団塊ジュニアとデヴィッド・リンチの思い出

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はい。初登場の妹です。姉の妄想の産物ではなく存在しています。以後よろしくお願いします。

2025年1月15日に78歳で亡くなったデヴィッド・リンチ氏。団塊ジュニア世代は彼との思い出がある人も多いのではなかろうか。

『ツイン・ピークス』のビデオを借りたくて、レンタルビデオ屋に通い、次の巻を借りるのを待っていたあの日々。結局どう終わったんだかうろ覚えだが、ローラを殺した犯人は誰だったかは覚えている。

初めてチェリーパイの存在を知り、アンナミラーズで食べた時の衝撃。まるで自分があの街の登場人物にでも、なったような気がした。

それ以前も『イレイザーヘッド』や『エレファントマン』で有名だったリンチ氏。彼の映画は見てはいけないものを見てしまったような、そんな背徳感を覚えた。

中でも『ブルーベルベット』はとんでもなく自分が悪いことをしているような気になった。そして『マルホランド・ドライブ』や『ロスト・ハイウェイ』で悪夢のような世界に誘われた。

映画の内容にどんな意味があるのかとか、そんなことはどうでも良かった。ただただ、彼の作る映画の雰囲気が好きだった。

そんな彼の映画で一番印象に残っているのは、こんな感じの風だか空調だかの音。この音を聞くたびに、今後も彼をふと思い出すのだろう。

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