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ドラマ「コーチ」第8話の感想:向井・富永・高嶋は捜査一課の同僚だった

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先週に続きテレビ東京のドラマ「コーチ」第8話を見てみた、姉です。

主演は唐沢寿明さんで、堂場瞬一さん原作の警察小説が待望のドラマ化!

キャスト

  • 警視庁 警務部 人事二課・向井光太郎(唐沢寿明さん)
  • 池袋西署 刑事課 強行犯係係長・益山瞳(倉科カナさん)
  • 東新宿署 刑事・所貴之(犬飼貴丈さん)
  • 目黒北署 刑事・西条猛樹(関口メンディーさん)
  • 板橋中央署 刑事・正木敏志(阿久津仁愛さん)
  • 警視庁 刑事部 捜査一課課長・相良孝文(古田新太さん)
  • 警視庁 警務部 人事二課課長・富永由里(木村多江さん)

第7〜9話(最終話)ゲスト

  • 警視庁刑事部捜査一課四係係長・三田義徳(坪倉由幸さん)
  • 品川北署刑事・堺進次郎(佐藤龍我さん(ACEes))
  • 学習塾の塾長・鹿島勝(片桐仁さん)
  • 15 年前の殺人事件の被害者・浜浦沙織(若月佑美さん)
  • 洋服ブランド日本代理店関係者・古屋英俊(木幡竜さん)

第8話のあらすじは、テレビ東京さんのHPから引用させて頂きます。

15年前。捜査一課の刑事として、殺人現場に駆け付けた向井(唐沢寿明)は呆然とした。
被害者は向井の妹・沙織(若月佑美)だった。
降りしきる雨の中で響く、向井の悲痛な叫び――。やがて明らかになる向井の過去。
それは由里(木村多江)や相良(古田新太)との関係性にも及ぶものだった。

一方、現代の女子大生殺人事件では、被害者の雇い主(片桐仁)が持つ裏の顔が浮上する。止まった時間がゆっくりと動き出そうとしていた――。

テレビ東京HPより

第8話の予告はこちら。

内容に関してはあまり詳しくは書きませんが、少しネタバレ含む感想と気になったことを書いていきます。

ここから先、少しネタバレを含みます。

第8話は、いよいよ15年前に起きた八王子の殺人事件(未解決)、そして当時捜査一課にいた向井に何があったのか富永が益山に話すことで、四係の皆もそれを知ることとなる。

四係からの要請で向井が指導していた品川北署の刑事・堺はどのように成長していくのかと思ったら、あっさりと本人の希望で異動することに。

第7話で五反田おきた事件と同一犯と思われる事件が新たに杉並でおきる。五反田の事件で名前があがっていた学習塾の塾長・鹿島には杉並の事件の時にアリバイがあり、犯人ではないことがわかる。

そしてこの2つの事件が連続殺人事件として捜査一課課長・相良の率いるチームが捜査に乗り出すことで、向井は部外者となり四係を後にする。

一方、防犯カメラに映っていた日本で販売されなかった希少なコートを着た怪しい人物は、ようやくコートの持ち主が現在44歳の古屋英俊であることがわかる…そして次回の最終回へ、という感じ。

15年前の捜査一課での向井

15年前の事件の被害女性は向井の妹・浜浦沙織。捜査一課にいた向井は関係者ということで、妹の事件の捜査をすることはできなかった。仲間を信じて事件の解決を待つも、3ヶ月経っても捜査の進展がないことにしびれを切らし、向井は捜査会議に乗り込む。

向井:私を捜査に加えてください、これは私の事件だ!私を外して捜査を続けたはいいが、少しは犯人に近づいたか?この数ヶ月あなた達は一体何をしてきたんだ!これ以上進まない捜査を見守るだけなんてごめんだ!もうあなた達だけには任せておけない!」と大勢の捜査員たちの前で言う。

捜査一課課長・相良:向井、自分が何を言ってるかわかるか?ここにいる捜査員、誰一人として手を抜いている者はいない。毎日必死で現場を駆けずり回り犯人逮捕に尽力している。お前のためじゃない、被害者のためだ。それをお前は無能呼ばわりか?

向井:違うか?

捜査一課課長・相良:いい加減にしろ!

そして捜査員たちかは怒号をあげる…

この事件の時に人事ニ課の富永、爆弾事件の時に出てきた特殊犯捜査第三係係長・高嶋(田辺誠一さん)も捜査一課で向井と同僚だった。

向井はその後、上から命じられた業務には手を付けずに妹の事件の聞き込みなど勝手に捜査を始める。そして、辞令が出て人事二課へ。

これが15年前の事件と捜査一課から移動することになったおおまかな経緯。

被害者遺族ではないので向井の気持ちはわからないけれど、ドラマの中で向井が多くの捜査員を前に話した内容はちょっと暴走しちゃってる感はあった。

15年前に「関係者だけれど特別に捜査に加える」となれば向井は納得したのか?いや、それでも犯人が捕まらなければ納得しないだろうと思うし…自分が捜査に加われば”解決できる”、もしくは”解決できた”と思っている?

向井に助けられた富永

富永が一課の刑事として悩んでいた時に、刑事という仕事に対するものの見方を変えてくれたのが向井。そして自分にはもっと適した道があるんじゃないかと思い、人事の仕事に興味を持つようになった。向井のお陰でまるで”もや”がパッと晴れたような感じだった。

一方、捜査一課から移動した向井は生きがいをなくして人事の仕事を淡々とこなしているだけに見えた。そこで富永は見込みはあるけれど伸び悩んでいる若い刑事の助言役としてコーチを依頼することにした。

無駄なことは好きになれない堺

今回新たに杉並で起きた殺人事件が五反田の事件に酷似していることから、四係のメンバーは現場に向かう。そこで遺体を初めて見た堺は気分が悪くなり外へ。ふと犯人の逃走経路はこっちなのではと注意深く見ると、小さな布の切れ端を見つける。

これは以前「一見無駄ともとれる地道な捜査の積み重ねが私達の捜査の基本だと思うんですよ。」という向井の言葉を思い出しての行動だった。この切れ端が後に犯人が着ていたコートと同じ素材の布だとがわかる。

堺は”お手柄”だね、と四係のメンバーに言われるも、大事な話があると翌日みんなの前で、「短い間でしたがお世話になりました。”情報を集めるために刑事は無駄な捜査もいとわない”それが大事なのはよくわかりました。そのおかげで気づけたんです。僕に刑事は向いてないって、僕はやっぱり無駄なことは好きになれないんで。」と言い、現場を離れ裏から支える管理部門の「捜査共助課」に移動することになった。

堺は向井の指導を受けるうちに、自分が刑事に向かないということに気づき、自分にあった仕事を見つけることができた…つまり、富永と同じ感じ。ドラマを見ている限り、刑事というお仕事は大変そうなので、生半可な気持ちでは続けていくのは難しいのだろうし、合う人と合わない人がいるのは当然だと思うので、早めに自分の進みたい方向を見つけることがてきて良かったのだろう。

第8話を見てみて

第8話はラス前ということもあってか、15年前の向井の妹の事件と、向井が捜査一課時代おこした問題行動で人事課へ移動することになった話にけっこうな時間が割かれていた。

もちろん向井の過去が物語にとって重要なのでそれはいいとして、気になるのは次回の最終回で15年前の向井の妹の未解決事件、そして新たに都内で起きた2件の殺人事件、計3件の事件が一挙に解決するということになるのだとしたら、ちょっと急ぎ足な展開になりそうだということ。

「被害者遺族の気持ちは被害者遺族にしかわかりません」と言っていた向井、次回予告では向井は辞表を書いていたり、なんだか容疑者を拉致?してそうな感じなので穏やかではない展開になりそう。それを見る限り、3件の事件は同一犯ということなのか?と思ってしまうのだけれど…

15年前と現在では、防犯カメラの数がだいぶ違うのは大前提として、都内で起きた2件の殺人事件の犯人は雨の日を狙ったり用意周到そうな反面、足がつきそうなコートを着て犯行に及んだり、現場に毛髪が残っていたり、コートが破けて布端を残したり、なんだか急に雑なのが気になる。

きっと最後は向井チルドレンの活躍で事件が解決するのだと思うけれど、その後の向井がどのようになるのか、警察を辞めることになるのか、それとも??どんな結末となるのか最終話が楽しみ。

第9話(最終話)の予告はこちら。

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