日本版「怪物」とオリジナル韓国版「怪物」の第1話をもう一度見てみた、姉です。
WOWOW で7月6日(日)から始まった連続ドラマW「怪物」 (全10話)。すでに先日第1話のみならず第2話まで先行配信されていて、(YouTubeでもまるごと先行無料配信)オリジナル韓国版(以下、韓国版とします)の全16話もWOWOWで現在見ることができる。
日本版と韓国版の両方の第1話はすでに見ているけれど、せっかくなので両方もう一度見てみた。
日本版の第1話のあらすじはWOWOWさんのHPから引用させていただきます。
25年前、羽多野町の女子大生・富樫琴音(糸瀬七葉)が切断された指だけを残して失踪した。事件は未解決のまま時が過ぎ、琴音の兄である富樫浩之(安田顕)は現在、羽多野署の生活安全課の刑事として働いている。同署に異動してきたキャリア警察官の八代真人(水上恒司)は、富樫が琴音を殺害したのではないかと疑っていたが、そんな中、指のない女性の遺体が発見された。25年の歳月を超えて、再び“怪物”が動き出す。
WOWOW ドラマW「怪物」より
内容に関しては第1話・2話ともに無料配信されているので詳しく書きませんが、韓国版と日本版のちょっとした違いなどを書きます。
なんといっても一番の違いは、作品のボリューム。「怪物」日本版は全10話で第1話は45分。韓国版は全16話で第1話は1時間5分。そう、韓国版は話数が16と日本版より6話多く、さらに第1話は20分長い。
なので、やはり韓国版の方が描写が細かい。例えば主演の2人で比べてみても、
安田顕さん演じる富樫浩之=シン・ハギュンさん演じるイ・ドンシク。
韓国版のイ・ドンシクは所々で法律に関する知識がスラスラと出てきて、かなり法律に詳しく、観察力や記憶力を発揮する場面があるが、日本版の富樫にその描写はない。
水上恒司さん演じる八代真人=ヨ・ジングさん演じるハン・ジュウォン。
父親が警察組織のNo.2という立場は同じでも、韓国版のハン・ジュウォンは、八代よりもお金持ちそうで、より綺麗好き(潔癖症?)。部屋には几帳面に色分け配置されたファイルケースがずらりと並んでいたり、パトカーの助手席では取っ手やダッシュボードなどをウェットティッシュ?で何度も拭いたりする。日本版の八代にその描写はない。
他にも日本版では、富樫の幼馴染の母親(政治家)、富樫の友人の娘が出てきたり、富樫の現在の母親の状況がわかったりするけれどそれらは第1話の韓国版にはない。ただ違いはいろいろあっても第1話の最後は両方とも同じ感じで終わる。
話数も1話ごとの時間も日本版は短いので、展開が早くサクサクと話が進むのか?どんな感じのリメイクになるのか今後が楽しみだ。
日本版「怪物」第1話・第2話まるごと無料配信中です。2025年7月7日現在。