はい、アイスクリームがとにかく大好きな妹です。
ビエネッタ。それは団塊ジュニアには、馴染みが深いアイスクリーム。アイスケーキなるものを教えてくれた、ちょっと高級なアイスクリームだ。
2025年3月31日をもって販売終了する。その情報が流れた途端、街からビエネッタは消えた。しかしある日、姉と一緒に近所のスーパーに行ったら姉が発見!最後の日に食べようと、そして思い出を写真に残そうと、今回記念に書き記すことにした。

四角い箱のケーキタイプのビエネッタは見つからなかったが、カップのビエネッタを購入できた。高級感溢れるパッケージだ。当然種類別はアイスクリーム。濃厚アイスとパリパリチョコ、層になったチョコの食感が楽しいアイスだ。

花のようにヒラヒラと波打つビエネッタの縁。今思うと、色々こだわって作られていたアイスだった。

アイスの層の間にチョコが入っている。アイス→チョコ→アイス→チョコ……大好きなものが2つ重なっているなんて、夢のようなアイスだ。

ちゃんとアイスとチョコが層になっているのが、こうしてみるとよく分かる。

スプーンですくうと、ぐちゃぐちゃっとしてしまうが、チョコがパリパリしていて食感が楽しい。一口食べるごとにビエネッタとのお別れが近づく……、悲しいが溶けてしまったらもっと悲しいので、さくさくスプーンで食べ進めた。

ビエネッタとのお別れは済んだ。しかし悲しんでもいられない。なぜなら、販売元の森永は、早速ビエネッタっぽいアイス『Variche(バリッチェ)』なる商品を販売した。ただ、こちらの商品の販売エリアは限られていて、今のところ東海・北陸エリアのみとなる。
当たり前にあったものが、こうしてまた1つ消えた。昭和のものがなくなっていくたびに、自分が歳をとったのだと改めて感じた。