はい、基本的に左利きな妹です。
基本的にとはどういうことかというと、だいたいのものは左でやるが、最初に右で覚えたものは右でやる。例えば箸は右だしマウスも右。ギターやベースも右だし、書道は右。だけど基本的に文字を書くのは左だし、刃物や危険を伴うものは左で持つ。
つまり本来左利きなのだ。我が家は姉と母は右利きだが、父と自分は左利きという家庭だ。父は自分とは違って箸も左で持っていた。自分は箸を習う時に、右で習ったから右で持つようになった。
それと同じ理由で、最初に弾いた楽器が右利き用だったので右で覚えた。ちなみに左で箸も持てるが、右のほうが慣れているので右を使っている。
そういえば、姉はすぐテレビを見ていても左利きだと違和感で気付くが、自分にとって左利きはまるで違和感がないので気付かない。さらに右利きの人を見ても、当然違和感はないので気付かない。どちら利きであろうとも、自分にとっては違和感がないという、なんとも不思議な状態だ。
多分右利きの人が左手を使うよりも、逆の手をうまく使うことができる。だが、字は下手だし不器用だ。結局どちらの手も上手く使えていない。
ダヴィンチを気取りたいわけではないが、幼い頃、鏡文字をよく書いていた。今思うと文字が右利き用にできているため、文字を書こうとすると逆になってしまっていたのではないかと。
そんなわけで両利きという人は、元々左利きの人が多いのではないか?と勝手に思っている。