今週もテレビ東京のドラマ「法廷のドラゴン」第7話を楽しく見ることのできた、姉です。
第7話「政治スクープ訴訟VS疑惑の千日手」のあらすじはテレビ東京さんのHPから引用させて頂きます。
竜美(上白石)の将棋の宿敵だった兎羽(白石麻衣)が、竜美に弁護をしてほしいと頼みにやってきた。現在、報道記者である兎羽は、衆議院議員・柘植(福士誠治)のインタビュー記事がねつ造であると名誉棄損で訴えられていたのだ。しかし、兎羽の姿を見るなり竜美は部屋に籠ってしまい、裁判を巡る方針も噛み合わない…。どうやら兎羽もこのスクープに隠し事をしているようだ。
テレビ東京「法廷のドラゴン」より
今回の第7話は次週第8話(最終回)に話が続くので、話の結末は来週にお預け。
詳しい内容に関しては書きませんが、気になったことをいくつか書きます。
まず、先週第6話の最後に白石麻衣さん演じる兎羽が竜美(上白石萌音さん)を「ドラ」と呼んで、気になっていたあだ名はやっぱり竜美の竜の「ドラゴン」からだった。
そして将棋を全くわからず見ているので、話の中で説明があっても「友達をなくす手」というのが、どうもピンとこなかった。兎羽が涙をこぼし、席を立つような辛い状況になる手だったのだろうと想像することしかできない。
気になったので少し調べてみると、将棋講座ドットコムさんの「友達をなくす手」の説明がわかりやすかったので、引用させて頂きます。
攻めても十分に分かりやすく勝ちである局面で、さらに安全に勝つために、ガッチリと受けたり、駒得を目指したりして、相手の攻め筋をなくし、戦意を喪失させるような指し手。
将棋講座ドットコム「友達をなくす手」より
囲碁における「中押し」のような状況となる。
どうせ負けるならば、しっかりと寄せらせてから投了したいものの、寄せてもらえず、かと言って有効な指し手もなく、…となればやる気がなくなるのが人情というものである。
尚、「友達をなくす手」と言われるのは、級位者同士の遊びの将棋である場合が多い。ある程度棋力の高い人同士の対局や将棋大会のような真剣勝負だと結果がすべてであるため、「辛い手」と言われるようになってくる。
では、なぜ竜美が兎羽に「友達をなくす手」を指したのか?そして、なぜ兎羽は竜美を代理人に選んだのか?これらの答えは今週はわからない。
面白かったのは、虎太郎(高杉真宙さん)と利江(小林聡美さん)が、徹夜して事務所の部屋から出てこない竜美のことが心配になり恐る恐る部屋の扉を開けると、顔にパックした姿て振り向く竜美を見てびっくりするシーン。先週に続き、効果音も含め横溝正史「犬神家の一族」の佐清(すけきよ)??っぽい演出なのかな?
次週に続く話なので、全体を通して伏線は多々見受けられたけれど、それは最終回で…ということだろう。
最後にあっさり罠にハマって逮捕されちゃう虎太郎は、純粋といえば聞こえはいいけど、弁護士なのにちょっとおっちょこちょい。
来週はいよいよ最終回、どんな結末になるのか楽しみ。
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