はい、時代劇が好きな妹です。
先週に引き続き、今週も姉と一緒にNetflixで映画を視聴した。今回は劇場に観に行こうか迷っていた時代劇作品の『十一人の賊軍』だ。
今の地上波では時代劇が大河ドラマと、早朝の『暴れん坊将軍』ぐらいしか放送されていないが、昭和は普通に毎日ゴールデンタイムに時代劇が放送されていた。なので時代劇を観て育った団塊ジュニアも多いはず。
馴染みが深いというのもあるし、純粋にチャンバラシーンが好きなので今も見る。俳優さんそれぞれ殺陣に特徴があり、力強い人もいれば華麗な人もいる。
それもこれも、こないだの日本アカデミー賞で作品賞を受賞した『侍タイムスリッパー』のように、斬られ役の人がいるから殺陣が映える。斬られ役は技術職だ。なので、昔の時代劇は出てくる悪役の人が、わりと同じ人だったりする。
今回観た映画はタイトルから、もう絶望感が漂っている。何人が生き残るのだろうか、どうやって亡くなってしまうのだろうかと、最初から想像してしまうタイトルだ。しかし、アクションシーンが多いので楽しく、往年の東映の時代劇っぽさがあってよかった。
中でも一番気に入ったシーンは、爺っつぁん演じる本山力さんが槍を持って戦うシーンだ。名乗りを上げてから、2人を相手に立ち回る姿は非常に格好いい。つい何度か見直してしまった。
さらに仲野太賀さんが、大人数相手に立ち回るシーンも良かった。殺陣があるかは不明だが、これは来年の大河にも期待できると、思わず感心した。
また、昔のように時代劇が地上波で観れる日が来るのを、自室で時代劇チャンネルをのんびり視聴して待っている。