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ドラマ「能面検事」第3話の感想:事件の真相がわかってもその後はわからない

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先週に続きテレビ東京のドラマ「能面検事」第3話を見てみた、姉です。

第3話にして、”第1章完結!そして第2章へ…”ということなので、どんな感じの展開になっていくのか楽しみにしていました。

第3話のあらすじはテレビ東京さんのHPから引用させて頂きます。

【第3話あらすじ】

不破は、大雨の深夜に牧方市の雑居ビルから田中俊哉(吉野晃弘)が転落した“転落死事件”を担当することに。傷害致死の容疑で送致されたのは、現場にいた吉野康介(日野陽仁)。調書によれば、孫・吉野佑真(楽駆)のアルバイト先である現場ビル2階の居酒屋に傘を持って迎えに行ったといい、駆け付けた警察に「田中は雨で濡れた階段で足を滑らせ勝手に落ちた」と説明。
しかし現在75歳の康介は2年前からアルツハイマーによる認知障害があり、供述に曖昧な点が散見される。不破が聴取しても「覚えていない」「わからない」と答えるばかりで…。
そんな中、榊は不破が提案した警察署の一斉捜査を却下する。人手不足で今は出来ないと判断したのだ。とはいえ、それで諦める不破ではない。榊の決定をものともせず、早速自ら“転落死事件”の所轄である牧方北署へ足を運び、惣領にはなぜか仁科睦美(観月ありさ)と特捜部に連絡を取るよう指示をする。不破の思惑は一体…?
やがて、この「転落死事件」と「捜査資料紛失事件」が一つに繋がりだす――。

「能面検事」HPより

第3話の予告はこちら。

第3話のゲストは認知症の祖父の面倒を見ながら、居酒屋アルバイトとして働く吉野佑真=楽駆さん、認知症を発症している佑真の祖父で、雑居ビル転落死事件の被疑者となる吉野康介=日野陽仁さん、大阪府警本部長・柳谷泰典=大河内浩さん。

内容に関して詳しくは書きませんが、気になったことを書いていきます。

最初に能面検事・不破(上川隆也さん)が聴取を始めるシーンで、ビルの外階段でおきた転落死事件の被疑者・吉野康介は杖を使い足を引きずりながら部屋に入ってくる。これはできれば被疑者は認知症の症状はあるけれど、足腰は丈夫という設定であってほしかった。

そして並行して不破の提案により警察署を一斉捜査したことで「捜査資料紛失事件」が明るみに出るのだが、その紛失した資料の1つに今回の転落死事件のきっかけとなったかもしれない証拠資料が含まれていたという展開になる。

最終的に「証拠がない。だから供述をとるしかない。」ということで、事件の真相が明らかになるのだけれど、気になるのは真相は明らかになっても、その事件がどう決着するのかはわからない…つまり裁判の結果はわからないということ。

刑事もののドラマなら事件の真相がわかった、もしくは犯人が逮捕されその後、その犯人が最終的にどうなるのかまでわからないことはよくある。
しかし弁護士や検事のドラマでは法廷で判決が言い渡されるシーンがお決まりな印象だけれど、「能面検事」では第3話まで法廷が出てこない。今後、能面検事が法廷に立つことはあるのか?

そして先週の第2話で不破が町中で銃撃され重症を負うという事件があったが、その後の捜査の行方や犯人もいまだにわからないどころか、第3話では一切その事件の話は出てこない。

大阪地検刑事部のエース検事が銃撃された事件なので、検察はもとより警察も必死に犯人を探すのかなと思ったのだけれど…
犯人は町中で銃を発砲して逃走、まだ弾は残っているかもしれないのだから一般市民は一刻も早く犯人を捕まえてほしいはず。

最後に”ただ 1つだけ…”と不破が大阪府警本部長・柳谷に言う一連のセリフは重みがあって胸のすく思いがした。

ネタバレすると面白さが半減してしまうので、このくらいにしておきます。

次週の第4話は第2章へ…ということなので、どんな感じの展開になっていくのか楽しみ。

第4話の予告はこちら。

第1話〜第3話までのダイジェストはこちら。

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