特に読みたい本がなくても本屋さんに行くのが好きな、姉です。
街の本屋さんがどんどん少なくなってきて、ネットで注文したり、紙ではなくデジタルで読んだりするのが主流になってきているのだろうなと、時代の流れを感じるこの頃。
それでも本屋さんに行って、特に読みたい本があるわけではないけれど、普段自分では選ばないようなジャンルで面白そうと思う本に出会えたりするのはやっぱり楽しい。
先日、本を購入する時にレジのカウンターに置いてある「SとN」という雑誌に目がとまり、なんの雑誌なんだろうと手に取ると、きれいな写真がいっぱい載っていて価格が書いていない。
そのお店のレジのカウンターには無料のチラシや小冊子が置いてあったりするので、興味のあるものは時々いただくこともあるのだけれど、ちゃんとした立派な雑誌だったのでそっと元に戻そうとしたら、「よかったら無料なのでどうぞ」と店員さんに言われてびっくり。あまりにも立派で到底無料だとは思えなかった。お言葉に甘えてありがたく1冊いただいてきた。
「SとN」、どんな雑誌なのか佐賀県地域交流部 文化・観光局 観光課HPから引用させていただきます。
西九州新幹線の開業に向け、地域の魅力に光を当てようと、佐賀県と長崎県で2017年から共同制作しているフリーマガジン「SとN」。観光地だけに特化することなく、また県境を意識せず、広い視点で人々の暮らしを掘り下げて、佐賀と長崎の地域の日常の中にある魅力を紹介しています。地域ならではの風景や、人々の暮らし、おいしい食べ物などがたくさんつまった佐賀と長崎の「ここだけの物語」をお楽しみください。
<誌名「SとN」の由来>
佐賀県地域交流部 文化・観光局 観光課HPより
Saga&Nagasakiの頭文字
磁石のS極とN極のように多くの方を引き付ける存在でありたいとの願い
両県の連携をインパクトとわかりやすさをもって伝える
美味しそうなお肉の表紙には大きく「SとN」。(第8号:2025年3月13日発行)

小さく右下に「さが と ながさき 船でつながる港町」。

裏表紙もシンプルで、

左下に「発行=佐賀・長崎観光振興推進協議会」とある。

どんな感じなのか少しだけ紹介させていただく。
まず、表紙をめくると見開きの写真がドーン。

目次は8・9ページにある。

前半は佐賀県。全体を通して美しい写真がたくさん、そして文章もレイアウトもかっこいい。

前半の最後に佐賀県で紹介した場所の地図が載っていて、ページをめくると、

後半の長崎県でこれから紹介する場所の地図が載っている。

なにしろ素敵な写真がたくさん。

最後に佐賀・長崎観光振興推進協議会、会長 山崎和也さんが、”ぜひ「SとN」を片手に佐賀・長崎の旅に心ときめかせていただけると幸いです。”と締めくくっている。

128ページのフルカラー。高級感があって無料とは到底思えないクオリティ。そしてそれを発行する佐賀・長崎観光振興推進協議会のセンスの良さ。こんな風に紹介されたら現地へ行ってみたいと思う人も出てくるだろう素敵な雑誌なので、入手方法など(デジタルブックもある)詳しくは佐賀県地域交流部 文化・観光局 観光課HPをチェックしてみてください。
