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ドラマ「緊急取調室」第5シーズンの感想&全シリーズで一番印象に残った話

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テレビ朝日のドラマ「緊急取調室」第5シーズンも全話楽しく見ることができた、姉です。

2014年に始まった「緊急取調室」が、2025年秋の第5シーズンと12月26日に公開される劇場版をもって、シリーズ完結となるというので、第5シーズンもしっかり全話見ました。

どんなドラマなのか今更ここで書く必要もないと思うので、今シーズンで面白かったなぁと思った話や、全シリーズで一番印象に残った話など少し書きたいと思います。

「緊急取調室」について詳しく知りたい方はテレビ朝日HP「緊急取調室」をチェックしてみてください。

第5シーズンは全9話

第1・2話と、第8・9話は話が続いているけれど、第3話から第7話は一話完結。どの話に誰がゲストだったかというとこんな感じ。(敬称略)

第1話
ゲスト:山本耕史、若村麻由美、角田晃広

第2話
ゲスト:山本耕史、若村麻由美

第3話
ゲスト:戸次重幸

第4話
ゲスト:大原櫻子、高岡早紀

第5話
ゲスト:高橋ひとみ、坂元愛登

第6話
ゲスト:イッセー尾形

第7話
ゲスト:加賀まりこ、藤本隆宏

第8話
ゲスト:玉山鉄二、大橋和也

第9話(最終話)
ゲスト:玉山鉄二、大橋和也

印象に残る2つの話

個人的には、日本最年少の女性死刑囚・佐藤礼奈(大原櫻子さん)と彼女の弁護士・清原美香(高岡早紀さん)の第4話は、大原櫻子さんの演技、話の展開・結末も素晴らしく見応えのある話だった。

そして、つかみどころのない受け答えを貫く契約社員・山田弘(イッセー尾形さん)の第6話はイッセー尾形さんでなければ成立しないようなあっぱれなシナリオで、展開・結末ともによく練られていて、全9話の中で一番印象に残るいつものキントリとは違う面白い話だった。

筆者はドラマを見る時は録画して、字幕を出して見るのだけれど、この2つの話は面白くてすでに何回か見直している。

期待が大きかっただけに…

反対に加賀まりこさんが出演されるというので楽しみにしていた第7話は、天海祐希さんとのバチバチの取り調べを期待していたのだけれど、取り調べを受けたのは加賀まりこさんではなかったのでちょっと残念だった。

やっぱりキントリは面白い

いろいろな刑事ドラマがあるけれど、「緊急取調室」は放送されれば必ず見る作品の1つだった。2025年の秋は同時期に水曜「相棒」、木曜「緊急取調室」と刑事ドラマが一日違いで同じテレビ朝日で放送されるのだから、意識せずとも前日の「相棒」の記憶が新しいまま「緊急取調室」を見ることになるのでやっぱりちょっと比べてしまう。

そんな「相棒」の翌日という結構プレッシャーのかかる状況でも見劣りすることなく楽しく見ることができたのだから、やっぱり「キントリ」はすごいと思う。

そしてこのシーズンと映画で完結になるのは少しさみしく思うけれど、惜しまれつつも…という引き際は「キントリ」らしくてカッコいいのかもしれない。

桃井かおりさん出演の特別編

第5シーズンが終わった翌日、12月26日の劇場版公開の「特別編」として、桃井かおりさんが出演された”伝説回”と語り継がれる2021年(第4シーズン)の第1・2話を2時間のスペシャルバージョンで放送…ということで、久しぶりに見た桃井かおりさんはやっぱりすごい俳優さんだと思ったし、確かに天海祐希さんとのやり取りは面白かったので”伝説回”と呼ばれるのもわかる気がする。ただ、結末がちょっと…

少し話はそれるけれど、筆者の中の桃井かおりさんの女性同士の強烈なやり取りで印象に残るのは、松本清張の小説「疑惑」の映画での岩下志麻さん。

岩下志麻さんとのやり取り(心理戦)もすごいのだけれど、悪女役の桃井かおりさんが赤ワインのボトルを手に持ち、真っ白いスーツを着た弁護士役の岩下志麻さんにドボドボ流しかけ、岩下志麻さんも…というシーンは映画館ではなくテレビでだいぶ前(何十年?)に見たのに今でも覚えているくらい印象に残っている。

全シリーズで一番印象に残る話は…

そんなわけで、筆者的に今までのキントリのいろんな話の中で、今でもはっきりと内容を覚えているくらい一番印象深い作品は、斉藤由貴さんと松下由樹さんが出演された2015年のスペシャル。

このスペシャルは当時初回のテレビ放送で見た時も面白かったし、再放送された時に、結末がわかっている状態で見ても面白かった。

どんな内容か緊急取調室HPより引用させていただきます。

取り調べの可視化を実施している特別取調室を取材するため、報道番組のキャスター・三沢早苗(斉藤由貴)が警視庁捜査一課「緊急事案対応取調班」(通称・キントリ)にやって来た。可視化の必要性や、正々堂々と戦う覚悟を熱弁するキントリの紅一点刑事・真壁有希子(天海祐希)に、キャリアウーマンの早苗はすっかり共感。「いい友達になれそう」と、声高らかに固い握手を交わし合う。

 その翌日のことだ。キントリはある被疑者の取り調べ要請を受ける。その被疑者とは前日の朝、女子刑務所から仮釈放されたばかりの元美容師・矢島聖美(松下由樹)。親友の紹介で付き合い始めた恋人を殺した罪で6年も服役し、ようやく解放されたにもかかわらず、なんと仮釈放からわずか3時間15分後に「人を殺した」と言って自首してきたのだ。実際、供述通りの場所から、聖美の指紋や皮膚が付着した凶器と、男性の遺体も発見された。ところが不可解なことに、遺体の死亡推定時期は約1週間前――どう考えても、刑務所に収監中だった聖美には遂行不可能な犯罪だったのだ!

 聖美はなぜ犯し得ない罪を自白したのか。その嘘の裏にはどんな真実が隠されているのか…!? 

取り調べを担当する有希子は事実を究明しようとするが、聖美は“嘘の自白”を突き通すと同時に、疑ってかかる有希子を挑発。挙げ句、洗いざらい話す条件として、あろうことか取り調べのテレビ中継を提示してくる。だが、有希子はこれを断固拒否。自供を覆す証拠をつかむため、キントリの面々は仮出所後3時間の足取りや、事件背景の裏取りに走り回る。そんな中、有希子は聖美が出頭時になぜか所持していた高校時代の卒業アルバムに着目。母校を訪ね、捜査の新たな視点となる“意外な手がかり”を得るのだが…。

 聖美の取り調べに与えられた時間はわずか3日! 有希子らキントリの面々はその間に真実へたどり着こうと奔走するが、聖美は自供を翻すどころか、“遂行不可能な第2の事件”まで告白し始めて…!?

「緊急取調室」HPより

劇場版はどうだろう

シリーズ完結となる『劇場版「緊急取調室 THE FINAL」』は12月26日公開。”前代未聞の取調べ…内閣総理大臣との最後の闘いに挑んでいきます。”ということで、なんだかスケールが大きい。

もうこれで最後、完結となるのは少しさみしく思うけれど、惜しまれつつ終わることで良き作品として記憶に残るのかもしれない…今まで楽しませてもらえたことに感謝、そしてお疲れ様でした。

劇場版「緊急取調室 THE FINAL」予告1 12月26日(金)公開

劇場版「緊急取調室 THE FINAL」予告2<12月26日(金)公開>

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