢光春→松井直也(メールは事件前日の12:35)
復職の件について松井様
三沢です。明日、14時に研究準備室に来て欲しいです。復職の件で話があります。よろしくお願いします。
警察は松井の証言を裏付けるために、スマホのデータを復元しなかったのか?
そもそもこのメールがなんか変な感じ。復職がOKということを直接伝えるために呼び出したのか?断るならこんな内容のメールで呼び出すことはないのでは?
メールを送ったのは三沢ではなく、手塚とか?もしくは、メールを発見した手塚はプロジェクトリーダーになるために松井に復職されたら困るから三沢を含む3人を殺しその罪を松井に着せようとした?
亮介との実験でひらめく詩織
これは結露っていって…結露の仕組みを実験をして亮介に説明していくなかで、液体窒素から液体酸素…と、詩織はある可能性についてひらめく。
結露の水は空気中の水蒸気。空気の中にはいろんなものがあって、酸素、二酸化炭素、水蒸気、一番多いのが窒素。窒素は実はいろんなところで役に立っている。
例えば、おせんべいの袋、袋が膨らんでいるのは窒素なの。酸素が入っちゃうとおせんべいはパリパリしなくなっておいしくなくなる。窒素はおせんべいをおいしいままにしてくれる。
窒素を液体にした液体窒素はマイナス196℃。物を一瞬で凍らすこともできる。でもね、とても危険なものでもあるの。
液体窒素は人を息苦しくさせたり、酸素を冷やして液体酸素に…。
実験の結果…
「吉岡修一警部補が爆発事故にあった際の資料です。調べた結果単なる事故ではないことがわかりました。」と、科捜研所長&副所長を前に説明をする詩織。
液体窒素です。ます倉庫に大量の液体窒素がまかれた。液体窒素によって冷やされた室内では気体の酸素が液体酸素になり、その周辺の酸素濃度を高めます。つまり燃えやすい空間が生まれます。
液体酸素に揮発性が高く引火しやすいベンゼンが混ざると危険な爆薬になる。そこに静電気放電など火花が散るだけで…爆発が起きる。
つまり何者かが意図的にガス漏れ検知器が鳴らない爆発方法を考え、それを実行した可能性があるんです。
今回ようやく、修一は事故ではなく誰かに計画的に殺害されたということが、科学の力で明らかになった。
第7話を見てみて
第1〜7話まで見てきて、やはり初回の第1話が良かったけれど、今回の第7話はその次に面白かった。
なにしろ話がどんどん進みテンポが良い。道彦がSDカードを見つけたこと、調べるのに詩織が加わったことで急激に話が進む。
初めて出てきた容疑者・松井、松井の妻・美里、2人と同期の研究員・手塚。そして亮介との実験で詩織がひらめいたり、科捜研でどうしても調べたいという詩織を優しくフォローする夫・道彦。そして何かを隠している所長・小沢。
ちょっと、ん??と、思う所はあったけれど、それを凌駕する「元科捜研の主婦」の良いところが全部入りな話だったと思う。
あくまで筆者の想像だけれど…もし、厚木・窒素ガス殺人事件の真犯人と修一の事故死を装った殺人が同一人物の犯行なのだとしたら、液体窒素を使った犯罪ということもあり、それだけの知識がある人物だとすると、手塚???
2つの事件の犯人が同一人物でない、もしくは犯人が手塚でないなら、それもまた科学の知識がある人物…?
2つの事件の犯人は誰なのか?小沢所長の隠していること、副所長は何か関係があるのか?捜査一課は何かを隠蔽しようとしているのか?
いよいよ来週は最終回。厚木・窒素ガス殺人事件の容疑者・松井が冤罪なら、呼び出しメールを警察はなぜ見つけることができなかったのか?松井はなぜ拘置所で自殺したのか?事件当日の防犯カメラ映像のトリック、修一を事故死に見せかけて殺害した計画の全容など、伏線回収が楽しみ。
ラス前の今回が面白かっただけに、最終回への期待は高まる。
【予告】ドラマ9「元科捜研の主婦」第9話・最終回 | テレビ東京
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