はい、ここのところ昔のSFの本が色々出て嬉しい妹です。
ウィリアム・ギブスンの『ニューロマンサー』が新版で発売された。今後残りのスプロールシリーズも発売予定だという。そんなわけで早速購入したのだが、まさかの価格に驚いた。
単行本価格な文庫本
何も気にせずレジに行った瞬間まさかの価格に驚いた。そう、新版の『ニューロマンサー』は税込2255円もしたのだ。冗談ではないのか?本を改めて見てみると確かに価格は間違っていない。
買うのをやめるのか?いや、買わないという選択肢はない。そのまま購入することにした。しかし、なんだってこんなに高いのか?円安のせいか、それとも単純な物価上昇なのか?
ちなみに旧版は1122円で今もAmazonで販売されている。
残り2作もまさか…
こうなると残る『カウント・ゼロ』『モナリザ・オーヴァドライヴ』もそういう値段なのか?3冊揃えようと思ったら文庫なのに、6000円以上払わなければならいことになる。
いやもしかすると、昨今の単行本はもっと高いのか?5000円とかで販売されているのだろうか?そう思っていくつか確認してみたが、時々そういう価格のはあるが、大体は3000円前後で販売はされていた。
どれだけ貢げるかを試されているのか、そんな気もする。そもそもSFというジャンルだ。好きな人はたまらなく好きだし、推し活よろしく本に費やすだろう。つまり、これぐらいの価格で音を上げているようではまだまだなのかもしれない。
基本的にマニア向けの本はどうしても高い。ギブスンがまさか、マニア向けの本に属するとは思っていなかったが、一般から見ればそういう扱いなのかもしれない。
とはいえ、やっぱり面白い。巻末に用語集もあるので、用語を忘れた時は巻末に行けばいい。残り2冊もきっと購入してしまうのだろうと思いながら、久しぶりの『ニューロマンサー』を楽しもうと思う。