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ドラマ「怪物」第2話:日本版と韓国版の第2話を両方見た感想

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日本版「怪物」とオリジナル韓国版「怪物」の第2話を両方見てみた、姉です。

WOWOW で7月6日(日)から始まった連続ドラマW「怪物」 (全10話)は、第1話のみならず第2話まで無料配信中(YouTubeでもまるごと無料配信中)。

そしてWOWOWではオリジナル韓国版(以下、韓国版とします)の全16話を現在見ることができる(要加入)。

日本版と韓国版の第2話はすでに見たけれど、せっかくなので両方もう一度見てみた。

日本版の第2話のあらすじはWOWOWさんのHPから引用させていただきます。

葦原で見つかったのは、真人が囮捜査に利用していた女の遺体だった。そのことを知った真人の父親であり警察庁次長の八代正義(渡部篤郎)は、自身の出世の妨げになることを恐れ、もみ消そうと画策する。一方、柳(小手伸也)のひとり娘・美緒(久保史緒里)がこの数日間、自宅に帰ってきていないことを知った富樫は、繁華街で酔いつぶれていた美緒を見つけて保護する。しかし、その夜、またしても凄惨な事件が起きてしまう――。

WOWOW ドラマW「怪物」より

内容に関しては第1話・2話ともに無料配信されているので詳しく書きませんが、日本版と韓国版のちょっとした違いなどを書きます。

まず日本版は第1話・第2話だけだけれど、韓国版は第1話「現れる」・第2話「消える」とエピソードタイトルがある。

そしてなんといっても一番の違いは、作品のボリューム。「怪物」日本版は全10話で第1話は45分、第2話は48分。韓国版は全16話で第1話は1時間5分、第2話は1時間8分。そう、韓国版は話数が16と日本版より6話多く、第1話・第2話ともに20分長い。

なので、やはり韓国版の方が描写が細かかったりする。それは仕方ないとしても第2話のいくつか違う部分をあげると…

日本版では舞台となる羽多野町の再開発計画について描かれているが、韓国版ではほんの少し。これは日本版が話数も各話の時間も短いからかもしれない。

そして安田顕さん演じる富樫浩之=シン・ハギュンさん演じるイ・ドンシクの人柄にもちょっと違いを感じる。

韓国版のドンシクは今のところどんな状況でも非暴力的な感じで、知りたい情報を得る時は以前にいた部署の元同僚(多分)から教えてもらう。

一方、日本版の富樫は悪い人を捕まえるときにわざと殴られたりして公務執行妨害で逮捕したり、女の子を助けるときに絡んでくる男を投げ飛ばしたりしてちょっと強引な感じ。そして知りたい情報を得るために借金のある他県の警察官にお金をちらつかせて情報を聞き、聞いたあとにお金は渡さなかったりする。

幼馴染のひとり娘が数日間、自宅に帰ってきていないことを知り繁華街で酔いつぶれていたその娘を見つけて保護し、酔いが覚めるまで休ませるシーンでは、ドンシクは職場の派出所で休ませ、富樫は自宅で休ませるという違いがある。

他にも日本版にはないけれど韓国版にはドンシクは持病があるのか薬を飲むシーンがあったり、パトロール中に雨のなか傘もささずに道に座り込む男性に声をかけ、濡れないようにパトカーに乗るよう促すと”警察は嫌いだ”と猛烈に嫌がる(知的障害を持っている)ので、雨に濡れながら親が迎えに来るまで一緒に待つ(6時間)という話がある。

というわけで、片方にあるシーンがもう片方にはなかったり少しずつ違う部分はあるけれど、第2話の最後は両方とも同じ感じで終わる。

どちらも中心となる事件は、両手の第一関節から切り落とされた10本の指がきれいに並べられ、被害者の自宅そばで発見されるという猟奇的な連続殺人事件。殺害されてから切り落とされているのか状況がわからないけれど、亡くなる前に指を切り落とされているのだとしたら想像するだけで恐ろしい…

話数も1話ごとの時間も日本版は短いけれど、今のところそんなに違いはない。次週第3話はどんな感じで物語が進んでいくのか今後の展開が楽しみ。

日本版「怪物」第1話・第2話まるごと無料配信中です。2025年7月15日現在。

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