2026年1月28日に放送された相棒24 第14話「薔薇と髭の告発」の、ネタバレを含む感想をまとめました。
あらすじはテレビ朝日HPから引用させて頂きます。
ヒロコの知人弁護士が窮地に
事件の引き金は公益通報!?アパレル会社に勤める男性社員が殺害される事件が発生。捜査一課は、被害者に最後に電話を掛けていた弁護士の吉澤(濱津隆之)から話を聞こうとするが、守秘義務を理由に追い返されてしまう。そこに、ヒロコ(深沢敦)から連絡を受けた右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)が現れる。ヒロコは同じビルにテナントを構える吉澤と懇意にしているようで、一課の追及を受ける吉澤を心配して、特命係にSOSを送っていたのだった。
ヒロコによると、被害者が務めていた会社はブラック企業の疑いがあり、最近も女性社員が自殺したばかり。吉澤は、その女性から依頼を請けていたらしい。
ふたつの死に繋がりを感じた右京と薫が調べ始めると、被害者の男性が、会社の違法な行為を通報する“公益通報”をしたことが、事件の引き金になった可能性が浮上する。そんな中、問題の会社の社長が通報者を特定しようとしていたという情報がリークされて…!?
疑惑は社員を使い捨てる冷酷な社長に?
人情派の弁護士がひた隠す秘密とは…!?
特命係が現代社会の闇に切り込む!ゲスト:深沢敦、濱津隆之
テレビ朝日「相棒」より
内容に関して詳しくは書きませんが、少しネタバレ含む感想を書きます。
以下、ネタバレが含まれます。
今回の話は…ヒロコママが登場。ブラック企業と公益通報、公務員や会社員の副業、違法バカラ賭博店と暴力団などなどいろいろな要素が含まれていた話だった。
話のつじつまは合っていたと思うけれど、ちょっと話の展開がゆっくりに感じた。
殺害された男性
殺害された村尾保明は、アパレルブランド・ファイバービギンの社員。鑑識の益子さんは凶器は石?コンクリートの破片?で「何度も頭を殴りつけた跡があるから、相当深い恨みを抱いていたかもな。」とのこと。
公益通報者が村尾だと思っていた前提で、まず疑われたのは公益通報されたファイバービギンの社長。でも社長にはアリバイがある。
そして被害者と最後に電話で話したのが弁護士の吉澤(濱津隆之さん)ということで、調べていくのだけれど、被害者男性の関わる関係者を調べるというよりも、吉澤弁護士のまわりにいる人達を調べるうちに村尾の正体がだんだんわかってくるという展開。
前述した通り、殺害のされ方からみて「相当の深い恨みを抱いていたかも」なら、村尾の連絡を取っていた人物や事件当日の行動を確認するのが王道かなと思っていたので、ちょっとあれ?となった。
副業する女性たち
ファイバービギンのショップ店員(会社員)だった自殺した紺野里香は歌舞伎町の店(キャバクラ?)「ローズリップ」でバイトしていた。「里香は母子家庭で、寝たきりの祖父がいて家計を助けていた。」ということだけれど、村尾は里香を脅していたので、ファイバービギンは副業OKの会社だったというわけではなさそう。
そして里香を店に紹介した杉本美奈代は前職は区役所職員だった。区役所時代に上司が夜のバイトしていた店にたまたま来て、副業を知られてしまい脅されたり退職することになった件で吉澤弁護士に助けてもらった過去があった…区役所職員は公務員だから多分夜のバイトはダメなんだろう。
いろいろ事情はあるのだろうけれど、二人とも昼間の職場には内緒で夜の店でバイトしているのに、何も気づかず職場の人のいる席について「あれ?」ってバレちゃうのが不注意すぎてちょっとわからない。そして二人とも職場の人に弱みにつけこまれて脅される…
あくまでドラマの中の話だけれど、高給で現金払いとかで昼職にバレにくいのが夜のバイトだったのか?だとしたら席につく前に知り合いじゃないことくらいは確認しないと…ね。
村尾という男
ファイバービギンのショップ店員・倉田歩実は、紺野里香は仕事の悩みで自殺したと思い、多分自分自身のためにも公益通報に必要な証拠集めを同期の殺害された村尾に協力を頼む。村尾は積極的に協力してくれるも公益通報後に歩実を「公益通報者だということをバラすぞ」といって300万円を要求し歩実は吉澤弁護士に助けを求める。
さらに村尾はヤミ金から金を借りていたり、暴力団「金狼会」の関係する違法バカラ賭博店に通っていたり、ローズリップで偶然席につき、後に自殺した里香も夜のバイトをしていることで脅したり…結構な悪い人でびっくり。
黙秘する弁護士
村尾が殺害された日に最後に連絡を取っていたのが吉澤弁護士ということで、殺害を疑われるも、呼び出しはしたが殺害はしていない、村尾と話した内容に関してなどは黙秘する。
吉澤弁護士は村尾を呼び出した理由を話せば倉田歩実さんが公益通報者であることも発覚、殺害も全ての事情を知っている歩実さんの犯行だと思っていたため黙秘していた。
しかし、村尾を殺害したのは美奈代。歩実の事件当日のアリバイを調べれば(終電まで店にいた→終電の時間帯に駅を利用していたのか駅の防犯カメラでチェックなど)、殺害したのが歩実ではないことはすぐにわかったはずでは?と思った。
事件は解決するも…
吉澤弁護士は村尾を公園に呼び出し、違法賭博をしている証拠写真を見せ、公益通報者・歩実を脅すことをやめるように忠告。その一部始終を隠れて見ていた美奈代は、吉澤弁護士が立ち去った後に村尾の頭を何度も殴り殺害。
弱みに付け込まれ脅された経験のある美奈代は、自分がバイト先を紹介した里香や公益通報した歩実のことまでも脅している村尾を許せず殺してしまった、ということで事件は解決。
ちょっと気になったのは、途中で参事官と刑事部長が特命係を呼び出し「上からのお達し」ということで、村尾が殺害された事件の早期解決を公益通報を受けた厚生労働省が望んでいるというシーンがある。そこで右京さんは公益通報者は村尾ではないことを確信、土師っちに頼んで誰が通報したのか調べてもらい、それが歩実だということがわかったりしながら最後に美奈代にたどり着くのだけれど…
上からのお達しがあったのであれば、殺害現場の近辺には防犯カメラがないって言っていたけれど、土師っちも巻き込んで盛大にその周辺の防犯カメラや、村尾の当日の行動、過去の通話履歴、金の流れなど徹底的に調べることもできたと思うのだけれど、特命係は人とのつながりを頼りにだんだんと真実に近づくのでなんともゆっくりに感じた。
第14話を見てみて
今回はヒロコママが出てくるけれどそんなに印象に残らず、殺人事件が解決していく中で何を一番伝えたかったのかよくわからない話だった。
- ブラック企業を厚生労働省に公益通報したら、労働基準法違反により罰則が科せられることになり、社長は引責辞任することになったということ?
- 公務員や会社員でありながら、奨学金返済のため、家計を助けるために夜の店でバイトする人がいる、ということ?
- 世の中には暴力団が関係する違法賭博店があるということ?
- 依頼者を守るために危険な橋を渡ったり、自分に容疑がかかっても守秘義務を守る人情味あふれる吉澤弁護士の弁護活動?
出てくるワードはいろいろあるけれど、どれもそんなに深堀りすることなくサラッと出てくる感じなので、どのワードもそんなに印象に残らないし、何を伝えたかったのかよくわからないけれど、深く考えずに見れるので、まぁそれはそれでいいのかもしれない。
吉澤弁護士は村尾を殺害した美奈代の弁護を無償で引き受けるため、経費節減で事務所を引き払い自宅を事務所にすることした。ヒロコママはお気に入りの吉澤弁護士がもう近くにいないので明日からどうやって笑えばいいの?と悲しむが…
吉澤弁護士は今後も弁護活動を続けていくようなので、またどこかで登場することはあるのかな?もしそうなら、ちょっと楽しみ。
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