なんだかんだでテレビ朝日の「相棒」は毎週見ちゃう、姉です。
10月15日から始まった「相棒24」、初回は拡大スペシャル。
あらすじはテレビ朝日HPから引用させて頂きます。
右京が人間国宝の講談師に弟子入り!?
潜入捜査で殺人の疑惑を解き明かす!右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、それぞれのルートで、有名講談師一家に近づいていた。美和子(鈴木砂羽)の知人のジャーナリスト・野々宮恵子(細川直美)の依頼で、死刑が確定している事件の再捜査を、秘密裏に始めたのだ。問題の事件は、15年ほど前、講談師・瀧澤青竜(片岡鶴太郎)の屋敷において、破門になった元弟子の田埜井(菅原卓磨)が、青竜の息子・乙彦(前田峻輔)を殺害したというもの。田埜井は強盗殺人の罪に問われ、5年前に最高裁で死刑判決が出されていた。しかし、田埜井は盗みに入ったことこそ認めているものの、殺人は否定。仮に冤罪であるなら、事件当時、屋敷で暮らしていた青竜をはじめ、妻の美沙子(阿知波悟美)、娘の青蘭(しゅはまはるみ)、弟子の呉竜(青柳尊哉)らに疑惑が生じる。
真相を確かめるため、行動を開始した特命係。薫は、青蘭が開いているカルチャースクールに潜入。いっぽう右京は、“どうしても現場が見たい”という理由から、夜討ち朝駆けの猛アタックで青竜を籠絡し、内弟子として屋敷に入り込むことに成功していた。その動きを察知した副総監の衣笠(杉本哲太)は、冤罪の発覚を恐れ、検事総長の臥龍岡詩子(余貴美子)に状況を報告。特命係の周辺もまた、にわかに物々しくなっていた。そんな中、右京は事件の真相を探るため、驚きの行動に出ようとしていた。
15年前の強盗殺人に生じた冤罪疑惑
講談師一門の屋敷で何が起きたのか?
それぞれの思惑が複雑に絡み合う中、
浮かび上がってきた驚がくの事実とは…!?ゲスト:
テレビ朝日「相棒」より
片岡鶴太郎、阿知波悟美、細川直美、しゅはまはるみ、青柳尊哉、余貴美子
内容に関して詳しくは書きませんが、見てみた感想を少し書きます。シーズン24の初回拡大スペシャルということで、楽しみにしていました。そして第1話は次週へ話が続きます。
最初から気になってしまったのは、今回の話の中で右京さん(水谷豊さん)が、講談師・瀧澤青竜(片岡鶴太郎さん)の内弟子となり潜入すること。人生100年時代とはいえ、さすがにちょっと…まぁ内弟子話が成立しないと話が始まらないし進まないのだけれど。
師匠の青竜は白髪の長髪でいかにも貫禄のある風貌で、右京さんは黒髪の短髪、それでも右京さんの方が年上に見えるのでなんとも不思議。
気になったので調べてみると、片岡鶴太郎さんは70歳(1954年12月21日) 、水谷豊さんは73歳(1952年7月14日)ということで、そんなに年齢の差はないけれど、やはり片岡鶴太郎さんの方が若い。
ちなみに途中で青竜のファンということで登場する石坂浩二さんは84歳(1941年6月20日) 。
人生100年時代とはいっても、70〜80代で現役で活躍?している公務員っていうのは現状あまり見かけないのでさすがに…政治家ならそんなに違和感ないか。そういえば、弟子の一人がスマホでオンラインカジノをしていて捕まったりするのは今っぽい演出だった。
内弟子として潜入した右京さんは、お香の香りに導かれ、青竜の家の敷地内にある蔵の中でクンクン鼻を利かせて床下から白骨化した人骨を見つける。
講談師・瀧澤青竜を演じる片岡鶴太郎さんは、(筆者は講談のことはよくわからないが、)講談もそれなりにこなされているように感じたし、サインを求められて色紙に文字を書いたりするシーンも味のある字で鶴太郎さんは本当に多才でいろんなことができるんだなと改めて思った。
NHKの大河ドラマ「べらぼう」で、妖怪画の大御所で喜多川歌麿の師匠である鳥山石燕を演じていたときもとてもお似合いだったことを思い出した。
さて、物語は約15年前の強盗殺人で死刑が確定した事件が、冤罪の可能性があるのではと相棒二人が捜査を始めたことで、
副総監の衣笠(杉本哲太さん)が、冤罪の発覚を恐れ、検事総長の臥龍岡詩子(余貴美子さん)に状況を報告したり、内閣情報調査室の社美彌子(仲間由紀恵さん)が登場したりと騒がしくなる。
タイトルが「死して償え」ということを考えると、親族の誰かが殺人の真犯人のような気がするけれど、相棒二人が冤罪を疑い捜査を始めて「冤罪じゃありませんでした」ということはないのだろうから、
”殺人の真犯人をみつけて冤罪となる”、もしくは”真犯人を見つけても様々な理由で冤罪とはならない”…となるのか?検事総長の臥龍岡詩子(余貴美子さん)は相棒二人の味方なのか?次週の展開が楽しみ。
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