PR

【元科捜研の主婦】第6話感想|詩織の友人が隠していたこと

ドラマ感想(コラム)
記事内に広告が含まれています。

2026年2月20日に放送された「元科捜研の主婦」第6話のネタバレを含む感想をまとめました。

「テレビ東京と講談社が共同で原作を開発したオリジナルストーリー」ということなので、今回はどんな話なのか楽しみにしていました。

キャスト

  • 専業主婦・元科捜研法医係・吉岡詩織(松本まりかさん)
  • 夫・捜査一課刑事・吉岡道彦(横山裕さん)
  • 長男・幼稚園の年中組・吉岡亮介(佐藤大空さん)
  • 刑事出身・科捜研所長・小沢新作(遠藤憲一さん)
  • 科捜研・化学係・詩織の同期・北村さくら(島袋寛子さん)
  • 科捜研・若手研究員・倉田歩人(大内リオンさん)
  • 科捜研副所長・加藤浩紀(小手伸也さん)
  • 神奈川県警捜査一課・道彦のバディ・太田洋平(八嶋智人さん)
  • 神奈川県警捜査一課・岡部一郎(入江甚儀さん)
  • 神奈川県警捜査一課課長・金田誠也(渡辺いっけいさん)
  • 元神奈川県警捜査一課刑事・道彦の兄・吉岡修一(戸次重幸さん)

第6話ゲスト

  • 美容メーカー広報&詩織の友人・坂本由利(黒川智花さん)
  • 美容メーカー社長・西条伸也(田中幸太朗さん)
  • 美容メーカー営業部長・奥田幸恵(馬渕英里何さん)
  • 由利の娘・坂本真希(前田花さん)
  • 美容メーカー社員・小林桃花(安田聖愛さん)

第6話のあらすじは→テレビ東京HP

【予告】ドラマ9「元科捜研の主婦」第6話 | テレビ東京

内容に関してはあまり詳しくは書きませんが、少しネタバレ含む感想と気になったことを書いていきます。

ここから先、ネタバレを含みます。

友人・坂本由利

8年ぶりに再会した詩織の友人・坂本由利は大学の同級生で、由利の娘・真希は亮介と同い年。今まで詩織の年齢はわからなかったけれど、大学時代の回想シーンで2008年に科学科2年で同級生となっていたので、仮にその当時20歳だとすると、詩織も由利も37〜38歳?なのかな?

その当時から詩織は科捜研に入るのが夢で、あだ名は「科捜研のオンナ」。由利の夢は「化粧品の研究開発」。二人ともその夢をかなえたが、現在は詩織は主婦で、由利は子育てがあるからと広報に異動となり、由利いわく「旦那に逃げられて」シングルマザー。

由利の勤める美容メーカー社長・西条伸也が打ち上げパーティーで毒殺され、捜査が始まると由利が容疑者となる。

鮮明な防犯カメラ映像

会社の社内の防犯カメラには、いろんな角度の映像が残されていて、誰が何をしているのか鮮明にわかる。そしてガラス張りで見通しの良い社長室にはカメラはないが、部屋の外で耳をすませば中で誰が何を話しているのか、内容までよく聞こえたりする。

最終的に事件当日の防犯カメラ映像をちゃんとチェックすれば、犯人と思われる人物の特定はすぐできたのでは?と思った事件だったけど…サプリをすり替えた犯人、古株の営業部長・奥田幸恵はカメラがあるの知らなかったのか?ちょっと疑問。

サプリのトリック

社長は「アコニチン」いわゆるトリカブトの毒を摂取したことで亡くなった。「アコニチン」は即効性の高い神経毒で致死量を摂取すると10−30分ほどで発症する、ということ。

この時点で新商品の発表で社長が飲んだサプリが怪しいと思って見ていたので、あとは即効性をどんな方法で、というトリックに注目していたのだけれど、詩織が調べ科学のくれた答えは…

浸透圧ポンプ製剤。半透膜のカプセルは胃を通過して小腸にたどりつくまでに浸透圧で水分を吸収。カプセル内のプッシュ層が水分により膨張し小さな穴から薬物が一定速度で押し出される。この仕組みを使えば即効性のあるアコニチンが体内に放出されるまでの時間を遅らせられる。

そんな事する?

事件当日、社長は出張に行く予定だったが急遽取りやめ、新製品発表の打ち上げパーティーをすることに。そして社長が出張用のカバンに入ったものを片付けようとすると、中に「もう十分楽しんだ この世に未練はない」という遺書のような紙と茶色の小びんが入っていることに気づく。

出張用の荷物を用意するのは通常由利だったでので、社長は由利を呼び問い詰めるも「自分じゃない」というと、社長は「まぁ考えすぎか。ただのいたずらだな。」といって、紙と小瓶をゴミ箱に捨てる。

実は由利はその日の出張の準備を、途中で部長・奥田に変わってもらっていた。終盤、カプセル錠剤のトリックを解明した詩織は「誰をかばっているの?」と由利にたずねると、
由利は、

科学者の夢を諦めたくなかった。部長はそんなときに味方でいてくれた。諦めなくていいよって励ましてくれて。だから…信じたくなかった。本当に部長なのか本当に毒なのか…知りたかったの。

…ということで、ゴミ箱から遺書と小瓶を拾い、会社のトイレに流して処分。

詩織は、

私でも同じことしたと思う。わからないことはとことん調べる。それが私たち科学者でしょ?

と言うのだけれど、これは2人の気持ちが全くわからない。

由利は自分に良くしてくれた部長が社長を殺害したとは思いたくなかったということ?そして真実を知りたかったから遺書と小瓶の中身がなんだかわからないけど処分した?

わからないことをとことん調べるのが科学者なら、小瓶の中に入っていたものは何なのか?だれが犯人なのか真実が知りたいのでは?そして、由利は証拠隠滅の罪に問われないの?

う〜ん…なんかちょっと2人の気持ちがわからない。

チグハグな展開

今回の話はまず、亮介と仲良く遊ぶ由利の娘・真希が出てきた時点で、由利が犯人ということはないのだろうなと思って見ていたので、殺人に関しては、犯人は誰で、なぜ、どのようなトリックで、というのを楽しみにしていた。

結果は…

犯人:営業部長・奥田幸恵
動機:創業から支えてきた営業部長の奥田が、社長の「綺麗事ばっかでウザいんだよ。決めた。適当に横領とかでっち上げてあいつクビにするわ。」という会話を盗み聞き、殺意を持つ。
トリック:新商品発表の配信で社長が飲む予定のサプリを、海外の製薬工場に動物実験用と偽って入手した「浸透圧ポンプ製剤」(アコニチン入り)とすり替えて殺害。

気になるのは奥田の社長殺害の動機や「浸透圧ポンプ製剤」の入手経路、配信当日の社内のカメラにサプリをすり替えている奥田の姿がはっきり映っていたことがわかるのが、終盤も終盤で突然すぎること。「途中であれ?」って思う場面もないので、取ってつけたみたいに感じた。

刑事は捜査してる?

詩織がカプセルのトリックを科捜研で解明するのは、科学的に裏付けのある重要な証拠ですばらしいけど、刑事だけで捜査しても結構わかったことはあったように思う。

本来の話の流れとは違うけれど、こんな感じで話が進んでくれた方がわかりやすかったのでは?以下は筆者の妄想です。

①どこで毒を入れられたのか事件当日の社長の動きをカメラの映像で確認
②奥田が社長が飲む予定のサプリをすり替えてる映像発見
③奥田に動機がないか調べる
④仮にサプリに毒が入っていたとしても、即効性の毒「アコニチン」なのに死亡したのは6時間後、なぜ?

ここで詩織が登場、科捜研で調べて解明

⑤ここ数ヶ月、奥田は出張の名目で海外の製薬工場に通っていることがわかる
⑥そこに問い合わせたら、動物実験用として「浸透圧ポンプ製剤」を依頼していたとわかる

そして観念した奥田が殺害動機などを自白する…みたいな感じ。

捜査が進展していくうちに、道彦がどうしても気になることが出てきたタイミングで、詩織が登場して科学の力で解明してくれる方が、展開に違和感がないような気がする。まぁ今回は友人が関わってるから詩織もいつもとは違うのかもしれないけど。

厚木・窒素ガス殺人事件

道彦は「厚木・窒素ガス殺人事件」が兄・修一が独自に捜査を続けていて、冤罪の可能性を疑っていたのかもしれない、と捜査一課課長・金田に話すと「あの事件は現場に残された証拠と犯人の自供がそろっていたはずだ。疑う余地がない。」といい、道彦が去ったあとすぐに誰かに電話する。

最後のシーンでは、科捜研副所長・加藤浩紀が、事件番号4-14「厚木・窒素ガス殺人事件」の捜査一課長・金田から鑑定嘱託のあった…と書いてある「DNA型鑑定書」(鑑定人→加藤浩紀)のデータを削除して、電話で「終わりました」と報告している。

今回わかるのはここまで。HPによると第9話が最終話となっているので残り3話、この先どんな感じて道彦の兄・修一の死の真相が展開していくのか気になる。

第5話を見てみて

毒殺に使われたトリカブトの毒「アコニチン」は即効性の毒なのに、死亡したのは6時間後。このトリックを見た時に、思い出したのは1986年の「トリカブト保険金殺人事件」。

トリカブトの毒「アコニチン」とフグ毒「テトロドトキシン」。この2つを同時に服用し、アコニチンの中毒作用が抑制される、拮抗作用を利用した…という事件。当時後に捕まることとなる犯人がテレビに出て話したりして、大騒ぎだったのを覚えている。

この拮抗作用のトリックを題材にした作品は日本・海外問わず何度かみた記憶があるけれど、まさに「事実は小説より奇なり」という事件で強烈な印象がある。

今回の話では詩織が息子・亮介たちの卵の実験からヒントを得て、科学の力でトリックを解明するのは面白いけれど、犯人が自分で特殊なカプセルを作ったわけではなく、製薬工場に作ってもらって…と割と単純。

吉岡家はみんな仲良し、亮介は天真爛漫で朗らか。そんな亮介が詩織の友人でシングルマザー・由利の娘と仲良く遊んでいるシーンが最初にあり、すぐに由利は犯人ではないんだろうなと思っちゃったので、事件が全て解決した後、実は由利には亮介と同い年の娘がいて…という方が「犯人は由利なの?」とちょっとドキドキできたかも。

恒例の道彦の兄・修一の死の真相に関する話は、科捜研副所長の加藤が事件番号4-14「厚木・窒素ガス殺人事件」の一部データを削除し、報告した相手は金田なのか?そして今まで科捜研・副所長として詩織の動向に目を光らせ、報告していた時の電話の相手は誰だったのか?気になるところ。最終話の第9話まであと3話、今後の展開に期待したい。

【予告】ドラマ9「元科捜研の主婦」第7話 | テレビ東京

最新話は「TVer」「ネットもテレ東」で無料見逃し配信中。

有料ですが「Prime Video」では、見放題独占配信中。

タイトルとURLをコピーしました