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ドラマ「怪物」第4話:日本版第4話と韓国版の第4・5・6話を見た感想

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日本版「怪物」第4話とオリジナル韓国版「怪物」の第4・5・6話を見てみた、姉です。

WOWOW 連続ドラマW「怪物」 (全10話)は、第1話のみならず第2話まで無料配信中(YouTubeでまるごと無料配信中)。

そしてWOWOWではオリジナル韓国版(以下、韓国版とします)の全16話を見ることができる(9月30日まで、要加入)。

ということで、日本版の第4話は韓国版と比べてどんな感じになるのか楽しみにしていた。

日本版の第4話のあらすじはWOWOWさんのHPから引用させていただきます。

富樫の不自然な供述に疑念を深める真人は、富樫が凛子(剛力彩芽)の焼肉屋で美緒の指を切断したのではないかとにらむが、後に田所の証言により富樫は放免される。一方、加代(高畑淳子)と中橋(橋本じゅん)は羽多野町の再開発を進めるため、顔なじみの八代を頼る。さらに渦中の柳が再開発のイベントに利用され、激高した富樫が現場に押し入る事態に。謎めいた殺人事件と再開発の謀略が絡み合い、羽多野町は混迷していく――。

WOWOW ドラマW「怪物」より

日本版の主役2人は安田顕さん演じる富樫浩之、水上恒司さん演じる八代真人。
韓国版では富樫=ドンシク(シン・ハギュンさん)、八代=ジュウォン(ヨ・ジングさん)。
以下それぞれを富樫・八代、ドンシク・ジュウォンとします。

内容に関しては詳しく書きませんが、日本版と韓国版のちょっとした違いなどを書きます。

まず日本版は”第4話”だけだけれど、韓国版は第4話「泣く」とエピソードタイトルがある。

そして第4話の日本版は49分で韓国版は1時間1分と韓国版の方が12分長い。

そもそも日本版は全10話、韓国版は全16話と6話韓国版の方が長いので、いつのタイミングで日本版が話をギュッと縮めてくるのかと思っていたら、それが今回の第4話だった。

韓国版の第4話・泣く(1時間1分)、第5話・だまされる(1時間4分)、第6話・だます(1時間3分)を日本版は第4話の1話に内容を凝縮している感じ。

韓国版の3話分、188分を日本版では48分にまとめているのに、そんなに違和感なく話が進むのはすごいなと感心した。

というわけで、具体的に日本版の第4話と韓国版の4・5・6話を比べると違いが多すぎるので、今回はそれぞれの登場人物の個性が少しずつ違うことについて書くことにする。

韓国版の登場人物は日本版の登場人物よりもたいぶ表情が豊かというか、感情の起伏が激しいというか…。

韓国版はどの登場人物も怒るときはまさに激怒、そして心無い言葉を言うときは本当にひどい言い方だし、権力にへつらう感じや、自分の身を守るためにする行動も徹底している。

例えば、日本版の八代はわりと落ち着いた感じだけれど、韓国版のジュウォンは、かなり追い詰められている状況でいろんなことを先走るし、挙句の果てにドンシクから話を聞き出すために拳銃を向けたりしてなにしろ危なっかしい。

そして店を切盛りする凛子(剛力彩芽さん)にあたる、ジェイ(チェ・ソンウンさん)も自分の店が犯行現場と疑われた時のジュウォンに対する怒りの表現はとても激しい。

全体を通して思うのは、韓国版は描写が細かく、登場人物の個性がよりはっきりとわかるので物語に厚みを感じるが、その分展開はゆっくり。

一方、日本版の第4話はストーリーの大事なポイントを抑えた上で、話が凝縮されていて展開にもそんなに違和感がないのて、こちらはこちらで良いと思った。

そういえば、韓国版のドンシクは持病か何かあるのか、ところどころで薬のようなものを飲むシーンがあるけれど、日本版の富樫には今のところない。

そしてこの2人の自宅に八代&ジュウォンは何も言わず勝手に入って突然現れることがよくある。平和な町だから鍵を閉めないとかなのか?それとも入ってきてもらうための罠なのか?

あまりネタバレすると面白さが半減してしまうので、このくらいにしておきます。

次週は事件が大きく動きそうなので、どんな感じになるのか楽しみ。

日本版「怪物」第1話・第2話まるごと無料配信中です。2025年7月28日現在。

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